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マネー編
ムリのない
資金計画づくり
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マンション購入のお金について学ぼう
マンション購入のお金について学ぼう
マンションは高額なものですが、無理のない資金計画を立てれば、多くの人にとって手が届かないものではありません。まずは、購入のためのお金について学びましょう。
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自己資金はどのくらい
用意すべき?
自己資金はどのくらい
用意すべき?

自己資金を考える前に、まずは月々返済可能な金額から逆算して、借入可能な金額を考えましょう。夫婦のどちらかが退職を予定されている場合は、退職後の世帯収入で考えます。おおよその借入金額が計算できたら、足りない分を頭金とします。ただし、現在は低金利で、住宅ローン控除の制度があるため、あえて頭金をためずに借りるという選択をする人も少なくありません。
ちなみに、マンションを購入する際には、頭金のほかに登記費用やローン借入費用といった諸費用が150~250万円程度かかります。さらに新築分譲マンションにはカーテン、エアコン、照明などがついていないことが多いので、それらを購入する費用、引っ越し費用なども必要です。金融機関によっては、これらの費用と購入金額をまとめて住宅ローンを組むこともできます。

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住宅ローンって
誰でも借りられるの?
住宅ローンって
誰でも借りられるの?

住宅ローンを借りる際には審査があり、収入の状況と過去のカード使用歴などがチェックされます。職業・性別等の条件はありませんが、年齢には条件があり、契約時に20歳以上で、返済は80歳前後までと定められています。つまり、住宅ローンで最長の50年ローンを組めるのは30歳前後までです。
借入可能な金額の上限は、年収で決まります。年間の返済額は年収の35%以内とする金融機関が多く、自営業では確定申告で決まる年収が基準になります。本人の条件では希望の金額は難しくても、定収入のある配偶者や親子共同のローンに変更する等の方法で金額アップは可能です。また、シニア世代では「リバースモーゲージ型住宅ローン」という、死亡したときに不動産を処分することを前提とした貸付制度を利用する方法もあります。

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ファミリーの資金計画例
世帯年収912万円※1の30歳代ファミリーが、首都圏にある専有面積65.04㎡、販売価格6,567万円(税込) ※2の分譲マンションを購入する場合を想定。
頭金0円、諸費用を住宅ローンに組み込み、毎月均等払い+ボーナス併用払いを利用した場合の資金計画および返済額の目安です。
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月々の返済額の目安
下記借入内容内訳は概算です。正確な返済額は、金融機関から送付される償還明細表をご参照ください。
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単身世帯の資金計画例
年収443万円※1の単身世帯が、首都圏にある専有面積40.0㎡、販売価格4,040万円(税込)※2の分譲マンションを購入する場合を想定。
頭金10万円、諸費用を住宅ローンに組み込み、毎月均等払いを利用した場合の資金計画例および返済額の目安です。
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月々の返済額の目安
下記借入内容内訳は概算です。正確な返済額は、金融機関から送付される償還明細表をご参照ください。
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シニアの資金計画例
年収580万円※1の世帯主が60歳以上の世帯(勤労者世帯)が、首都圏にある専有面積60.0,㎡、販売価格6,060万円(税込)※2の分譲マンションを購入する場合を想定。
自己資金4,160万円(頭金4,060万円、諸費用100万円)、リバースモーゲージ型住宅ローンを利用し2,000万円を借入れた場合の資金計画例および返済額の目安です。
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月々の返済額の目安
下記借入内容内訳は概算です。正確な返済額は、金融機関から送付される償還明細表をご参照ください。
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リバースモーゲージ型住宅ローンとは?
住宅取得やリフォームなどの資金を必要とする50代以上の人※注1が、自宅を担保に金融機関から融資を受け、利息のみを毎月支払う形式のローン商品です。自宅を相続する必要がない高齢者が、手元にある資金を残したまま快適な住まいを手に入れる方法として、近年多くの金融機関が取り扱っていす。借入金の返却は、契約者が亡くなった際に自宅を売却して一括返済する、相続人の所持金で一括返済する等の方法があり、相続人に債務を残さない仕組みとなっています。同居の配偶者は連帯債務者になることで※注2、契約者の死後も利息を支払い続けていれば、自宅に住み続けることができます。
注1 対象年齢は金融機関によって異なります。
注2 自宅を資産として残したい場合は、借入期間中に元金を返済することも可能です。
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資金計画を立てる前に…
資金計画を立てる前に…

資金計画を立てる前に、ご家族の間でお金のことをすべて情報共有し、クリアにしましょう。カードローン等を利用されている場合、住宅ローンの審査で明らかになります。また、カードローンの金額によっては住宅ローンの上限に影響するので要注意です。
住宅ローンの審査では、クレジットカードや携帯電話等の支払いによって「信用」をチェックしています。支払いに2回以上の遅延がある人は、高収入の方でも審査に落ちる可能性があるので、各種引き落とし日は忘れないようにしてくださいね。
そして、一番大事なことはマンション選びの優先順位を決めておくこと。大事にしたいこと、妥協してもいいことを決めておくと、物件選びがスムーズに進み、時間的なロスを防ぐことができます。

「家賃がもったいないから」とマンション探しを始められたお客様が、あちこちの物件をご覧になっているうちに10年以上過ぎてしまうということも。マンションに詳しくなればなるほど、こだわりたいポイントが増えていき、もともと気になっていた家賃のことが忘れられてしまうようです。百点満点でなくても、おおよそ満足できるマンションを購入し、自分らしい暮らしを楽しみながら資産形成を図り、理想のマンションに出会ったときには住み替える、という考え方もありますよ。
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