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夏の暑さは、これからが本番。この季節ならではの開放感を楽しみながら、爽やかな気分で過ごしていただける、インテリアのアイデアをご紹介します。

まずは、光と空気のコントロールから

夏を涼しく過ごすために、大切なポイントは2つです。

1)光と空気をコントロールする
照りつける日差しをほどよく遮ることができれば、室温の上昇がかなり抑えられます。また、部屋の中の風や空気を動かせば、体感温度が下がります。

2)五感で涼しく感じられるコーディネートを
見た目はもちろん、耳、鼻、肌などの感覚からも感じられる涼しさをコーディネートすれば、体感温度はさらに下がります。
上の2つを合わせて行えば、暑さはかなり軽減するはず。エアコンはできればあまりつけたくない…という方も、最低限の運転とプラスして、ぜひ実践してみてください。

光と空気をコントロールするには、下のような方法があります。

●窓からの光を上手にカット
陽が多く差し込む方角(南・西)の窓には、遮熱・紫外線防止効果のあるレースカーテンを。最近では、窓から見える景観や明るさを残しつつ、しっかり熱を遮断してくれる軽やかな素材のものが多く出ています。また、窓に遮熱・UVカットフィルムを貼るのも効果的。どちらも夏の光熱費を削減できるだけでなく、紫外線対策としても1年中役に立ちます。

●屋外は、住宅のイメージに合った遮光を
屋外の遮光は、風を遮らないものを取りいれましょう。洋風住宅なら、オーニング(窓や入口の上などに張る布製の日よけ)を設置して。簡単に取り付けられるものもたくさんあります。和風住宅なら、昔ながらのすだれやよしずを下げてもなじみます。

●換気は、窓を2ヶ所以上開ける
空気の入れ換えをするなら、比較的気温が下がる朝に、5分を目安に行いましょう。開ける場所は必ず2ヶ所以上に。早く風を通したければ、向かい合った窓や扉を開けるのが一番ですが、そのような位置関係でなくても、複数の入出口があれば空気は流れます。

●空気を動かす工夫をする
シーリングファンや扇風機を使うのもよい方法。お休みになる時など、直接カラダに風が当たらないように回すだけでも、気持ちよく眠れます。羽なしの扇風機は、静音設計でデザインが美しいのでおすすめ。小さいお子様やペットがいらっしゃるご家庭でも、安心して使えます。
五感を涼しくする、インテリアコーディネート

見る、触る、聴く、嗅ぐ…さまざまな感覚を涼しくするアイデアをご紹介します。

●片づけ&整頓でスッキリ感を
部屋が雑然としていると、それだけで暑く感じます。基本的にものは出したままにせず、きちんと収納しましょう。雑貨やお子様のおもちゃなど、どうしても散らかってしまいがちなものは、同じ色・同じタイプのボックスに収納すれば、かなりスッキリします。

●寒色の小物でリビングを演出 涼しく見える色といえば、やはり寒色系。クッションを、ブルー系やグリーン系などのグラデーションでいくつか揃えると、手軽に涼しさを演出できます。素材は、綿や麻、シルクタッチなど夏らしいもので。また、クッションと同系色のアートを飾るのもおすすめ。ポストカートを額に入れるだけでも、素敵なお部屋のアクセントになります。

●透明感&軽さ&海がキーワード
ガラスやラタン(籐)は夏の定番。フラワーベースや食器、小物などで取り入れましょう。シェル(貝)や砂など海のモチーフを、瓶に入れて飾るのも素敵です。手軽に季節感を出したい方は、カーテンをまとめるタッセルを、クリスタルやビーズ、シェルなどの飾りがついたものに変えてみては? クッションとタッセルをシェル形で揃えるなど、同じモチーフで小物を揃えれば、スタイリッシュにまとまります。

●照明でリラックス
太陽のように上から煌々と照らす光を、人は暑く感じます。照明はサイド、または下に置くようなタイプを選びましょう。LED型のキャンドルを1~2個つけ、ゆらぐ光の中で、好きなお酒や飲み物を…という過ごし方も、暑さを忘れてリラックスできますよ。

●快眠のモトは通気性&触感
シーツやパジャマなどのリネン系も、通気性が良く、さらさら、ひんやりした触り心地のものを選んで。オーガニックコットンや麻、シルクなどがおすすめです。

●音や香りで涼しい気分に
せせらぎ、海の波、ハワイアンなど、水や海、川を連想させるような音をBGMに。ペパーミント、ユーカリ、ベルガモット、グレープフルーツなど、清涼感のある香りを玄関や洗面所などでスポット的に使うと、気持ちもスキッとします。

ちょっとしたアイデアで、夏の生活は楽しく豊かなものになります。お好きなものから気軽に取りいれてみてくださいね。
荒井 詩万

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