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~あなたの体調管理は、意識レベル? それとも細胞レベル!?

代謝のよい身体は、美肌、美容、仕事の疲労回復など毎日の生活に重要です。身体のために気をつけて食事をしているけれど「なぜか気になる体重とスタイル。疲れもたまりやすい…」。そんな方は、自分で意識して行っている食事の管理が、実は自分の体質に合っていないのかもしれません。自分の遺伝子(DNA※)を知って、代謝の良い身体作りや体調管理=生活習慣の改善に役立てましょう! ※deoxyribonucleic acid(デオキシリボ核酸) 遺伝子。

エネルギー代謝に肥満遺伝子が関与! ジブンに肥満遺伝子はあるの??

食生活や生活習慣だけでは体に起きる様々な病気や現象を判断できないのではないか…。そんな疑問を抱いたところから始まったのが遺伝子(DNA)検査。同じ食事と運動量でも体型に差がつくことに着目したのが始まりです。特に最新の遺伝子検査では、“肥満遺伝子”に関する調査が進んでいます。肥満遺伝子は、エネルギー代謝に関連する遺伝子で、現在までに50を超える遺伝子を発見。中でも日本人の肥満に関与していると思われるのは3つ。この遺伝子情報の“変異”を調べることで個人の「肥満タイプ」を割り出します。“変異”とは遺伝子を構成する基本要素である塩基の“並び方の違い”のことで、個人によって異なるため「変異=個人差」となります。この「3つの肥満関連遺伝子」でわかるのは、個人で異なる“代謝しにくい栄養素”です。では、肥満に関連した“代謝しにくい栄養素”とはどのようなものなのでしょうか。

ジブンの“代謝しにくい栄養素”を知り、効果的な体調管理を実践!

日本人の肥満に関与している「3つの肥満関連遺伝子」の変異の組み合わせから、大きく分けて下記の4タイプが導き出されています。
 
脂質の摂りすぎに注意が必要な遺伝子型タイプ
☆太る時はヒップ・太ももから
 
糖質の摂りすぎに注意が必要な遺伝子型タイプ
☆太る時はお腹から
 
タンパク質の摂りすぎに注意が必要な遺伝子型タイプ
☆一度太ると痩せにくい
 
遺伝子に変異なし。
肥満が気になるなら生活習慣の改善に注意が必要な遺伝子型タイプ

例えば、「脂質の摂りすぎに注意が必要な遺伝子型」の人が、自己判断で「糖質制限」を実施していたら…ご飯・パン・麺・イモ類などの「糖質」を積極的に排除していても、おかずに脂身の多い肉類「脂質」を摂り入れていたり、調味料にマヨネーズやバターなどの「油脂」を多用していたりすれば、“脂質”を日常的に溜めこむことになります。
むしろ、遺伝子的には代謝が苦手でない“糖質”を制限しているのですから、カラダにはいい迷惑かもしれませんね。実際には糖質の減少で糖尿病のリスクは減るかもしれませんが、将来的に動脈硬化のリスクが考えられます。
遺伝子は生涯変わらないもの。一度調べておけば何度も調べなおす必要はありません。“代謝しにくい栄養素”を知り、摂取を抑えることで“溜めこまない身体”(代謝のよい身体)にシフト。自己流の健康管理から遺伝子レベルの管理を実践し、生活習慣の改善に役立てましょう!

菊池 眞弓

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