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精神と美肌にも重要な女性ホルモン

女性ホルモンの生涯分泌量はティースプーンにして約1杯分。とても少ない量で女性の体に一生を通して大きな影響を与えています。例えば、肌や髪の毛、爪などのハリやうるおいに加えて、穏やかな心遣いまで。魅力的な大人の女性に必須の女性ホルモン、その上手な分泌方法を紹介します。

美肌にも影響?! 女性ホルモンの役割

女性にとって大切なのは知っているものの、実際には分からないことも多い「女性ホルモン」。ホルモン自体は卵巣から分泌しますが、その分泌を促すのは脳です。脳の一部である脳下垂体が全身のホルモン系(成長ホルモン、性腺刺激ホルモンなど10種類程度)を支配していて、卵巣が脳下垂体からの指令を受け取ることで、女性ホルモンが分泌されます。
みなさんもご存知の通り、女性ホルモン最大の役割は排卵を促して妊娠・出産という仕事です。しかしその他にも多くの役目を担っています。「肌や髪の毛、爪などのハリやうるおいを保つ」のも女性ホルモンの働きの一つ。
女性ホルモンにはコラーゲンの生成を助ける作用や、骨密度を保ったり、コレステロールを調節して動脈硬化を防いだりもします。また、記憶力や精神の安定なども、女性ホルモンの働きによるところが大きいのです。
では、女性ホルモンを有効に分泌させるためには、どうするべきなのでしょうか。

女性ホルモン分泌とイライラの関係

女性のカラダに影響する“女性ホルモン”と呼ばれるのは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)です。肌や髪にツヤを与えたり、病気を予防したり脳の機能にかかわるのは主に「エストロゲン」の作用と考えられています。エストロゲンは別名“美肌ホルモン”と呼ばれ、生理のあとに多く分泌されます。
そして、体に水分を引き込んだり、食欲を増進させたり、基礎体温を上昇させたりするのが「プロゲステロン」。生理前の時期に多く分泌され、皮脂分泌が多くなったり、むくみやすくなったりします。この2つのホルモンが正常な周期(平均的には28日=生理周期)で分泌されることにより、女性は女性らしい体型や肌のうるおいを保つことができるのです。不規則な生活や過激なダイエットなどを重ねると、脳からの指令を卵巣が受け取れず、カラダは通常のサイクルで働くことができなくなり、自律神経も乱れがちに。そしてイライラとした気持ちを抱えることになってしまいます。このようにホルモンの分泌バランスを崩すと、精神にも悪影響を与えてしまいます。

女性ホルモンの上手な分泌方法は、朝起きて眠るまでの体のリズム(体内時計)を正しく働かせ、ジブンにとっての正常な生理周期(※)を把握し、ストレスをためずに生活することです。規則正しい生活を心掛けることで女性ホルモンと上手に付き合い、穏やかな心と美しい肌を手に入れましょう。 ※周期には25日から30日など、日数に個人差があります。

吉田 正平

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