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癒しの空間づくり。バルコニーガーデン
~バルコニーガーデンのつくり方~

グリーンがほんの少し家にあるだけで、心なごむものですね。それがハーブや野菜ならお料理と健康にも役立って、楽しさは何倍にもふくらみます。でも、何かと制限の多いバルコニーで何ができるのか、お悩みの方も多いことでしょう。ちょっとしたポイントを押さえれば、素敵なバルコニーガーデンがつくれます。

バルコニーは第2のリビング

①過ごして幸せ②眺めて幸せ③育てて幸せそれが素敵なガーデンの三大要素。①と②は、そのままリビングづくりにも当てはまります。通常リビングとメインバルコニーは隣接していますので、二つを合わせて“一つの空間”として考えてみましょう。
バルコニーをより広く感じさせ、リビングのように居心地のよい空間にするためのポイントをご紹介します。

[POINT1]視線の利用
バルコニーの空間を少しでも広く感じるためには、リビングからのバルコニーの眺めをいつも意識することが大切です。バルコニーの一番奥に背の高い植物を置くと、視線が上へ行くためバルコニーの空間が広く見えます。バルコニーにデッキパネルを敷き詰めて、室内の床の高さと揃えてもOK。まさに室内とひと続きの広い空間が生まれます。サッシに近い室内に観葉植物を置くだけでも室内とバルコニーとの境界がぼやけて連続性が生まれます。
 
[POINT2]空の利用
バルコニーの手すりは空とバルコニーとを区切るライン。このラインが目立つと、室内から眺めたときにバルコニーの閉じた空間が強調されて、狭さを感じさせる原因に。手すりにいくつかプランターを掛けて、ところどころラインを花で隠してみましょう。空との境界が曖昧になり、バルコニーが広がって見えます。
 
[POINT3]テイストの統一
リビングとバルコニーとのテイストが違いすぎると、互いにまったく別の空間に見えてしまいます。逆に室内外のテイストを揃えれば、空間としての一体感が強まります。バルコニーが狭くてあまり奥行きのない場合などは、とくに有効な方法です。室内がモダンなインテリアなら、バルコニーに置く鉢をモノトーンで揃えてスタイリッシュな演出を。室内が愛らしいフレンチテイストなら、鉢やフラワースタンドをホワイトに。リビングがナチュラルテイストなら、鉢の間に木製品を配置してみるのも素敵です。

日当たりを有効的に活用するバルコニーをつくるには?

ハーブや野菜は基本的にお日さまが大好きです。
でも日当たりはバルコニーの向きによって異なりますし季節によっても変化します。日当たりを有効的にコントロールするためのポイントをご紹介します。

[POINT1]ガーデングッズの活用
格子状のラティスを手前に設置すれば鉢を掛ける高さがいつでも変えられます。バルコニーにラティスを置けない場合は物干し用の突っ張りポールを利用しましょう。棒を横に渡して固定すれば、高い位置にハンギングバスケットなどが掛けられます。高さを出すための小物も楽しみながら集めたいですね。手すりに掛けるホルダーと一体化したハンギングプランター、あまり場所を取らずにたくさん植えられるダックスフンド型の細長プランターなどは、とくにバルコニーにおすすめです。床に置くフラワースタンドにもさまざまな種類があります。ひな壇式は限られたスペースにたくさんの鉢を置ける点がメリット。床の奥行きがあまりない場合は、ラダーラックやワインボックスなどが便利。エアコン室外機の上にも棚を置いてフル活用しましょう。おしゃれなアイアンスタンドもさまざまな高さのものが市販されています。一方、夏の強い西日を遮るには、すだれ、寒冷紗などの他、ゴーヤなどのグリーンカーテンも有効です。
 
[POINT2]明るさをつくり出す
バルコニーの明るさは、方角だけによって決まるわけではありません。 「環境光」というバルコニーの周囲の建物が太陽光を反射して、北向きバルコニーでも明るい日陰になるケースもあります。 バルコニーの日当たりがよくない場合は、「環境光」を生み出す仕掛けをつくりましょう。明るい色のフェンスやデッキパネルを設置するだけでもバルコニー内が少し明るくなります。手軽な方法なら、反射式の日よけすだれや車のフロントに置く日よけシート、アルミホイルを板などに張った手作りシートをバルコニーの内側に置いても効果があります。雨のかからない場所なら布も使えます。明るい日陰なら育てられる植物はたくさんありますよ。

宇佐美 まり

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