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検査で知るリアルな私
~定期健診と一緒に受けたい! 進化するオプション検査~

定期健診の時、一緒に受けられるオプション検査。面倒だからと先延ばししたり、何となく周りと同じものを…と考えてしまいがちですが、気になる部位やかかりやすい病気は人によって違うもの。検査の内容を正しく知り、自分のカラダの健康に必要な検査を選びましょう。

予防のために受診する、という考え方へ
オプション検査には、
●通常の健診では発見が難しい疾患やリスクを見つけられる
●年齢や性別、家族歴でかかりやすい病気に特化した受診ができるというメリットのほか、
●将来の大切な資産を守る という大きな役割もあります。

がんの手術で入院・通院した場合、部位にもよりますが、50~100万円程度の自己負担が発生します。長期治療や保険適用外の治療を選択した場合は、さらに費用が増えることに。オプション検査の費用は安いものではありませんが、早期発見や予防につなげることで、健康な毎日とともに資産を守ることができるのです。日本でも予防医療の考え方が浸透してきており、疾患の予防に役立つものや、リスクを簡単に調べることができる検査に注目が集まっています。いま話題の検査を、いくつかご紹介しましょう。
くも膜下出血や脳梗塞など、脳疾患のリスクがわかる
■脳MRI
費用目安/36,000円
頭部の断面撮影を行うMRIと、頭部・頸部の血管を検査するMRAで脳疾患のリスクを発見する検査。中でも未破裂動脈瘤を発見できる、ほぼ唯一の手段といわれています。脳の疾患は突然発症し、命が助かっても後遺症が残る可能性が高い病気。受診者は年々増加傾向にあります。高血圧/肥満/運動不足/飲酒習慣/喫煙習慣/物忘れの増加/脳疾患の家族歴 などがある方にお薦めします。


血液検査でがん検診(1)
■腫瘍マーカー
費用目安/1種類1,500~2,500円
がんなどの腫瘍ができると血液中に増える「腫瘍マーカー」という物質の値を調べる検査。血液採取だけで済む手軽さから、多くの方が受診しています。画像診断など他の検査と一緒に受けることで、より正確な診断ができます。マーカーには多くの種類があり、腫瘍のある部位によってそれぞれ異なるため、婦人科系の検査+卵巣の腫瘍マーカーなど、検査の部位と合わせて個別に受ければ精度を高めることができます。


血液検査でがん検診(2)
■アミノインデックス
費用目安/女性6種(胃・肺・すい臓・大腸・乳・子宮)25,000円
血液中のアミノ酸濃度から、がんリスクを見つける検査。一回の血液検査で複数のがんのリスク判定を行います。確定診断ではないため、他の検査と組み合わせることをお薦めします。
ニーズに合った検査を選び、その後の健康につなげよう
そのほか、女性にお薦めしたい検査をいくつかご紹介します。


女性なら受けたい検査(1)
■乳がん検査(マンモグラフィ、乳房超音波、乳房診、腫瘍マーカーCA15-3)
費用目安/マンモグラフィ:5000円 上記4種:20,000円
乳がんは、早期に発見できれば治癒率が高い病気です。自治体の住民検診では、40~55歳まで5年ごとに少額負担で受診できますが、早期発見には、年に一度の定期的な受診が望ましいと言われています。
乳がんは30代から発症率が高まる疾患のため、ご自身の年齢と照らし合わせて受診開始時期を検討しましょう。
女性なら受けたい検査(2)
■婦人科検査(子宮頸がん検査、婦人科経膣超音波、HPV検査、腫瘍マーカー2種:SCC,CA125)
費用目安/子宮頸がん検査:3,000円 上記4種:20,000円
子宮頸がん、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣がんなどの疾患を調べる検査です。女性特有のがんや疾患を早期に発見するためには、
婦人科系の気になる症状がなくても定期的に受診をすることがとても大切です。


胃の調子が気になる方に
■ABC検査(+胃カメラ)
費用目安/5,000円(+胃カメラ 20,000円)
胃粘膜の縮み具合とピロリ菌の有無を調べ、胃がんのリスクを判定する血液検査。胃カメラと一緒に受けるとより正確な診断が可能です。

便秘気味、肉食・早食いな方に
■下部消化管内視鏡(+腫瘍マーカーCEA)
費用目安/30,000円(+腫瘍マーカー 32,000円)
女性のがん死亡率第一位である大腸がん。カメラで粘膜の状態やポリープ、腫瘍の有無を調べます。腫瘍マーカーと一緒に受けると、精度が高まります。

疲労、動悸、息切れ、手の震え、むくみ、喉の違和感などの症状がある方に
■甲状腺検査(甲状腺超音波+血液検査)
費用目安/12,000円
代表的なものではバセドウ病など、年代に関係なく女性に多い甲状腺疾患。超音波で甲状腺の状態や腫瘍の有無を検査し、同時に血液検査で甲状腺ホルモンの値を見ることで機能異常の発見に役立ちます。

健診結果がよければひとまずは安心ですが、本当に大切なのは受診後。健康診断の結果をしっかりと検討し、よい原因、悪い原因を振り返ってみてください。原因につながるよい生活習慣は続け、悪い習慣を改善していくことが、長く健康でいられる秘訣です。自分で原因を見つけるのが難しい場合は、医師や専門家にカウンセリングを受けられる健診施設もありますから、積極的に活用してみてくださいね。
鈴木 理恵

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