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PREMIST Life
癒しの空間づくり。バルコニーガーデン
~ハーブ栽培、始めましょう~

夕食の準備をしながらバルコニーへ。ハーブや野菜をさっと摘み、そのままサラダや付け合わせに。週末はのんびりハーブティー。たくさん収穫したら、束ねて窓際につるせばドライハーブや飾りにも。ハーブと野菜のある暮らしを、さぁ今日から始めましょう!

環境に合わせたハーブ選び&育て方

植物の性質はさまざまです。基本的には日向が好きとはいえ、強い日射しでは葉焼けを起こすものも。乾燥気味が好きな種類、水切れに弱い種類もあります。バルコニーの環境やライフスタイルに合わせたハーブ・野菜を選ぶのが、失敗を減らすコツです。

[POINT1]方角・日照時間
日向が大好きなのはバジルなど熱帯原産のハーブや、ローズマリー、タイム、ラベンダーなど。明るい日陰でも育つのは、ミント、レモンバーム、チャイブ、センテッドゼラニウムなど。スープセロリ、イタリアンパセリ、リーフレタスなどは半日陰の方が、やわらかい葉に育ちます。
 
[POINT2]ハーブは乾燥気味に
コンクリートの多いバルコニーは、吹き抜ける風の影響もあっていつも乾燥注意報発令中。でも多くのハーブは地中海沿岸地方が原産で、乾燥気味の環境を好むため、バルコニーはかえって好都合。とくに乾燥気味が好きなハーブは、ローズマリー、オレガノ、タイム、ラベンダーなど。 ミント、レモンバーム、やわらかな細葉のハーブなどは逆に乾燥を嫌いますので、ミストスプレーなどで乾燥から守ってあげましょう。
 
[POINT3]初めての方におすすめ
乾燥と寒さにも耐えるハーブは、ローズマリー、オレガノ、タイム、ラベンダー(ラバンディン系)など。丈夫さという点ではミントもおすすめ。野菜なら、唐辛子、二十日大根などがプランターでも簡単に育てられます。明るい窓辺ならベビーリーフもOKです。
 
[POINT4]育て方
水やりは「土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷり」が基本。肥料は控えめにしたほうが、ハーブは香りがよくなります。市販の培養土の多くには元肥が入っているため、追肥は控えめがおすすめ。生育期には薄めた液肥を2週間に1回くらい与えましょう。

これさえあれば今日からハーブ・バルコニー

鉢、土、植え付けグッズがあれば、今日からハーブのある暮らしが始まります。大半のアイテムはホームセンターの園芸コーナーで入手できます。

[POINT1]鉢(コンテナ)
ハーブの鉢は通気性重視。なかでも素焼き(テラコッタ)の鉢がおすすめです。二十日大根などの野菜は、深めのプランターを使います。鉢の下にはレンガやポットフィートなどを挟み、床との間に空間をつくりましょう。通気性がよくなる上、冷気の伝導が抑えられます。すのこや発泡スチロールを断熱材として使い、その上に鉢を並べてもOKです。
 
[POINT2]培養土・肥料
通気性、排水性などを考えたハーブ専用の土を使うと便利です。ハンギングには軽さと保水性重視の専用土を。肥料もハーブ・野菜向けのものが便利です。花や実を大きくしたいならリン酸、葉や茎を収穫したいならチッ素の割合が多い肥料を選びましょう。活力剤なども常備しておくと役立ちます。
 
[POINT2]その他の必要アイテム苗の植え付けに必要なのは培養土用のスコップ。普通のスコップよりも、土をすくいやすい筒状スコップがおすすめです。あとは鉢底に敷く防虫ネットと軽石。ハーブ・野菜は無農薬栽培が理想ですが、どうしても必要ならデンプン、ヤシ油など天然成分が原料の薬剤を。
 
★バルコニーガ―デニングのマナー枯葉などが排水設備に詰まったり隣のバルコニーに飛んだりしないよう、掃除や花殻摘みはこまめに。水やりは階下の洗濯物にかからないようご注意を。バルコニーの耐荷重量も事前に確認しておきましょう。マナーをしっかり守ってバルコニーガーデニングを楽しみましょう!

宇佐美 まり

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