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~女性のための人間ドック「レディース検診プレミアム」Ⅱ~

女性特有の疾患に対する検査を集約させたメディカルチェック「レディース検診(乳がん+子宮がん+骨密度検査)プレミアム」は“女性のための”人間ドックです。今回は女性特有のがんである「乳がん」の検診と特長についてご説明します。

マンモグラフィや超音波検査で「乳がん」の早期発見が可能です

「自覚症状はないし、忙しいし…」と、検診を避けていませんか?
生涯に乳がんを患う日本人女性は約12人に1人といわれ、誰もがかかる可能性がある病気ですが、早期に発見した場合の治癒率が高いことも乳がんの特徴です。マンモグラフィや超音波検査は、本人が異変に気づく前に乳がんを見つけることができる優れた検査で、元気な時こそ検診を受けることが重要なのです。乳がんを早期に発見できれば、治療は短期間で済み、命を脅かされるような事態も回避できます。例えばネイルサロンや美容院のように自分のメンテナンスのために通う場所の一つとしてリストに加えてみてください。30 歳を過ぎたら2 年に1回、40歳では1年に1回を目安に検診をおすすめします。

[マンモグラフィ検査]
乳腺専用のエックス線検査。乳房を上下・左右から透明な板に挟んで撮影。乳房の張りがある月経前を避け、月経開始から10 日間を目安に受けると比較的挟んだ時の痛みが少なくてすみます。視触診では見つけられない小さなガンの徴候“石灰化”を発見します。
 
[超音波検査]
周波数の高い音波(超音波)を乳房にあてて、組織からの反射波を画像化して診断します。エックス線ではないので、妊娠中やその可能性がある人でも受けられます。マンモグラフィでは見つけられない“しこり”(良性か悪性か)を知ることも可能です。
 
日ごろから乳房の状態をセルフチェックする習慣を持てば、正常な状態からの変化を早期に発見することができます。もし、乳房の“異変”(乳房のしこり、腫れ、えくぼ状の引きつれ、へこみ、部分的な赤い腫れや黒ずみ、乳頭からの分泌物の有無”など)に気付いたら、速やかに乳腺の専門医(乳腺科、乳腺外来など)を受診してください。

ところで、乳がんが発生しやすい場所をご存知でしょうか?

乳がんとは乳房の乳腺組織にできる悪性の腫瘍のことで、最も発生しやすいのは乳房の外側、わきの下に近い部分。次に乳頭より内側で鎖骨に近い部分となります。この2 か所で80%を占め、そして外側の下、乳首付近、内側の下の順となります。セルフチェックをする時は、全体を確認したあとに、乳房の上半分を特に念入りに。また、乳がんの発症リスクを高める原因として、主に下記が挙げられています。予防のために少しでもリスクを減らしたり、早期発見に留意したりするうえで、参考にしてみてください。
 
【乳がん発症 チェックリスト】
□母親や姉妹、親族で卵巣がんや乳がんを発症した人がいる
□生まれた時の体重が重い
□初潮年齢が早い
□身長が高い
□飲酒量が多い、タバコを吸う
□授乳経験がない
□閉経年齢が遅い
 
乳がんの発生や増殖に女性ホルモンの一種であるエストロゲンが大きくかかわっていることもわかってきました。エストロゲンの分泌量が多い時期が長く続くほど(経口避妊薬の使用、閉経後のホルモン補充療法など)、その影響を受けて発生のリスクが高まります。さらに出産歴がない、初産年齢が遅い、授乳歴がないこともリスクを高めます。また、乳がんは閉経後でも注意が必要です。20代でも近親者の中に乳がんを患った人がいる場合は、いない場合に比べて発症リスクが2倍以上高まるという調査報告があります。
 
乳がんの予防には、自分を大切に思う気持ちが大切です。ほんのわずかな“おかしい?”を見逃さないように、自分の乳房に関心を持ってください。そして、定期的な検診、適度な運動、バランスの良い食事にストレスを溜めない生活を心がけてください。

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