お近くのダイワハウス

PREMIST Life
~ほっと一息。心を満たすアロマ、落ち着くアロマ~
~My Room をアクアリウムにするヒント集~

自分のお部屋を「ポジティブに彩る」空間づくり。何気ない日常が特別なシーンに変わるインテリアコーディネート。今回は美しい魚に癒される「アクアリウム」の魅力と導入ポイントについてご紹介します。

お部屋まるごとアクアリウム!?

アクアリウムをご存知でしょうか。アクアリウムとは魚を観賞するために専用の水槽等で魚を飼育する空間のこと。水草やサンゴを自然さながらに美しくレイアウトした空間は、インテリア性が非常に高く、癒しの空間として見ていて飽きません。
道具としては、水槽、ろ過フィルター、マットと台、照明、etc...。いろいろ選ぶとなると大変ですが、初めての方用に必要な道具が一式揃ったスターターキットがあり、おすすめです。
基本は熱帯魚と共にサンゴや海洋植物をレイアウトする「海水水槽セット」に、水草や流木、岩などをレイアウトし、金魚他淡水魚が優雅に泳ぐ環境をつくる「淡水水槽セット」。さらに魚種に特化し細分化したセットもあります。例えば、小型美種の混泳に適した「カージナルテトラ用」、汽水魚にぴったりの「ミドリフグ用」、海老飼育専用の「レッドビーシュリンプ用」、イソギンチャクと一緒に飼う大人気の「クマノミ用」など、初心者でも充実のラインナップです。
水槽の環境自体はセットで揃えても、「魚は自分で選びたい!」という方の場合は、下記の点に注意が必要です。
 
■魚の大きさ
魚は成長します。購入の際は成魚か稚魚かの確認を。
■魚の特性
飼育しやすく、安価に入手可能で、水質の変化に強く、群泳する魚がおススメです ex;ネオンテトラなど。
 
まずは成魚で小さめの魚、1種からスタートしてみてください。そして魚たちが環境になれてきたら、魚種を増やします。その際に注意しなければならないのが縄張りです。水槽を3層に分けるイメージで、上層を泳ぐ魚、中層を泳ぐ魚、下層を泳ぐ魚といったようにエリアを考えて飼育します。魚種が異なり、同エリアを好む魚は縄張りを守るために攻撃をしかけてきます。会社から帰宅して水槽の前で「えっ!!」といったことにならないためにも注意が必要です。
また、水槽のお手入れをお手伝いしてくれる魚を一緒に育てることも忘れずに。
水槽で水性植物を育てると、必ず「コケ」が発生します。その際に一助となるのが「コケを食べる魚やエビ」です。彼らを入れることで、コケ発生のリスクとコケ掃除の手間を少しですが減らすことができます。とはいえ、彼らが食べきれないほど「コケ」が発生してしまう前に、人の手によるお手入れが必要です。

お手入れ不要?! 注目の「アクアポニックス」とは

アクアリウム導入の際には、水槽サイズが最も気になるところ。一般家庭用で人気なのが30cmから90cmのサイズ。飼育レベルと水槽サイズは関係ありませんので、住宅事情や飼育スタイルに合ったサイズを選んでください。最近は水槽の大きさにかかわらず、高性能なろ過能力を持つ精度の高いフィルターが充実しており、アクアリウムライフを快適に実現してくれます。
ところで、皆さんは「アクアポニックス」という言葉を聞いたことはありますか?
魚の飼育と植物の栽培を循環システムにより実現させた“未来型アクアリウム”のことです。
自然環境と同じ“循環システム”を室内で再現できる装置で、魚たちの排泄物を含んだ水を植物が栄養素として吸収し、植物により自然に浄化された水がまた魚の住処(水槽)へと戻っていきます。アクアリウムとガーデニングが合体した、高い機能性と洗練されたデザイン性に、今、世界中で注目が集まっています。
 
例えば、リビングやキッチンに設置すれば、室内で優雅に泳ぐ魚たちの姿を鑑賞しながら、その横では、新鮮なハーブが栽培され、いつでもキッチンで利用が可能なのです。
 
ネオンテトラやプラティ、金魚などの観賞魚はもちろん、ミント、バジル、ローズマリーなどのハーブ類や、レタスにトマトなどの野菜、チューリップやヒヤシンスの花など、多種多様な植物をお家の中で育てることができます。
 
最大の特徴は「簡単メンテナンス」。従来の水槽とは違い定期的な水換えの必要がなく、水を足すだけで長期間きれいで安全な水質を維持することができるのです。さらに、定期的な水換えがないことで大幅な節水ができ、魚たちも水換えによるストレスなく過ごすことができます。植物は土を使用しない水耕栽培のため、簡単なお手入れで家のなかに緑を取り入れることができます。タイマー付きLEDライトで管理することにより、毎日適切な光を魚や植物に与えることができ、消し忘れによる電気代の無駄も省きます。
 
選択肢はあなたの望む環境に合わせて多様に準備されています。まずはお近くの熱帯魚や淡水魚を専門販売するショップへ。“自分が構築したい環境”をショップのショーケースを参考に探求してみてください。

近藤 康文

ページ上部へ

Copyright DAIWA HOUSE INDUSTRY CO., LTD. All rights reserved.