各自治体・各歯科医院によって微妙な違いがあるようですが、一般的な歯科検診は約30分程度です。
【検診内容】
1)問診票に現在の状況を記入(歯や口の状態、通院の有無、歯の磨き方、生活習慣等)
2)問診
3)目視による歯の検診
健康な歯、処置歯、未処置歯、欠損している歯などに分類
4)歯周病検査
歯茎の状態…腫れ・出血などの有無
歯周ポケット(※)測定(全調査もしくはサンプル調査)…歯肉炎・歯周病の進行度を確認
5)その他、咬みあわせ/舌の粘膜の状態/口内の清掃状態などの確認
※歯周ポケット…歯と歯茎の境目にある溝
1) |
問診票に現在の状況を記入(歯や口の状態、通院の有無、 歯の磨き方、生活習慣等) |
2) |
問診 |
3) |
目視による歯の検診健康な歯、処置歯、未処置歯、欠損している歯などに分類 |
4) |
歯周病検査歯茎の状態…腫れ・出血などの有無歯周ポケット(※)測定(全調査もしくはサンプル調査)…歯肉炎・歯周病の進行度を確認 |
5) |
その他、咬みあわせ/舌の粘膜の状態/口内の清掃状態などの確認 ※歯周ポケット…歯と歯茎の境目にある溝 |
まずはこの検査で、大体の状態が把握できます。更に検査をしたほうが良い場合は、歯科医師から勧めがありますから、後日改めて診療などに進むとよいでしょう。また検診では、虫歯や歯周病などの指摘だけでなく、歯周病の原因となる疾患(糖尿病・骨粗しょう症など)の可能性を指摘したり、体調不良の原因かもしれない「咬みあわせのバランス」、自分では気づかない「歯ぎしり」「食いしばり」「顎関節症」など、いろいろな口腔由来のトラブルを見つけられる可能性があります。日頃の不調など気になっていることがあれば、問診票の記入や歯科医師との話の中で忘れずに伝えると、より的確な診断をしてもらえるでしょう。
検査が終わった後も気を抜かず、
● 家庭でしっかりセルフケアをする
● 細菌の温床となる歯石を完全に落とす
● 検診で定期的にチェックする
の3つがとても大切です。
セルフケアの方法を知りたい方は、希望すれば歯科衛生士の指導が受けられます。歯石は半年に一度を目安に、プロに除去してもらうことを心がけてください。