まち全体が、自然あふれるロケーション。
千里ニュータウン・北の玄関口である北千里エリアは、戸建て街区やマンションが広がりつつ自然が多く、穏やかな空気が流れています。吹田市の「万博記念公園」に次いで大きい「千里北公園」では、四季を通じて多彩な植物や野鳥に出会うことができ、訪れる度に新しい発見があります。阪急北千里駅から東側に歩く歩道橋を渡ると、三色彩道の並木道が広がります。夜は星空がきれいで、夏の大三角形など星座を観測できることも。


みどりを守る「人と人の繋がり」。
1962年に田園住宅都市として開発されて50余年。再開発で建て替えが進むなか、豊かなみどりが守られてきました。そのカギとなっているのが人と人の繋がりです。千里ニュータウンでは住民と行政とが連携し、地区ごとに祭や子ども会が盛んに行われています。このような機会が住民同士の絆を深め、まちに目を向けるきっかけとなり、みどりを守りたいという意識が根付いていくのです。

四季の移ろいを愉しむ「千里南公園」。
阪急南千里駅のすぐ北側から始まる南千里エリア。そのエリアの中心として親しまれているのが「千里南公園」です。丘や池のまわりを歩きながら、桜やツツジなど四季折々の花を満喫できるので散歩コースにぴったり。期間によっては鯉釣りなどができるコーナーも設けられ、子どもから大人まで楽しめます。


住宅地に隣接するみどりは、防音効果もあり。
高野台、佐竹台を取り巻く千里緑地は、開発時に自然のまま残した緑地帯です。その中でも、高町池から海老池にかけては、5月中旬から6月中旬にヒメボタルが生息し、地元ではちょっとした有名スポット。そこから真っすぐ進み、千里ぎんなん通りに入るとイチョウ並木が広がります。道路と住宅地の間にある並木道や厚い樹林帯は、美しい景観をつくるとともに騒音を防ぐ効果ももたらしています。

- 吹田市自然体験交流センター わくわくの郷
-
阪急北千里駅より徒歩10分のところにある、子どもからご年配の方まで自然体験活動が楽しめる社会教育施設。バーベキューや飯盒炊さん、宿泊も可能です(要予約)。施設周辺にある植物や石を使ったクラフトづくりなど体験プログラムも充実。子どもたちはもちろん、虫や植物に触れたことが少ない大人の方にも自然の素晴らしさを体感いただける場所になっています。
※掲載の写真は平成26年10月に撮影したものです。