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まちなかに春を呼込む「こくぶ初市」― 霧島市国分旭通り

  • 更新日:2012年03月01日
  • カテゴリ:周辺情報

  早春恒例の「こくぶ初市」が、今年は2月18・19日に行われました。

 暦の上では春が来ていても、まだ寒い日が続くこの時期。会場となる国分旭通りには、春を求めて沢山の人達がやってきます。約700メートルの通り沿いには、カラフルな露天商が軒を連ねます。
 普段は通れない車道を自由に歩ける歩行者天国は何故か楽しいものです。
 
 
 こくぶ初市の歴史は長く、明治末期から始まりました。郷土史によると『葉たばこの収穫時期ともなると国分専売局の前には出店が立ち並び賑わった。近隣の行商人も集まり、なかなかの繁盛振りであった…。小物屋は天秤棒に幾重も重ねた箱に日用雑貨をはじめ、歯ブラシ、歯磨き粉、ハンカチ、おしろい、かんざし、香油、羽織ひもなどその時々の流行品も商っていた。また、唐人町からの行商のお菓子は大変な評判だった。』とあります。
 

 おはら節にも「花は霧島 タバコは国分」と詠われるように、葉たばこの産地でもあった国分。その専売局(JTの前身)に、近辺の町や村から農家が葉たばこを収めに来ていました。葉たばこを現金に替えた農家は、その帰り道に初市で日用品や家族へのお土産を買って帰ったことでしょう。

 

 地元では「木市」とも呼ばれ植木屋さんの出店も多いです。早く咲き始めた梅や桜や木瓜(ボケ)の花など、春の草木を沢山並べて華やいだ雰囲気。珍しい花や新種の果樹を見つけては、名前を聞いたり育て方を教わったりと店先でのやり取りが楽しそう。荒物屋さんの店先では、鬼おろしという竹で作った道具の使い方を教わっていたお客さんがいらっしゃいました。鹿児島独特の道具で、「本当に美味しくなるのね。」と念押しして買い求める姿も面白いものです。



 
 時代の流れと共に専売局はなくなり、殆どの葉たばこ農家も姿を消しましたが、明治から続く賑わいは、今も国分旭通り会の皆様の手により受け継がれています。

 
 

 

国分旭通り
霧島市国分中央三丁目(国分駅から東へ500m)
こくぶ初市は毎年2月中旬の土日開催




■霧島高千穂リゾートより約18㎞(車で約27分)

■上記の写真はすべて平成24年2月に撮影されたものです。



 

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