スタッフからの現地便り（2011年02月06日）｜ロイヤルシティ宮城蔵王リゾート｜田舎暮らし・別荘

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温泉付！宮城蔵王の山々のふもとで暮らす。別荘、定住どちらにも適しています。

『ざらめ雪』

更新日：2011年02月06日
カテゴリ：自然観察

『ざらめ雪』

普段の冬ならば、さほどの難儀を感じない蔵王の雪。

今年は、大きな寒波が日本列島を取り巻いているものの、ここ宮城県の蔵王では、思い
のほか雪は多くありません。

東北を縦断する奥羽山脈、特に蔵王連峰によって太平洋側の宮城県と
日本海側の山形県側では、だいぶ雪の量も違います。

風によって雪が吹き溜まる場所は別として、遠刈田温泉界の路面に、雪はほとんどあり
ません。仙台とロイヤルシティ宮城蔵王リゾートにある宮城蔵王ロイヤルホテル前を約
１時間１０分で結ぶ宮城交通の路線バスの旅も快適です。

▲平成２３年１月撮影：宮城蔵王リゾート地内：ロイヤルホテル前バス停にて撮影

冬の間、あたり一面を雪で覆われる雪国であれば、屋外で子どもたちの遊びは雪合戦に
雪ダルマ、かまくらを作ること。・・・というのは、だいぶ昔の遊び方（笑）かもしれ
ませんね。最近は、子どもたちの遊ぶ姿を外で見かけることも少ないようです。

さてさて、雪合戦にも雪だるま、かまくら作りにも「適さない雪」があるそうです。

気温が低いときの「パウダースノー」は、いくら握っても固まりません。そして意外に
気付かなかったのが、「ざらめ雪」。

▲平成２３年１月撮影：弊社分譲地内にて撮影。

この「ざらめ雪」は、これからの季節は要注意なのです。「ざらめ雪」は、降り積もっ
た雪が日中の気温上昇で一旦溶け、気温が下がった際に再び氷の結晶となってできるも
の。

そしてその結晶が粒の大きい「ざらめ状」で固まりにくいため、その後に降る新雪が、
表層雪崩となって崩れ落ちるのだそうです。

冬の道路はアイスバーンや圧雪、シャーベット状になっていることが多いですね。

シャーベット状の路面は、砂の上を走るようなもので踏ん張りが利かないので御注意く
ださませ。