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日本では伝統的な木造軸組住宅を中心に、年間約50万戸の戸建住宅が新築されています。それに匹敵する46万戸の顧客資産と、大規模宅地開発(ネオポリス)を通して培った宅地造成・街づくりのノウハウが私たちの事業力の大きな源泉です。
フロー市場での私たちのポジションは常に上位にありますが、マーケットに占めるシェアは2.7%しかないのが現実です。そのため、成熟市場ではありますが、まだまだシェア拡大が可能なマーケットです。私たちは住宅事業全体のシェアを10%に引き上げること、そして、新築戸建住宅市場のNo.
1を実現することを具体的な目標としています。
戸建住宅はその国の気候風土を映すと言われています。地震が多く高温多湿の日本では、特に耐震性と耐久性が重要です。昨年度、プレハブ初となる免震住宅を発売しましたが、さらにそのコストダウンを進め、市場への普及をさせていきます。また、耐久性を高めた外断熱工法の採用や、地域特有の気象条件・暮らし方等に配慮した地域限定商品も発売致しました。
また、安全・健康への配慮として、住宅侵入盗が社会問題化し住まいの防犯対策へのニーズが高まっていることから、防犯用の複層ガラス等の採用で、住まいの防犯性能を向上させました。健康面でのシックハウス対策としては、基本的に有害な物質を含まない建材を使用しています。商品面での施策に加えて重要なファクターとなるのが、サービス面の充実です。40年*にわたる長期保証システム、
お客様相談センターによる定期点検、増改築センターによるリフォーム提案などを強化し、顧客リレーションの積極的な推進で、事業価値の向上を図ってまいります。
*2003年5月より、鉄骨系住宅に加え、在来工法の木造住宅にも適用しました。
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