
阪急茨木市駅の駅前から東西に伸びる、茨木阪急本通商店街。活気あふれる通りの中ほどでアーケードを南へ抜けると、オレンジ色を基調としたスタイリッシュなお店が見えてきます。オランダの三色旗が軒先にはためくその店の名は「Cafe Lekker」。茨木出身のオーナーが1人で切り盛りするカフェです。
「KLMオランダ航空で働いていた経験を活かし、オランダの食文化を地元に広められたらと思ってお店を始めました」。そう語るオーナーがつくるのは、日本ではなかなか味わえない本格的なオランダ料理。定番メニューは、もちもちとした食感がくせになる「パンネクーケン」と呼ばれるパンケーキ。からだにやさしい甜菜糖(てんさいとう)を使用しており、おなかいっぱい食べてもヘルシーなのも特長です。また、豆をじっくりと煮込んでつくるオランダのおみそ汁こと「エルテンスープ」も美味。パンと一緒に食べると、旨味が口の中にふわりと広がります。もちろん、名物のひとつである樽生のハイネケンとの相性も抜群です。
音楽ライブやワークショップ、英会話教室などのイベントも随時開催しており、オランダ文化だけでなくさまざまなカルチャーと出会えるところも魅力。気さくなオーナーと一緒に、日本ともゆかりの深いオランダの風を感じてみてはいかがでしょうか。
ホテル ザ・リッツ・カールトン大阪で副料理長を務め、パリのジャマンで本場の技を学んだ、秋田シェフによるフレンチ・レストラン。地元の人々だけでなく、市外からもたくさんのファンが集う、茨木の誇りともいうべき名店です。旬の素材にこだわった料理の数々は、美味しいのはもちろん盛り付けや彩りも美しい、皿の上の芸術品。目で、舌で、フレンチの匠の技をたっぷりと堪能することができます。
同店がオープンしたのはおよそ12年前。秋田シェフも同時期に茨木に住み始めたといい、今ではすっかり地元民としてこの地に愛着を抱いているそうです。食通をうならせる美食には、地元愛という隠し味が効いているのかもしれません。結婚記念日や誕生日といった記念日にぴったりの同店で、優雅なインテリアに包まれながら、別世界のようなめくるめく美食体験をどうぞ。
茨木出身の西野オーナーが営む、イタリアンと鉄板焼きを融合させたダイニング・バー。鉄板焼きメニューを頼むと、帝国ホテルで修業を重ねた井上シェフが、目の前で自慢の腕をふるってくれます。化学調味料をなるべく使わず、安心して食べられることにこだわりながら、コストパフォーマンスに優れているところも大きな特長。前菜3種・サラダ・ヒレ肉のソテー・パスタ・ピザ・ドルチェ&コーヒーのコースが3,000円でいただけるというのだから驚きです。
また、オーナーは元バーテンダーというだけあって、お酒の品ぞろえにもかなり自信あり。ワインには特にこだわっており、大型セラーには常に約120本のボトルが貯蔵されているとのこと。「もちろん、お好みに合わせたカクテルもお作りしますよ。ぜひ気軽にオーダーしてくださいね」と西野オーナー。
レストランとしてディナーを楽しむもよし、バーとしてお酒を楽しむもよし。また、朝5時まで営業しており、遅い時間でもしっかり食べられるところも魅力。さまざまなシーンに応えてくれる、なんとも使い勝手のいいお店です。
Copyright DAIWA HOUSE INDUSTRY CO.,LTD All rights reserved.