

ゼッチ・マンション
次世代基準の住まい。
大和ハウス工業の取り組み
大和ハウス工業はZEHデベロッパーに
登録・公表されています。

ZEH(ゼッチ)デベロッパーとは、ZEH-M(ゼッチ・マンション)普及の役割を担うマンションデベロッパーや建築請負会社を指します。大和ハウス工業は、「ZEHデベロッパー制度」に登録しており、2055年の創業100周年を見据えて、「人・街・暮らしの価値共創グループ」として持続可能な社会を実現するため、環境長期ビジョン「Challenge ZERO 2055」を策定し、環境負荷ゼロを目指して取り組みを進めています。
大和ハウスグループの
カーボンニュートラル戦略
・2030年までに新築建築物における居住・使用段階の温室効果ガス排出量(総量)を、2015年度比63%削減することを目指します。
・2030年までに原則としてすべての新築住宅・建築物をZEH・ZEB化するとともに、全棟に太陽光発電を搭載することにより、カーボンニュートラルと再生可能エネルギー100%のまちづくりを推進します。
・2030年までに既存建築物において、用途別にZEH・ZEB化改修の実現を図るとともに、省・創エネ改修、および再生可能エネルギーの供給によりカーボンニュートラルを推進します。
2050年までに、新築建築物のネット・ゼロ・エネルギー化と既存建築物の省・創エネ改修、および再生可能エネルギーの供給を通じ、カーボンニュートラルの実現を目指します。
ダイワハウスの分譲マンション
「プレミスト」の取り組み
「分譲マンション『プレミスト』でのZEH-M100%の実現」と「低温排熱と再生可能エネルギーによる工場の脱炭素化」が「2024年度省エネ大賞」で「省エネルギーセンター会長賞」を受賞

2024年12月16日、「分譲マンション『プレミスト』でのゼロエネルギー・マンション(ZEH-M(※1))100%の実現」が、「2024年度省エネ大賞」(製品・ビジネスモデル部門)の「省エネルギーセンター会長賞」を受賞しました。当社グループは、創業100周年にあたる2055年を見据えた環境長期ビジョン“Challenge ZERO 2055”を策定し、環境負荷“ゼロ”の実現を目指しています。その一環として、2022年5月に公表した「第7次中期経営計画」では、2026年度に分譲マンション「プレミスト」においてZEH-M仕様の採用率を100%とする目標を掲げていましたが、2023年2月には、目標を2年前倒しし、2024年度以降に着工する「プレミスト」でZEH-M仕様を採用する計画を発表。地域特性や建物規模などに応じて、ZEH-Mが実現できる外皮断熱材や省エネ設備などの仕様の社内標準化を進めるとともに、ZEH-M事例の社内共有や事業所を対象にした研修などを実施してきました。 2023年4月には、住宅トップランナー制度(※2)の対象に新たに分譲マンションが追加されたことで、環境への意識や機運がさらに高まったことも受け、さらなるZEH-Mへの取り組みを加速させたことで、2023年度に着工した「プレミスト」において、ZEH-M率(※3)は100%を達成しました。
※1.ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス・マンションの略称。断熱性・省エネ性能を高め、再生可能エネルギーなどにより、エネルギ―収支ゼロを目指す集合住宅。当社は、全住戸で断熱性能基準をクリアし、住棟全体で一次エネルギー消費量を20%以上削減する「ZEH-M Oriented」以上の仕様を採用。
※2.国土交通省が住宅の省エネ性能向上のための基準を定め、その基準に照らして建築事業主に勧告することができる制度。
※3.プレミストの総戸数に占める、ZEH-Mを実現した戸数の割合
環境行動計画
「エンドレス グリーン プログラム」のあゆみ
環境行動計画
「エンドレス グリーン プログラム」の全体像
ZEH-M(ゼッチ・マンション)とは?
住まいの断熱性の向上と、エネルギー効率の高い設備の導入で省エネを図り、太陽光発電などでエネルギーを創ることで、年間の一次エネルギー消費量の収支を「ゼロ以下」にすることを目指した集合住宅を指します。
集合住宅におけるZEHには、『ZEH-M』、NearlyZEH-M、ZEH-M Ready、ZEH-M Orientedの4つがあります。


50%以上削減

20%以上削減
『ZEH-M』 | Nearly ZEH-M | ZEH-M Ready | ZEH-M Oriented | ||
---|---|---|---|---|---|
外皮断熱性能 | ZEH基準 | ||||
一次 エネルギー 消費量 削減率 |
再エネ除く | 20% | |||
再エネ含む | 100%以上 | 75%以上100%未満 | 50%以上75%未満 | 再エネの導入は不要 |
断熱性能を高めることは、
ヒートショックのリスク軽減につながります
急な温度変化
血圧の急激な上昇・下降
ZEH-Mは住まい全体の断熱性能を高めているため、部屋と部屋の間の温度差が小さいのが特長です。急な温度変化によって引き起こされる血圧の急激な上昇・下降を防止し、冬場の入浴時などに起こりやすいヒートショックや心筋梗塞などの健康リスクを軽減します。ZEH-Mを選ぶことで、一年を通して快適さのある生活を実現できます。
ZEH-Mは住宅ローン控除制度で優遇されます
住宅の種類 | 居住年 | 年末の住宅ローン残高の上限 | 控除率 | 控除期間 | 床面積要件 |
---|---|---|---|---|---|
長期優良住宅・ 低炭素住宅 |
2024年・2025年 | 4,500万円 子育て世代等※4:5,000万円 |
年末残高の 0.7% |
13年 | 50㎡ (新築の場合、40㎡ (所得要件:1,000万円)) |
ZEH水準省エネ住宅 | 2024年・2025年 | 3,500万円 子育て世代等※4:4,500万円 |
|||
省エネ基準適合住宅 | 2024年・2025年 | 3,000万円 子育て世代等※4:4,000万円 |
※4 「19歳未満の子を有する世帯」又は「夫婦のいずれかが40歳未満の世帯」
※ 税制優遇については現在2025年までしか発表されておらず、2026年以降は未定です。
※ 実際のお取り扱いにつきましては、税務署または税理士等の専門家にご相談ください。
広がるダイワハウスのZEH-M
当社グループは、創業100周年にあたる2055年を見据えた環境長期ビジョン“Challenge ZERO 2055”を策定。環境負荷“ゼロ”の実現を目指しており、2023年度に着工した「プレミスト」において、ZEH-M率※は100%を達成しました。
※プレミストの総戸数に占める、ZEH-Mを実現した戸数の割合