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エル・パティオ牧場

“暮らす森”を知ろう

SLOWNER WEB MAGAZINE

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食・趣味・娯楽

ホーストレッキングで、阿蘇を独り占め。

ロイヤルシティ阿蘇一の宮リゾート/2021.09.06

エル・パティオ牧場

県道11号からやまなみハイウェイに進み、城山展望台から約2km。阿蘇五岳、くじゅう連山、熊本県、大分県、宮崎県にまたがる祖母連山それぞれの頂上が目線の先に広がる、標高850m地点に「エル・パティオ牧場」があります。ここでは、スケール感あふれるロケーションでの乗馬体験や宿泊、食事などが楽しめます。
乗馬には、カウボーイから派生した「ウエスタンスタイル」と英国の軍隊から派生した「ブリティッシュスタイル」があるそうで、エル・パティオで体験できるのは「ウエスタンスタイル」の乗馬。馬に正確な動きを指示するブリティッシュスタイルに対し、ウエスタンスタイルは、人も疲れない、馬も疲れさせない長距離移動をテーマに考案されたもので、馬が自ら考え、自主的に動きを取らせるのも特徴です。乗馬体験コースは、1kmを約20分かけて歩く最短コースから、6kmを約75分かけてじっくり歩くコースまで充実。宿泊すれば、満天の星に包まれながら月夜のホーストレッキングも楽しめます。
「乗馬は非日常の体験。お客さまにとっては一生に1日かもしれない日なので、安全を徹底し、乗馬を楽しんでいただくように専念しています」とマネージャーの福島由紀子さんが語るように、どんなコースも必ずスタッフが同行してくれるので、初心者でも安心です。
パートナーとなる馬たちは、アメリカや北海道からやってきた馬やこの牧場で生まれた馬まで合計約40頭。スタッフが24時間お世話をしながら調教しています。

乗馬スクールやファームステイ(泊まり込みの乗馬教室)も受けられる

膝丈まで伸びた草が風にそよぐ中を、馬に乗って歩く道は、牧場開設から約40年の間につくられた自然な道から成り立っています。馬の背中から、近づいたり遠のいたりする風の道を眺めていると阿蘇ツーリングを楽しむ人が手を振ってくれることもあるそうです。
エル・パティオには、親子連れで訪れる人も多く、「最初は泣きながら出発する子どもたちも、帰ってくるときには、みんな笑って帰ってくるのがほほ笑ましいですね」と福島さん。ここでの乗馬経験がもとでレッスンを始めたり、乗馬愛好家として長く楽しむ人もいらっしゃるといいます。スタッフの多くも、ここで乗馬を体験し、阿蘇の景色に魅了されたという人たち。福島さんもその一人です。「阿蘇は、秋がとくにおすすめです。夕暮れ時には一面が真っ赤に染まって、ススキの穂を太陽の光が照らして美しい金色になるんですよ」
圧倒的な自然の中で、場所も時間も忘れて、非日常に没頭する。草原と大空が広がる阿蘇の頂では、忘れられないひとときが待っています。

レストランでは、あか牛のステーキや、溶岩プレートを使ったバーベキューが人気

「馬を調教していると、自分の技術の未熟さを痛感しますが、やっぱり楽しい。終わりがないのがいいですね」と語るマネージャーの福島由紀子さん。アメリカの馬術大会にも出場されました

取材撮影/2021年7月16日

エル・パティオ牧場 [現地から約14.5km]

エル・パティオ牧場
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