本院のサポートと地域の医療ニーズに応えるため、新たに泌尿器科外来を加えた透析クリニックを開院。
いま、透析治療を必要とされる方は、全国で約31万人を超えると言われています。医療法人中村クリニック様は、福岡県筑後市において21年に渡り、地域の透析治療を支えてこられました。
しかし、遠方より来院される方もおられ、35台のベッドは慢性的に埋まっている状況でした。そこで、近隣地区への分院開設をご検討。隣接する、みやま市北部からの通院患者様も多く、周辺には透析施設がないため、このエリアでの候補地探しが始まりました。
2013年初めには、駅からほど近い立地の某企業の社宅跡地を購入し、本格的に新医院の建設計画が始まりました。建設については、医療法人中村クリニック様の顧問税理士より大和ハウス工業をご紹介いただき、中村理事とともに営業・設計・施工担当者がアイデアや知恵を出し合い創り上げていくスタイルで進行。2014年7月末に完成した新医院「みやま腎泌尿器科クリニック」は、新たに院長を招き、地域の医療ニーズに応えるカタチで、泌尿器科の外来機能も備えました。
THEME1 | 本院の満床状態の対応と、周辺エリアの患者様のニーズに応えるため、分院建設の検討が必要となる。 |
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THEME2 | 建設予定地周辺には、泌尿器科の医療機関もなく、地域医療への貢献のために、腎泌尿器科クリニックとしての開設を計画。 |
POINT1 | すべてのスペースに余裕を持たせ、空間の贅沢を演出した建物づくり 待合スペースやロビーなどのスペースにも十分な余裕や設えなどの配慮をし、訪れる患者様に安らぎや癒しを感じていただけるよう演出しました。 |
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POINT2 | 長時間滞在される患者様の快適性を重視した、さまざまな配慮 週3回、約5時間を治療に費やされる透析患者様の快適性に配慮し、空調や目に見える天井の形状まで工夫を凝らしました。 |
POINT1 | 本院から移転される患者様はもちろん、周辺の総合病院や大学病院の紹介で、多くの問合せや予約申し込みが寄せられています。 |
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POINT2 | 高級感ある上品な建物は、工事中から地域の話題になっており、医療スタッフも順調に確保することができました。 |
CASE5
医療施設 みやま腎泌尿器科クリニック