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低金利やペイオフの全面解禁を前に、新築アパート市場は活況が続いています。新設着工戸数は3年連続で前期を上回り、0.9%増の458,708戸となりました。また「所有から利用へ」の傾向もさらに鮮明になり、「持ち家でなくてもよい」と考える賃貸志向は過去最高(11.8%)、不動産を預貯金や株式と比べて有利な資産と考える人の割合は過去最低(33.2%)となりました。私たちは、多様化するライフスタイルの中で、入居者に選ばれる資産価値の高いアパートと、事業計画から建築、施工、賃貸管理、入居者募集までの総合的なオーナーサポートを、グループ会社の大和リビングと共に展開しています。
当期は、戸建て感覚で人気の高いメゾネットタイプの新商品を発売したほか、複数棟のアパートで街並と良好な住環境に配慮した「リビングタウン」の提案を積極的に進めました。「リビングタウン」は、定期借地権を利用し土地オーナーの負担が少ないうえ、入居者の満足度も高く、前期比62%増の932戸と高い伸びとなりました。全国の土地オーナーを結ぶオーナー会の会員も12,000名を超え、インターネットを活用した自社施工賃貸物件の紹介を推進するなど、独自の資産運用コンサルティングサービスをさらに強化しました。これらの結果、当期の単体売上高は7.6%増の2,238億円、大和リビングも22.8%増の580億2,200万円と大きく伸びました。 |
※非保証分も含む。 |
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