DESIGN
湖都の誇りをまとう。
時とともに表情を変えるバルコニーのガラス手すりにイメージしたのは、琵琶湖を彩る水面の煌めき。
ファサードに端正な印象をもたらす水平ラインのモチーフは、かつて琵琶湖を行き交った丸子船の「おも木」。
古くから水上交通の要衝として栄えた湖都の伝統に敬意を払った外観デザイン。
それは堅田の新たなランドマークとして人びとの視線を集めつつ、
いくつもの四季の移ろいのなかで美しさを深め、ここに住む喜びを未来へとつなぎます。
堅田の伝統で迎える。
洗練されたエントランスアプローチにも湖都の意匠を凝らしました。
堂々とした門構えの造形は、丸子船の「かさぎ」に題材を求めたもの。
また、ラウンジから庭へ続く石のベンチは近江八景のひとつである、浮御堂にならってデザイン。
堅田の歴史的象徴を現代の感性で再構築した迎賓空間が、ここに住む方はもちろんゲストを手厚くもてなします。