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[Part.1]神戸に舶来し、現代に継承される職人技
[Part.2]神戸独自の文化が生んだ美食
[Part.1]神戸に舶来し、現代に継承される職人技 欧風文化に育まれたみなとまち
時は幕末。外圧に押される形で鎖国は終わりを告げ、5つの港が海外に開かれました。その一つが、ここ神戸でした。文明開化とはいえ、まだまだ古き日本の風景が残っていた明治初期。神戸に置かれた外国人居留地には、さながら海外のような洋館が並び、やがて商人や外交官たちは港を見下ろす北野に、のちに「異人館」と呼ばれる欧風の居宅を構えました。そんな神戸には、いち早くモダン文化が芽生え、進取の気質の基礎が築かれました。三宮や元町界隈には、洋家具や洋装などにまつわる、老舗が今も残り、当時の職人気質を今に伝えています。そんな神戸の、モダン文化に触れてみませんか。
  • マキシン
  • 永田良介商店
  • ソネ
  • 神戸ジャズストリート
芸術作品と呼ぶにふさわしい帽子に出会う
  • サロンのような店内
  • フランス映画を彷彿させるエレガントなデザインの帽子
  • フランス映画を彷彿させるエレガントなデザインの帽子
  • シャプリエと呼ばれる帽子職人
  • シャプリエと呼ばれる帽子職人

 昭和15年(1940)に創業、ハイカラな文化の一端を担ってきた老舗帽子店。3階には工房があり、今日まで約74年もの間シャプリエと呼ばれる帽子職人たちが素材や仕立てにこだわり、最高のかぶり心地を約束する帽子を作り続けています。
 くつろぎにあふれた、まるでサロンのような店内には、フランス映画を彷彿させるエレガントなデザインから、ちょっとお出かけのときにも馴染むカジュアルなものまでさまざまな帽子が揃い、その数はなんと500以上。「帽子が似合わないと話される人がいますが、洋服と同じで必ず似合うものが見つかりますよ」と取締役の渡邊江美さん。その言葉どおり鏡の前でフィッティングを何度か繰り返すと、帽子がぐんと身近に感じ始める。マキシンで購入した帽子は何年たっても修理やデザインのリメイクに応じてくれるので、より長く愛用することができます。

マキシン
素敵な出会いを予感してオーダーメイドを
  • 明治5年創業のオーダーメイド家具の専門店
  • 明治5年創業のオーダーメイド家具の専門店
  • “体に合ったサイズを割り出して造る「パーソナルチェア」
  • “明治39年現在地で大丸側から撮影した写真

 明治5年(1872年)創業のオーダーメイド家具の専門店。もともと英国商館で働いていた創業者永田良介氏が、仕事の中で得たヒントを活かし、居留地の外国人を相手に道具屋業をはじめました。当初は家具の修理を中心におこなっていましたが、やがて洋風文化が広がりを見せた頃、「日本人の生活様式にあった洋風家具を」という思いのもと家具の製造を開始。以降、今日まで「使う人が心地よく、長年愛用できること」をポリシーに上質なオーダーメイド家具を提供し続けています。
 なかでも注目を集めているのが計測用椅子で体に合ったサイズを割り出して造る「パーソナルチェア」。背もたれの高さからアームとアームの間隔まで、使う人がゆっくりくつろげるよう妥協を許さない情熱で仕上げられる逸品です。現在はオリジナル家具だけの製造に留まらず、時代から時代へ受け継がれるべき文化的価値あるユーズド家具の販売もおこなっています。

永田良介商店
今宵はジャズに酔いしれる大人の時間を
  • 現在ステージは女性ボーカルとピアノトリオが中心
  • 現在ステージは女性ボーカルとピアノトリオが中心
  • ジャズの演奏とともに上質の料理とお酒も楽しめる

 日本のジャズ発祥の地といわれている神戸。今でも多くのジャズバーが並び、そのなかでも「ジャズライブ&レストラン ソネ」は草分け的存在として、幅広い年齢層のジャズ愛好家に根強い人気を誇っています。ソネが誕生したのは昭和44年(1969)、それまで俳優や女優が利用する旅館を営んでいた曽根桂子さんが創業。今日まで約45年にわたり、一流ミュージシャンを招くとともに若手の活躍の場を提供し、神戸ジャズの礎を築いてきました。
 現在ステージは女性ボーカルとピアノトリオが中心で、18時50分から1日4ステージ開催。メニューもオードブルからステーキコースまで、お酒も多彩に揃い、ジャズの演奏とともに楽しめます。日曜・祝日には「昼下がりのジャズライブ」を開き、1000円(ワンドリンク付き)で気軽に本格的なジャズが体感できます。また、毎年10月に開催される「KOBE JAZZ STREET」の会場にも指定されています。

ジャズライブ&レストラン ソネ
日本のジャズ発祥の地・神戸がスイングする2日間”
  • 見応えたっぷりのパレード
  • ライブハウスや教会など10ヶ所が会場となる
  • 街全体がジャズ一色に染まる

 全国各地で繰り広げられているジャズイベントの中でもパイオニアともいえる「神戸ジャズストリート」。昭和55年(1980年)頃、神戸放送(現在のラジオ関西)で、日本ではじめて電話リクエストをおこなったディスクジョッキーで音楽評論家の末廣光夫氏の企画ではじまりました。今では「日本のジャズ発祥の地・神戸」を内外に発信する神戸発の全国イベントとして話題を集めています。
 毎年10月の上旬におこなわれ、33年目を迎える今年は10月11日(土)・12日(日)に開催。三宮や北野界隈に点在するライブハウスや教会など10ヶ所が会場となり、国内外のジャズアーティスト、グループがさまざまなスタイルでジャズの演奏を披露。ミュージシャンたちによるパレードも見応えたっぷり。観客はフリーパス(1日券4500円ほか)を購入して各会場を巡り、思い思いにジャズを堪能できます。当日はミュージシャンと観客が行き交い、街全体がジャズ一色に染まります。

神戸ジャズストリート
[Part.2]神戸独自の文化が生んだ美食

※掲載の写真は平成25年10月、平成26年8月に撮影したものです。

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