大和ハウス工業株式会社

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ロイヤルシティ八幡平リゾート

“暮らす森”を知ろう

SLOWNER WEB MAGAZINE

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「森の暮らし」を支える/感じる

白銀と静寂に包まれた八幡平の森

ロイヤルシティ八幡平リゾート/2023.03.24

ロイヤルシティ八幡平リゾート

青森、岩手、秋田の3県にまたがる十和田八幡平(とわだはちまんたい)国立公園。ロイヤルシティ八幡平リゾートは、この本州最北の国立公園に属するふたつの「日本百名山」、岩手山(標高2,038m)と八幡平(標高1,613m)の間に広がっています。特に岩手県最高峰の岩手山が南に望めるとあって、その山容が家の中からでも一望できるよう、レイアウトに工夫を凝らされている住まいが多い森林住宅地です。西には八幡平のなだらかな山並み、北にはスキー場で知られる安比高原(あっぴこうげん)や七時雨山(ななしぐれやま)と、三方を美しい自然に囲まれ、朝起きて山の天気を確認してから、トレッキングや高山植物を見に出かけられるのも大きな魅力。ウインタースポーツが趣味のオーナーさまも、冬の八幡平を満喫されています。

岩手山の火山岩や60種にも及ぶ木々など、八幡平本来の自然が残る八幡平リゾート。ナラやカエデ、ホオノキなどの落葉樹が多く、オーナーさまも庭先に自生していた木を残し、自然に溶け込むようなガーデニングを楽しまれています。
また八幡平リゾートには、木々に囲まれた森のエリアと大きな木が少ない草原のエリアがあります。木々に囲まれた森のエリアは、道の両脇に高く真っ直ぐに伸びる木立が続く、散歩も楽しい森。視界を遮るものがない草原のエリアは、岩手山や安比高原など雄大な山々が一際間近に感じられ、時間の流れも一段とゆっくりと感じます。

芽吹きの春、新緑の初夏、紅葉の秋、落葉の晩秋と、四季の移ろいが景色に映し出される八幡平リゾート。冬になると、森も草原も雪に覆われ、モノクロの世界に一変。雪の降る音さえ聞こえそうな静寂が広がり、五感が研ぎ澄まされ、凛とした空気が心地よく感じられます。見上げると、木々の枝や幹も雪で覆われ、樹種の違いで枝の張り方が違うのがよくわかります。
八幡平リゾートでは、毎年冬には1m近い積雪がありますが、ダイワハウスが除雪車を出動。分譲地内の道路の除雪を行っていますので、安心して白銀の森での暮らしを謳歌していただけます。

山小屋で味わう、イタリアの母の味

そんな八幡平リゾートに、2019年(令和元年)10月にオープンしたイタリアンレストランが人気を呼んでいます。小さな山小屋風の佇まいのお店は、その名も『森のレストラン La mia mamma(ラ ミア マンマ)』。店主であり八幡平リゾートのオーナーでもある高橋典恵さんとパートナーの宮島幹雄さんは、定年後の人生も楽しもうと、開店に向け一念発起。お店のオープンに先駆け、イタリア・トスカーナでアパートを借りて、現地の食や文化をじっくり体験したとか。ここでは、日本のイタリアンレストランではなかなか味わえない、伝統料理や素朴なマンマ(母)の味を八幡平の食材を使って再現されています。

(写真左上)山小屋風の素朴な内観 (写真右上)イタリアの伝統料理「トルテッローニ」はパスタも自家製 (写真左下)ドルチェのほかに季節の焼き菓子も (写真右下)昼夜いずれも予約制。夜は当日の18時までに予約を

現在も、時間をつくってはイタリアで現地の暮らしを体験しているというおふたり。店内も、イタリアの田舎の家にお邪魔したような、温かい雰囲気に包まれています。
ここに来たらぜひ味わいたいのは、高橋さんが生地からつくるパスタ料理です。1日5食限定の『トルテッローニ』は、手打ちパスタにリコッタチーズなどを包んでトマトソースで和えた伝統料理で、トマトのさわやかさを生かしたシンプルな味付けとパスタの食感が印象的。「バジルやトマト、マッシュルームなど、八幡平の名産がどれもイタリア料理に欠かせない食材。年中新鮮なものが手に入る恵まれた環境ですね」と高橋さんは語ります。
高橋さんが考案したオリジナルレシピのティラミスや、映画『ゴッドファーザー』にも登場するシチリアの伝統菓子『カンノーリ』など、ドルチェもすべてホームメイド。八幡平産リンゴの酸味が心地よい『りんごのチーズケーキ』も、一口頬張るだけで癒やされます。「イタリアには、どの家にもパスタ生地をこねるための机があるんですよ」など、イタリアの話や料理の話を聞きながら味わうのもまた格別。訪れた人は皆、窓外に森の景色を眺めながら非日常的な時間をゆっくりと楽しまれています。

岩手山[現地から約25.5km~26.5km]/ 八幡平[現地から約25.0km~26.0km]
安比高原[現地から約17.8km~18.8km]/ 七時雨山[現地から約28.0km~29.0km]

取材撮影/2022年12月9日

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