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コラム vol.288
  • 不動産市況を読み解く

トランクルーム市場は2倍になる?宅配型トランクルームが利用できる賃貸住宅

公開日:2019/06/28

街を車で走っていると、トランクルームが目立つようになってきました。
たとえば、扇風機やひな人形、五月人形といった普段使わない荷物は、トランクルームに預けて、部屋を有効に使おうという方が増えています。

増加するトランクルーム市場

2018年度のトランクルームの市場規模は、743億3,000万円と推計され、これは前年度対比プラス6.7%となっています。

(株)矢野経済研究所:2018年度国内の収納サービス(レンタル収納・コンテナ収納・トランクルーム)の市場トレンド調査結果2018年度=18年9月~19年3月より

トランクルーム市場規模は2013年度に500億円を超え、2015年度に600億円を超えました。そして2016年度は652億円、2017年度は697億円となっていましたが、2018年度は700億円を大きく上回ったようです。市場の6割程度は首都圏の需要で、現在は需要に偏りがあります。しかし、今後は全国的に広がつて行くものと思われます。
この矢野経済研究所の調査によると、「2020年度の収納サービス(レンタル収納・コンテナ収納・トランクルーム)の国内市場規模は829億3,000万円」と予測されており、これは2011年度比で約1.8倍の市場規模に達することになります。
特に、3大都市圏では、地価上昇・住宅価格の上昇が続いており、これにより、ファミリー向け物件では、想定よりも狭い物件の購入に踏み切る方が多く、トランクルームの活用がさらに広まると思われます。

賃貸住宅におけるトランクルーム

大和ハウス工業が提供する賃貸住宅、「D-room」に「D-room+」という、「最大3つのサービスが選べる物件」があります。該当する賃貸住宅に住まわれる方に3つの便利なサービスを付加できるというものです。その選べるサービスの中の1つに、「クラウド収納サービス」という項目があります。賃貸住宅に住む方もトランクルーム等での収納サービスを利用する方が増えているようです。
「D-room+」が提供している、「クラウド収納サービス」は、いわば「宅配型の収納サービス」です。このタイプのサービスは、一般的なトランクルームの利用とは異なり、自分で荷物を持っていったり、取りにいったりしなくてもいいサービスです。このサービスでは、預けたい荷物を集荷してもらい、また必要な時には持ってきてもらうというサービスです。(集荷、配送が有料・無料の場合があります。また、○回まで無料などと回数に応じて費用が掛かるタイプ等、様々です)

賃貸物件選びの重要ポイントの上位にくる項目は、セキュリティレベルが高いこと、水廻り設備のグレードが高いこと、そして、収納スペースが十分に確保されていることなど、近年同じような項目になっています。大和ハウス工業が提供するSWシリーズはこうしたトレンドを的確に反映した賃貸住宅になっているようです。

しかし、都市部の賃貸物件で主流である、ワンルーム、1Kの部屋では、収納スペースを十分に取ろうとしても限界があります。

近年、都心等大都市部における賃貸物件賃料が高くなってきています。そうすると、「収納スペースが想定よりも狭いけれど、賃料はこれ以上出せないので、妥協する」という可能性が出てきます。このような場合、引っ越し前に持っていた荷物が部屋の中におさまりきらなくなる可能性があります。すると、捨てるか、どこか別の場所に保管するか、の選択になります。「もったいない」の精神が広がる日本では、なかなか捨てられない方が多いようです。このような背景から、トランクルームの需要が高まることが予想されます。

しかし、賃貸物件で建物内にトランクルームが付いているものはほとんど見かけません。このような背景から、「D-room+」が提供している、「クラウド収納サービス」、つまり「宅配型の収納サービス」が利用できる物件の人気が今後高まるのではないでしょうか。

賃貸住宅経営 秋の全国実例見学会 9/1(日)-9/30(月)ダイワハウスの賃貸住宅D-room

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