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コラム vol.571
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イベントレポート 賃貸住宅経営 秋の一斉実例見学会(関東会場)

公開日:2025/09/30

2025年9月、「賃貸住宅経営 秋の一斉実例見学会」が開催されました。この見学会は、実際に建てられた賃貸住宅をご自身の目で確認し、実感していただくことで、ご入居者に選ばれる賃貸住宅を建てるためのポイントや傾向などをご理解いただける機会となっています。
見学会は全国各地で開催されましたが、ここでは関東の会場をご紹介します。

【さいたま市中央区会場】

JR東日本「北与野」駅から徒歩9分、通勤にも生活にも利便性の高い地域に、1LDK~2LDKの12戸で構成された、瀟洒な賃貸住宅「プリムヴェールシグマ」がございます。この地は都心と結ぶ埼京線沿線で、大宮駅までひと駅と利便性が高く、都心への通勤や買い物にも便利な地域です。そのため、若いファミリー世帯やビジネスパーソンのニーズに応える賃貸住宅となっています。

オーナー様はこれまでにも大和ハウス工業で多くの賃貸住宅を建築されており、その中で最も古かったマンションを建て替えられた実例です。老朽化によるメンテナンス費用や減価償却終了後の所得税対策、そして将来の相続対策を考え、建て替えを決意されました。

デザイン性と収益性を両立した賃貸住宅が実現

建築計画、設計に関しては、長年のお付き合いからの信頼関係により、大和ハウスにほぼ一任いただき、地域のニーズに合わせた、ご入居者に選ばれる賃貸住宅が完成しました。

車通りが多く、建物を目にする人も多い立地であることから、「地域のモデルとなるような建物を目指したい」という方針をオーナー様にもお伝えし、建て替え計画がスタートしました。周辺はどのような間取りでも入居が見込めるエリアですが、その中でも需要の高いファミリー層やビジネスパーソンを対象として、間取りは1LDK~2LDKとし、建物管理を請け負う大和リビングと連携しながら、ご入居者に合った間取りや仕様の検討を進めていきました。
設計にあたっては、今回建築していただいた商品「TORISIA」のカタログにメインで掲載している建物のシルエットを再現することをコンセプトとして、建物のデザインは大きく変えずに、エントランス上部をタイル貼りにするなどのご提案を加えました。さらに、建物は準耐火建築物で、Nearly ZEH-M基準をクリア。ご入居者の快適性、安心して暮らせる環境を提供しています。

また、外観の美しさにこだわりながらも、事業性とのバランスを重視。単に高級感だけを求めるのではなく、長期的な収益性が実現できるように、金融機関や税理士と協力しながら、シミュレーションを丹念に重ね、デザイン性と収益性の両立を図りました。賃貸住宅経営は事業であり、10年、20年先の経営にも考慮する必要があります。グレードを高める部分と抑えるべき部分を明確にし、収益性も考慮することが大切です。

交通量の多い道路沿いということもあり、館名が際立つ高めの外構壁と石や植栽をアレンジして、通りからも存在感のある建物となっています。高級感あるエントランスは、風遠しも良さそうなルーバーが外光をやさしく包み、帰宅した安心感を与えてくれます。

内装には暮らしやすさの工夫が随所に

201号室はプリムヴェールシグマを象徴する2LDKで、随所にご入居者が快適で暮らしやすくなる工夫が施されています。

広々としたオール電化仕様のキッチンには、前後に十分な収納スペースを確保し、折り上げ天井と呼ばれる間接照明を活かした、住む人にやすらぎを与える設計となっています。

角部屋には、広いバルコニーも設置され、広々とした開放感あふれる空間となっています。

リビングには、すりガラスのスライドドアが設置され、二つの部屋に仕切って使用することも、解放すれば広いリビングルームとしても活用可能です。個室にもなる洋室の奥には、リモートワークにも使えるデスクが備えられています。

長年の経営により老朽化した賃貸住宅は、収益性やメンテナンスの問題が発生し、次世代への相続にも影響を与えることが考えられます。市場性にマッチした高品質の賃貸住宅への建て替えは、長期的な賃貸住宅経営を可能にし、オーナー様の安心感につながります。

ご入居者に快適な住まいを提供するためには、施工技術や施工管理の体制、そして運営管理においても高い水準が必要です。大和ハウスグループの総合力が、オーナー様の賃貸住宅経営を長期的にサポートします。

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