DPL流山Ⅱが竣工し、
「DPL流山プロジェクト」が完成
2023/05/19
2023/05/19
DPL流山Ⅱが2023年4月28日に竣工し、「DPL流山Ⅰ」「DPL流山Ⅱ」「DPL流山Ⅲ」「DPL流山Ⅳ」の4棟からなる「DPL流山プロジェクト」が完成しました。この「DPL流山プロジェクト」は、東京ドーム約15個分の総延床面積を誇るとともに、常磐自動車道「流山インターチェンジ」から約2.5km(DPL流山Ⅳまでの距離)と近接し、首都圏から東日本全域までアクセスできる場所に位置しています。さらに空路「成田国際空港」「東京国際空港(羽田空港)」、海路「東京港」へのアクセスも可能で、国内外への物流をカバーする立地です。
当施設が建つエリアの以前の用途は「第1種農地」でしたが、流山市をはじめとしたさまざまな関係者の協力を得ることによって、当社最大の物流タウンとしての開発が決定し、地元の皆様と共に地域共生活動を推進する施設としてスタートしました。
また、流山市は都心に近く、働き手も多い地域ということもあり、アパレル関係やEC事業者の入居が想定された為、ロボット化やオートメーション化の採用も可能なようにワンフロアの面積を広く取る施設計画としました。結果としてアパレルやEC事業者などの入居が多く、物流タウンとしての規模の大きさと周辺の働き手の方を活かした開発が実現しました。

「DPL流山プロジェクト」4棟全景(撮影:2023年4月)
昨今、持続可能で豊かな社会の実現を目指す「ESG(環境E: Environment、社会S: Social、ガバナンスG: Governance)」の取り組みが注目されていますが、不動産施設の場合は、特に「環境」と「社会」が重視されており、「DPL流山プロジェクト」においても、より先進的で生産性向上を果たすための物流環境の整備という視点に加えて、「環境」面と「社会」面において、さまざまな取り組みを行っています。
エネルギー資源の有効活用として、物流施設の屋上には太陽光パネルを設置し、オンサイトPPA※として、太陽光発電を行っています。入居テナント様は発電された電力を物流施設での業務に活用することができ、電力コストの削減に加えて、再生可能エネルギーの活用による脱炭素化にも協力いただいていることになります。
※Power Purchase Agreement(パワー・パーチェース・アグリーメント・電力購入契約)の略。発電事業者(PPA事業者)が需要家の敷地内に発電設備を設置して、電気を提供する仕組み
また、地域にふさわしい建物のデザインを施しました。シンプルかつデザイン性が高い施設とすることで、地域環境に溶け込み、誰もが入りやすい施設を目指しました。特に、流山のような物流施設を中心とした街づくりまで目指した都市型の施設においては、今後も一貫性のあるデザインコンセプトを展開していきます。植栽にもこだわり、物流施設一体でつながりをもてるよう、「サクラ並木ゾーン」「クスノキ並木ゾーン」「ツツジ・メタセコイア並木ゾーン」を随所に設置しました。
ESGのなかでも特に力を入れたのが、Sの「社会」に関することです。建物だけではなく、地域の皆様との共生、地域への貢献ができるような街づくり、コミュニティの形成にも取り組んでいます。
当該施設周辺は買い物や食事をするところが少なかったため、周辺地域から就業いただく方の利便性を高めるために、コンビニエンスストアやレストランを開設しました。そして、災害が起きた際にはテナント企業のご協力も得ながら、地域の方々に避難所としてご利用頂けるように流山市と防災協定を締結しました。施設内に防災用品を備蓄し、万が一の際は、市が避難所を開設するまでの一時避難場所として、テナント企業様・地域の方が安全に過ごせるようにしています。
地域の方とのふれあい、コミュニティづくりにおいても、大和ハウスグループとしてさまざまな取り組みを行っています。例えば、「こどもエコ・ワークショップ」というイベントでは、地域の子どもたち向けに物流施設と触れ合うワークショップを開き、施設を見学しながら物流の流れを学べる場を提供しました。地域の方にもご利用いただける施設内のレストランにて、子どもたちと共に昼食を食べ、懇親を深めました。
東京本店 建築事業部事業部長 村上泰規は、この取り組みに対して次のように語ります。「このような地元の皆様とのふれあいを通して、地域の方のご意見をお聞きし、これからもより深い関わりを実現していきたいと思います。また、近隣の子どもたちがたくさんのイベントに参加し、思い出をつくることで、この流山への地元愛を育んでいただきたいと思っています」
さらに、テナント企業の従業員の働き方改革支援として、仕事と子育てを両立させたい家庭でも安心して仕事ができるよう、保育施設を施設内に完備しました。当施設内に保育施設があるため、親子で通勤ができ、緊急時でも保護者がすぐに対応できます。
また、物流業界の人手不足を解消するために、「DPL流山プロジェクト」全体で、子育て中の働く方が複数のテナント企業で働ける「マルチ派遣」を導入しています。テナント企業と働く方の双方のニーズを結びつけ、テナント企業が繁忙期や繁忙時間に人材を確保できるとともに、働く方が働きたい時期や時間に合わせて働けるサービスです。


DPL流山Ⅳ内の「ながれやまsora保育所」
(撮影:2021年10月)
流山市での街づくりに関しては、物流施設の建築・運営だけではなく、大和ハウスグループの総力をあげて取り組んでいます。戸建住宅(約1,300戸)や賃貸住宅(約4,800戸)を手掛け、そして、流山市周辺にお住まいの幅広いお客さまのニーズに寄り添うことを目指した複合商業施設「COTOE(コトエ)流山おおたかの森」を開業しています。
これからも、住み、働き、生活する、より豊かな暮らしができるように、さまざまな施策を提供していきます。
前出の村上は「DPL流山プロジェクト」の完成にあたって、次のように語ります。
「DPL流山Ⅰ~Ⅳが完成しましたが、これで終わりではなく、流山市の地域の皆様との共生、貢献に向けてようやくスタートを切ることができます。地域の活性化に挑むのは使命であり、大和ハウス工業の社会的責任でもあります。今後、不動産価値が上がるようなイベント、地域へのサービスを運営のなかで行うことで、街づくりを含めて貢献させていただきたいと思っています」
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