






新鮮なサラダを毎日おいしく食べたい! そんな願いをかなえてくれるサラダが、欧米のおしゃれな女性たちの間で大流行しています。簡単にできて作り置きもOK。そんな実用性にフレンチテイストをプラスした「ジャーサラダ」の楽しみ方を、パティシエとしても活躍するフランス人シェフ、ニコラシャールさんに教えていただきました。
ジャーサラダの作り方はいたって簡単です。お好みの野菜を食べやすいサイズに切ってよく水を切り、順番に瓶に詰めていくだけ。いちばん下にお好みのドレッシングを入れ、根菜類などドレッシングが染み込みにくい素材から順番に、できるだけ隙間ができないように詰めていきます。食べる直前によく振り、味をなじませてから召し上がれ。ニコラさんからは、「見た目にカラフルに仕上げることが大切。いっそうおいしく、楽しく食べられますよ」というアドバイスをいただきました。
ピチッとフタをすれば冷蔵庫で保存できて、お弁当に活用できるのも嬉しいメリット。週末に作り置きしておけば、毎日おいしいサラダをいただけます。
ジャーサラダの材料にルールはありません。サニーレタスやキュウリ、トマトはもちろん、水煮したタケノコや豆類、食感のアクセントになるクッキーなどもおすすめだとか。旬の野菜は栄養価が高く、美容と健康の強い味方になってくれるので、ぜひいろいろ試してみてください。
メープルシロップをベースに、バナナやイチゴ、オレンジなどの果物、ブルーベリージャム、グラノーラ、プレーンヨーグルトを重ねた、ニコラさんおすすめの「ブレックファーストジャー」は、朝食にもぴったり。カラフルで見た目にも楽しいサラダなら、子どもたちも喜んで食べてくれそうですね。
いちばん下に入れるソースは、フレンチドレッシング(50g)とおろし長芋(75g)混ぜたもの。その上に日本そば、そばつゆをゼラチンで固めた「つゆゼリー」を入れ、水煮タケノコ、サツマイモ、千切りキャベツを重ねます。全体のバランスを見ながら、赤いプチトマト、食感を楽しむのり煎餅をプラス。いちばん上に刻んだミョウガ、シソ、キュウリ、ルッコラなどのグリーン野菜を乗せて仕上げます。フタをして冷蔵庫で保存すれば、4〜5日はおいしく食べられるそうです。
これひとつで手軽に栄養バランスがとれて、心もお腹も大満足するジャーサラダ。アイデア次第で、オリジナルなおいしさを楽しみましょう。
美食の町として知られるリヨン生まれ。フランスの1つ星レストランで修行した後、来日して15年。フランス料理の講師を務めたり日本人パティシエに師事した後、銀座にスイーツショップを開店。2014年11月、表参道へ移転。うさぎシュークリームなど、おいしくてかわいいスイーツや料理が大人気。