
9月1日は防災の日。さまざまなイベントも催される今の時期ですが、家庭での備え、話し合いは充分にできていますか? 日常の中でつい忘れてしまいがちな防災の意識。「いつかやろう」と思っていたときに、「しまった!」という事態に巻き込まれないとも限りません。大切な家族を、自分を守るために、すぐできる備えの第一歩、始めましょう。


災害が起こったとき、真っ先に知りたいのは家族の安否。しかし災害時は携帯電話もつながりにくいため、お互いに連絡が取れないことも想定しておく必要があります。
そこで日頃からぜひ確認しておきたいのが、一時的に安全を確保する大きな公園などの「広域避難所」と、食料や水の配給もある「震災時避難所」。連絡がつかないときの集合場所にもなります。各自治体がインターネットで公開している防災マップでは、避難所の位置やルートの詳細が記されています。それぞれの職場や学校、自宅からの道筋を確認しておきましょう。
災害時は通行止めになったり、電車が止まることも。ルートは少なくとも3つくらい話し合って決めておくと安心です。


水や食料の備蓄、していますか? 政府の防災基本計画では、「家庭で1週間以上の水や食料の備蓄が必要」としています。飲料水だけで一人1日3リットル。それを家族分、さらに食料も…となると、かなりスペースを取るし、負担になりますね。
そこでおすすめの備蓄スタイルが、「ローリングストック」。非常食にこだわらず、ふだんから使える食品を多めに買っておき、消費した分を買い足していく備蓄法です。ペットボトルの水と、レトルトの米やおかず、缶詰など家族がおいしく食べられる食品を買い置きしておきましょう。いつも新しい備えがあれば、気づいたときに消費期限が終わっていた!という失敗も防げます。

ラジオなどの防災グッズも、今では多彩なデザイン、バリエーションが揃っています。軍手や着火用ライターはもちろん、手回しで充電できるライト付きラジオ、香り付きの携帯トイレ、水につけると光るLEDライト、折りたたみ式のヘルメット、防災の知識がプリントされた手拭いなど、それぞれにアイデアがつまった高機能グッズがいろいろ。選ぶことも楽しんで、すぐに手が届くケースなどにまとめておきましょう。
備えのポイントは、あれこれ考えすぎて先延ばしにしないこと。無防備なときでも、災害は待ってくれません。とにかく気軽にスタートしてみる、その行動が家族とあなたを守ります。今日からできる備え、ぜひ始めましょう。