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海と大地に恵まれた「新函館北斗」駅 part2

道産バターとアーモンドの風味が香ばしいクッキー生地がベースなので食べやすい。

  • もっちりした皮の生地は「ふっくりんこ」の米粉を使っているためだ。
  • もちもちしている皮と、チョコレートのパリパリ感が絶妙な食感をうみだす。
北斗市の魅力を洋菓子につめこんだ「モナスク」

 昭和6年に和菓子「末廣軒」として創業したのが始まりのパティスリー「ジョリ・クレール」。和菓子屋から数えて四代目の佐々木さんが自家製ケーキから焼き菓子など創作味あふれるスイーツをつくっている。北斗市産米「ふっくりんこ」や道産のフレッシュミルクをカスタードクリームに使った「もち×もちシュー」や「もち×もちエクレア」は、もちっとした食感の皮が人気の逸品だ。
 今回とくに紹介したいのは、日本の伝統菓子最中の皮とドイツ発祥のラスクが見事なコンビネーションを見せる「モナスク」。函館開港150周年記念に作られたもので、最中のパリパリ感とラスクのサクサク感が、新しい食感と甘さ、アクセントの塩気を口の中にもたらします。中でも北斗市のゆるキャラ「ずーしーほっきー」の名前が冠されたシリーズは、桜味を北斗桜回廊に、黒ごま味を市の産業文化のシンボルであるセメント工場に、チョコチップ味をホッキ突き漁に、焙煎米粉をふっくりんこに見立て、北斗市の魅力をあらわしたもの。桜の塩漬けや、黒ごまの風味など4種それぞれの美味しさが味わえる。最中の皮部分には「ずーしーほっきー」が型押しされているので、話題になるお土産やおやつとして楽しみたい。

PATISSERIE Joli Creer パティスリー ジョリ・クレール

新鮮な昆布の製品が充実した「コミュニティマーケット」。

  • 「昆布ファクトリー」ではとろろ、おぼろ昆布の製造工程を見られる。
  • 昆布のことを学びたいならまず「コンブミュージアム」。
大生産地で昆布を学べる「北海道昆布館」

 昆布は国内生産量のほぼ9割が北海道のもの。その中でも産地によって昆布の種類は違う。また昆布をダシとりや、佃煮、葉を食べるなどどう料理にいかすかも日本では地域によって分かれている。こういったことを学びながら、北海道の昆布を深く味わうことのできるのが、年間40万人以上が訪れる「北海道昆布館」だ。
 もともとは福井県敦賀市に本店があるヤマトタカハシという昆布専門店の函館工場があった。しかし昆布の需要が減ってきたことから「昆布が身体によいこと、和食の裏方である昆布の魅力をPRしたい」と1993年に工場併設で「北海道昆布館」をオープン。近年は和食がユネスコ無形文化財に登録されたり、美容や健康に良いというヘルシー志向から、昆布が見直されてきている。
 施設内には、昆布の育成に豊かな栄養分をもたらす流氷の姿などを映像でとらえた「イマジカドーム」、昆布の歴史や、生態、科学などの視点から魅力を楽しめる「コンブミュージアム」、昆布館オリジナルの昆布製品が並ぶ「コミュニティマーケット」、製造工程を見学できる「昆布ファクトリー」、昆布ソフトクリームなどが楽しめる「ピュアグルメ」などがある。
 道南産、利尻産、ラウス産など産地ごとの昆布はもちろん、昆布の旨味がクセになる「昆布あめ」や昆布の香りとパリッとした食感がご飯のお供にぴったりの「味付昆布渡島」などの加工品もたっぷりあり、そのバラエティ豊かさは昆布の奥深さを見るようで、ぜひ訪れたいスポットだ。

北海道昆布館

取材時点ではまだオープンしていない北斗市観光交流センター。(写真提供:北斗市観光協会)

  • 北斗市のゆるキャラ「ずーしーほっきー」は北斗市の宣伝隊長。(写真提供:北斗市観光協会)
地域と観光の交流拠点「北斗市観光交流センター」

 北海道新幹線「新函館北斗」駅に併設された「北斗市観光交流センター」は3月19日にグランドオープン。4つの施設があり、観光客だけでなく地域の交流拠点にもなる。
 1階にはアンテナショップ「ほっとマルシェ おがーる」と市民交流スペースである「ほっとギャラリー」が入る。前者は地元北斗市だけでなく道南の特産品を販売し、後者は道南で見られる縄文土器、人形装飾異形注口土器など北斗市ゆかりのものが常設展示される。展示PRスペースとしても借りられるところだ。
 2階には飲食・休憩スペースとして駅弁で知られる吉田屋直営の「BENTO CAFÉ 41°GARDEN」がある。“弁当を食べるカフェ”をコンセプトに道南の食材を使い、新幹線にちなんだ駅弁が販売される。テイクアウトや休憩も可能だ。また同フロアには「北斗市観光案内所」も入り、北斗市はもちろん道南エリア一帯の観光情報を得ることができる。
 北海道新幹線の暫定終着駅の施設として、北斗市や道南の旅を楽しむには、ぜひ立ち寄りたい施設だ。

北斗市観光交流センター
  • [Part.1]道南の新たな時代を築く「木古内」駅
  • [Part.2]海と大地に恵まれた「新函館北斗」駅
  • [Part.3]海と大地に恵まれた「新函館北斗」駅 part2

※掲載の写真は平成28年2月に撮影したものです。

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