大和ハウス工業株式会社

DaiwaHouse

ダイワロイネットホテル 熊本銀座通り

  • 宿泊施設
  • ZEB Ready
  • 高断熱化・Low-E複層ガラス
  • 延床 7,824m2
  • 竣工 2022年
  • 九州エリア

当ホテルは熊本市内の繁華街にあり、利便性が高い立地です。熊本地震で大きく被害を受けた商業施設の跡地に、土地オーナー様の「震災から復興し、街に人を呼び戻したい」という想いを受けて開発されました。外観は「熊本城」の「いぶし瓦」をイメージした銀色と木の温かみを組み合わせ、内壁は黒を基調とし、熊本らしさを感じられるデザインです。

大和ハウスグループでは新築する自社運営施設を原則としてZEB化する目標を掲げており、当ホテルは、ダイワロイネットホテルとして初めてBELS認証(ZEB Ready※1)を取得しました。

  1. ※1 再エネを除き、基準一次エネルギー消費量から50%以上削減した建物

オーナー様の声

ダイワロイネットホテルでは「エコマーク(※2)」認定の取得など、環境保全を目指したホテル運営を行っています。当ホテルは、当社初のZEB認定ホテルとして開業して3年。設計数値以上のCO2削減効果があり、大変満足しています。ホテルは省エネ化が難しい用途ですが、これを契機としてZEB認定ホテルの拡大に繋げてまいります。

  1. ※2 エコマーク ホテル・旅館 Verrion2.3:環境保護に貢献することを公益財団法人 日本環境協会により認められたホテル・旅館につけられるマーク

大和ハウスリアルティマネジメント株式会社
施設本部 環境部
内藤 研二様

当社担当者の声

ホテルでは、冷暖房フリーの空調かつ室内外の意匠性が求められます。
各客室でお客さまが室温を操作でき、屋上に客室用室外機をまとめて設置できる高効率ビル用マルチエアコンを採用し、室内と外観の美観を確保。空調機器での省エネには限界があるため、外壁の高断熱化や高効率給湯器、高効率エレベーターの採用などにより、ZEBを実現しました。

源 賢吉(左)柴川 圭輔(右)

東京本社 建築系共通技術部門
設備推進部
源 賢吉(左)
九州支社 設備技術部
柴川 圭輔(右)

ZEB実現のための技術

高断熱化で外気温の影響を軽減

高断熱化で外気温の影響を軽減

外壁の高断熱化に加え、開口部にはLow-E複層ガラスを使用。さらに換気設備に全熱交換器を採用し、外気の寒暖による室内温度への影響を抑えて空調負荷を低減するとともに、 寒暖差の少ない快適な空間をつくります。

潜熱回収型ガス給湯器により給湯エネルギーを削減

潜熱回収型ガス給湯器により給湯エネルギーを削減

湯沸かし時の排気熱を再利用することで、ガスの使用量をカットして効率よく給湯する潜熱回収型ガス給湯器「エコジョーズ」を採用。あわせて給湯配管の保温材を厚くすることで、より給湯エネルギーを削減しています。

SDGsへの貢献

  • CO2排出量を削減するため、全熱交換器と組み合わせた高効率空調や高効率給湯器など、エネルギー効率の高い「省エネ」設備を採用しています。
  • 環境に配慮したアメニティの提供や、詰め替えができるディスペンサーの採用などによりプラスチックごみの削減に取り組んでいます。
  • 客室の浴室には、節水シャワー、定量止水栓や節水型トイレを、共用部のトイレは手洗いや便器を自動水栓とするなど節水機器を採用し、水使用量を抑制しています。
6 安全な水とトイレを世界中に 7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに 12 つくる責任つかう責任 13 気候変動に具体的な対策を 15 海の豊かさを守ろう
SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

大和ハウスグループは
持続可能な開発目標(SDGs)を
支援しています

基本情報

所在地
熊本県熊本市
竣工年月
2022年1月
建物用途
宿泊施設(ビジネスホテル)
構造(階数)
鉄骨造(13階建て)
建築面積
696.3m2
延床面積
7,824m2
ZEBランク
ZEB Ready
一次エネルギー削減率
創エネ含まず50%

※ 掲載内容は、取材当時(2025年3月)の情報です。

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