広大な敷地内に、従業員の働きやすさと自然環境に配慮して建設された本社工場を新設したプロジェクトです。「本社屋」と、ものづくりを行う「工場棟」「金型棟」、研究開発を行う「R&D CENTER」、従業員のための「Café&Marché(従業員食堂)」や「タカギキッズ保育園」、ホタルを成育する「ホタルの小川」を併設しています。
環境に配慮した計画として、工場棟は外皮の断熱性能を高め、エネルギー効率の高い空調設備を採用することで「ZEB Ready(※1)」を達成。また、食堂の内装は木質化し、保育所は木造としました。
創業から共に歩んできた北九州で「今後も地域と共に発展したい」という想いを込め、構想から30年を経て完成。工場棟のZEB実現に加え、従業員のための食堂や保育園には木質材を多用し、心地よい空間を実現できました。
本プロジェクトでは何度も話し合いを重ね、大和ハウス様とチーム一体となって計画を進めることができました。
株式会社タカギ
新社屋PJ事務局
下原 元気様
「地域に根付き、様々な方と交流ができる」「従業員の方が満足して働ける」そのような強い想いのある本社工場を、タカギ様と長期にわたり協議しながら計画を進めてきました。弊社各部門の総力を結集し、共に創り上げて完成に至りましたこと、大変嬉しく思っております。
北九州支店 建築営業所 営業課
川野 真幸
外皮の断熱性能を高めるため、屋根には二重折板屋根、外壁には金属系サンドイッチパネル、窓にはLow-E複層ガラスを採用。また、全熱交換器を使用して換気による室温への影響も低減し、空調エネルギーを削減します。
食堂・保育園で木材を採用。木材は成長過程でCO2を吸収し、炭素を固定化します。また、建築時は他の建築材料に比べて製造工程のエネルギー消費が少なく、建物のライフサイクル全体にわたりCO2排出量を低減できます。
大和ハウスグループは
持続可能な開発目標(SDGs)を
支援しています
※ 基本情報は、本社工場に関するする内容です。また、掲載内容は、取材当時(2025年9月)の情報です。
目的に合わせた事業用施設の建設をトータルプロデュースします。