開催日 | 2023/03/12 13:30〜16:00 |
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開催場所 |
「避難所体験ゲーム」
いざという時じゃないと体験する機会がない避難所。2組の親子で“疑似家族”としてグループをつくり、災害が起きて避難所で過ごすことになったらどうなるか、避難所での一日をシミュレーションしました。避難所では「食事のお皿がない」「寒くなった」等、様々なハプニングが起こります。事前に選んだ9つのアイテムを使って、代替品を考えたり他の家族の協力を得ながら、どのようにハプニングを乗り切るかを一生懸命考えました。「自宅の防災リュックを再点検したい」という感想もありました。
避難所の床は冷たいですが、靴のままでは入れません。そんなときに活躍するのが『新聞紙スリッパ』。体験ゲームのあとは、スリッパの工作を行いました。新聞紙の使い道がたくさんあることに驚いている方もたくさんいらっしゃいました。
「防災まちづくり」
住みやすくて災害にも強いまちをつくるにはどうしたらいいのか。まず、山崩れや川の氾濫が起こる仕組みを、実験で確かめました。仕組みを学んだあとは、マップを使って危ないところはどこか、そしてもしもの時に守ってくれる『堤防』と、洪水調整の役割を果たす『遊水地』がどこにあれば良いかを、意見を出し合って考えました。
マップでの考えをもとに、いよいよ災害に強いまちのボード製作です。紙粘土で堤防や遊水地を作り、実際に川に水を流して検証しました。水を流してみると、堤防に穴が開いたり、カーブでの流れの強さを実感したり、強い雨が降った時にどんな影響があるかを実体験することができました。
「防災アカデミー」
火災に備える知識や心構えをテーマにしたこのワークショップでは、火の特性を学びました。油が燃えているところに水をかけるとどうなるか、天ぷら火災の映像には、皆さん釘付けでした。危険性を知るだけでなく、固体・液体・気体の違いや水の沸点といった学校の理科の授業で習ったこととつなげて理解されている様子も見られました。
安全に火を消すことができるように、消火器の使い方も体験!屋外に出て、消火剤の代わりに水の入った水消火器を使って、炎の代わりにボールをめがけて消火します。消火器の重さや、ピンの抜き方、使い方を確認しながら、ボールの的に放射!狙った位置への放射は難しそうでしたが、ボールを全てプールに落として、無事消火することができました。
0742-93-8062