
要介護のお母さまと同居するため、二世帯住宅をお建てになったNさま。畳コーナーのあるリビングや、愛犬のための専用スペースや、ハンギングチェアに揺られて読書できる絵本コーナーなど、仲良しご家族のこだわりを叶えた快適で楽しい工夫が満載です。
データ
■所在地:神奈川県 ■家族構成:夫婦+子ども1人 ■商品名:xevoE |
■敷地面積:237.21 m² (71.75坪) ■延床面積:225.79 m² (68.30坪) /1階:114.95 m² 2階:110.84 m² ■竣工年月:2012年2月 |



















実家で一人暮らしだった母が要介護の車椅子生活になったことがきっかけです。実家のエリアは坂が多いうえ、築25年以上を経た家で段差が多く、一人暮らしのままでは心配だったので、新たに二世帯住宅を建てて母と同居しようと決心し、広い土地探しから始めました。


ダイワハウスの分譲地に惹かれて相談しましたが、最終的には営業担当の渡辺さんの誠実な対応が決め手になりました。良いことばかり言わず、できることとできないことを理由と共にきちんと説明してくださる姿勢に信頼感を持ち、この人と一緒に家づくりがしたいと思ったのです。


二世帯住宅なので、お互いの生活音が気にならないようにしてほしいとお願いしました。また、妻はコレクションの絵本コーナー、私は一人になれる書斎づくりが夢でした。2階の子世帯はLDKに畳コーナーをつくり、一人っ子の娘の部屋は孤立しないようにリビングとつなげたいと希望しました。


母が安心して快適に車椅子で生活できるよう、「扉はすべて引戸にし、トイレは扉を付けずに洗面所とワンルームにする」「スロープのアプローチを設ける」といったプランを提案してくださいました。また、愛犬が滑りにくい「ワンラブフロア」やトイレスペースもうれしかったですね。


冬、寒くないのにびっくり。太陽光発電で光熱費もほぼゼロ
戸建ては寒いという印象がありましたが、この家に住んで2年、冬もそれほど寒くないことに驚いています。床暖房だけで十分暖まるので、エアコンはあまり使わないくらい。夏も涼しくて、外から帰ってくると気持ちがいいですね。太陽光発電を搭載したので、売電収入との相殺で光熱費もほぼゼロの暮らしが実現できました。母は入居1年半後に亡くなりましたが、1階は開放的にも使える間取りにしてもらっていたおかげで、現在、近所の子どもたちと交流するコミュニティスペースとして活用できています。


要望をチーム全員で共有し、親身に考えてもらえました
気軽に何でも相談できるし、ちょっと伝えたことでもスタッフ全員で共有して考えてもらえるのがうれしくて。朝から夕方まで丸一日かけて納得いくまで打ち合わせをしてもらうことが何度もありました。建築中、現場を見学すると大工さんの仕事ぶりも丁寧で一生懸命。現場監督が基礎の仕組みや、構造の安全性などもその場で丁寧に説明してくれました。また、完成後は見えなくなる構造柱に記念の寄せ書きをさせてもらったのも楽しい思い出です。

営業担当/渡辺 紀一
仲良しご一家が愛犬と楽しく暮らせるプランをご提案
とても仲の良いご一家なので、子世帯はLDKを中心にご家族のつながりが感じられる間取りプランをご提案しました。そこに愛犬のための専用スペース、絵本部屋、リビング収納「スタイルストレージ」など、ご家族のこだわりをうまく反映させたのがポイントです。たとえ実現が難しいご要望であっても、「こうしたらできるのでは」とチームで工夫を凝らしました。

設計担当/井上 剛輝
東西に長い敷地を活かして、スケール感のあるお住まいに
東西に長い敷地を活かして南面からたっぷりと採光できる設計とし、タイルの張り方や屋根が雁行するデザインでお住まいのスケール感を出しました。また、建物が平坦に見えないよう二世帯の玄関はずらして配置。これによって親世帯のスロープも実現できました。お互いの生活音が気にならないよう、2階のキッチンの下に1階のキッチンを揃えるなど水廻りの位置にも配慮しています。

インテリア担当
/児玉リュウ子
ご要望を最大限に活かし、北欧風の楽しいインテリアを実現
2階の子世帯は夫人のご要望を最大限に採り入れて北欧テイストで明るく演出し、親世帯の1階はシック&モダンにまとめました。また、子世帯の玄関ホールはエコカラットのタイル壁を外壁タイルとリンクさせ、ギャラリー空間としても使えるようにコーディネート。楽しいご家族の雰囲気が漂うインテリア空間になりました。
※所属等の情報は、取材時のものです。
※掲載写真の外観・仕様・外構等については、敷地、周辺環境等の諸条件や地域の条例その他諸事情により採用できない場合があります。