木村 東吉 氏
1958生まれ。20代はファッションモデルとして雑誌『ポパイ』の顔として活躍。
30代になってアウトドア関連の著書を多数執筆し、95年に富士五湖のひとつである河口湖の湖畔に移住。
現在河口湖を拠点として執筆、取材、キャンプ教室の指導、企業CM、雑誌のモデル等、幅広く活動している。
また日本におけるアドヴェンチャー・レースの草分けとしても知られ、92年には「世界一過酷」といわれるレイド・ゴロワーズに初の日本人リー ダーとして参加。また数多くのアドヴェンチャー・レースのコースディレクターも務めている。
料理関係の著書も多数出版。近著に「アウトドアを10倍楽しむクッキングレシピ」双葉社刊。
澄んだ青空の下、白い雲を突き破って、灰色の噴煙が湧き上がる。濃褐色の大地、白い雲、青空、そして地球が生きている証である灰色の噴煙。この4つの色がダイナミックに地球の生命を感じさせる。さらには人々が造り出した建物の小ささが、自然のエネルギーをより力強く引き立てている。
夜明けの僅かな瞬間にだけ見せる美しい朝焼け。早起きしたことがとても「得」した感じになり、今日という日がいい一日になることを予感させる。黒々とした木樹のシルエットもいい。
確かにその音がダイナミックに伝わってくるような潮騒。だが、さらに耳を澄ませると、朝日が海から登る瞬間の熱が伝わって来そうな鳴動が聞こえる。
普段、優雅に水上を舞う白鳥たちだが、仕方なしに氷面で寛いでいるユーモラスな雰囲気が伝わる。が、それもあともう少し。一部、溶けている水田が春の訪れを適確に伝えている。
パプリカは野菜とは思えないほどカラフルな食材。まるで宝石みたいに輝いていると言っても過言ではない。背景のボケ具合が、その輝きを引き立たせている。
黒い蝶々がもう少しこっちを向いてくれれば、もっと見事な写真になったと思われるが、蝶々も蝶々で、必死に甘い香りの元を求めて飛び回っているのが伝わっている。
- 第13回オーナーフォトコンテスト(2018年)
テーマ「森林色撮りどり」 - 第12回オーナーフォトコンテスト(2017年)
テーマ「森林MYショット」 - 第11回オーナーフォトコンテスト(2017年)
テーマ「森林フォトスケッチ」 - 第10回オーナーフォトコンテスト(2016年)
テーマ「日々是森林(ひびこれしんりん)」 - 第9回オーナーフォトコンテスト(2016年)
テーマ「自然瞬感(しぜんしゅんかん)」 - 第8回オーナーフォトコンテスト(2015年)
テーマ「刻感景色(じかんけしき)」 - 第7回オーナーフォトコンテスト(2015年)
テーマ「森林住宅地での様々な楽しい毎日」 - 第6回オーナーフォトコンテスト(2014年)
テーマ「森林住宅×食の名シーン」 - 第5回オーナーフォトコンテスト(2013年)
テーマ「森林住宅地での暮らし自慢」 - 第4回オーナーフォトコンテスト(2012年)
テーマ「森林住宅地での暮らし自慢」 - 第3回オーナーフォトコンテスト(2012年)
テーマ「森林住宅地周辺の『空』のある風景」 - 第2回オーナーフォトコンテスト(2011年)
テーマ「森林住宅地周辺の風景写真」 - 第1回オーナーフォトコンテスト(2011年)
テーマ「森林住宅地周辺の風景写真」
すさまじい黒煙を吹き上げる阿蘇中岳の噴火、間近で見ると地球は生きている!姿をまざまざと感じさせてくれます。