1543年の鉄砲伝来とともに火薬の製法技術が伝わり、その後鑑賞用の花火が生まれたといわれます。初めて花火を見た日本人は徳川家康だったという説も。華やかな打ち上げ花火もいいですが、手持ちで楽しむ線香花火にも趣があります。家族で誰が長持ちできるかを競争するのもいいですね。玉を落とさないようにするには、柄の上を持ちすぎないようにし、極力動かさないことです。
火花が散り出す前に火の玉ができる
パチ、パチと力強い火花が散り出す
勢いを増し、大きな火花が散る
か細い火花が一本、一本と静かに散る
夏氷(なつごおり)とも呼ばれるかき氷。今年の夏は自家製シロップで楽しんでみませんか。お好みの果汁100%のジュースに砂糖を加えて煮つめるだけ。大人向けにはリキュールなどお酒をちょっと加えても。フルーティーでリッチな味わいです。
先祖の霊を供養するお盆。
お供えの「キュウリの馬」は、ご先祖さまを乗せて少しでも早く来ていただきたいという意味があるそう。一方、「ナスの牛」は、お供えをしたお土産を積んでゆっくりと天に帰ってもらおうという気持が込められているそうです。
寝苦しい夜が続くと、寝不足になりがちです。夏バテ予防のためには昼寝が有効。ただし、長時間の昼寝は夜の睡眠を妨げます。ちょっとした昼寝のことを三尺寝といいます。これは、大工さんなど職人さんが三尺(約90cm)ほどのわずかな空間で日の陰が三尺ほど動く短い間だけ寝ることから。風通しのいい部屋に寝ござを敷いて、小1時間ほど昼寝をして、元気を回復しましょう。
ダイワハウスの「xevo(ジーヴォ)」とベネッセコーポレーションの「たまひよ」が提案する「ハッピーハグ」は、家族の幸せを育む住まいです。
「タタミの上で暴れない」「障子やふすまは静かに開け閉めする」…。昔ながらの日本家屋で暮らすには、そのような当たり前のことが求められ、自然と身についてきたものです。また、縁側や土間など、内と外をつなぐ空間はご近所さんとの交流も促します。ハッピーハグではこうした昔の住まいをヒントにした空間をご提案します。
昔ながらの住まいでは、それぞれの部屋がドアや壁で仕切られておらず、スペースがフレキシブルに使えるという特徴がありました。そこで、みんなが集まるリビングを開放感あるタタミの部屋にして、家の中心に設けました。食事や家族だんらん、遊びや勉強の場として、自然と家族のコミュニケーションが広がり、きずなが深まります。
子どもが成長したら、ふとんの上げ下ろしの習慣が自然と身につく、使いやすい収納
子どもが小さなうちは親と一緒に眠ることで安心できるタタミの子ども部屋
フキヌケの障子を開ければ2階にいても1階の家族の気配を感じられます
家族がどこにいてもつながる、ヒロマ&フキヌケ空間を家の中心に。障子で空間をフレキシブルに仕切ります
ご近所さんとの交流も促す、家のウチとソトをつなぐ、エンガワドマ
日本家屋は四季の暑さ、寒さに備えた住まいづくりをしてきました。そんな古来の技術を見直し、自然の力を利用して、できるだけ冷暖房に頼らず快適に暮らすための技術が、「パッシブデザイン」です。例えば、強い日差しを遮る「深い軒」、自然の力と機械の力を併せて最上階の熱気を抜く「涼なび」など。ダイワハウスでは、昔ながらの知恵と先進技術を併せ、自然と上手につきあいながら、がまんすることなく、快適に過ごす住まいづくりを提案しています。
ハイブリッド排熱システム[涼なび]
部屋の温度に応じてダンパーが自動的に開き、排熱ファンが熱気を室外に逃がします。初夏には暖かい空気が上昇する自然の力を使い、室内の空気を排出。夏期には自動でファンを運転して強制排気します。
日差しを遮る深い軒(右)と遮熱スクリーン(左)。スクリーンは窓からの日差しを約70%防ぎます。