太陽光発電システム
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太陽光発電システムは家庭で使用する電力を太陽から供給することができ、また家庭内で使いきれず余った電力は電力会社に買い取ってもらえます。
太陽の光を利用することで環境保護に貢献できるうえに、節電意識も高まり、まさに次世代の環境を考えた発電システムです。
太陽光発電システム
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太陽光発電パワーコンディショナ運転モードについて
パワーコンディショナには、「連系運転」・「自立運転」の2種類のモードがあり、次のような特長があります。
【連系運転モード】
- ■パワーコンディショナの出力された電気は、ご家庭で使用されている商用電源線に出力され、家庭内の電気製品の消費電力に使用できます。
- ■パワーコンディショナの出力よりもご家庭での消費電力が多いとき、不足分は電力会社からの商用電源で補われ、逆にパワーコンディショナの出力が家庭での消費電力よりも大きいとき、余剰分は電力会社により買い取られます。(余剰買取での接続の場合)
- ■日没などで太陽電池出力がなくなった場合、パワーコンディショナは自動的に運転を停止し、翌朝など太陽電池が発電すると、自動的に運転を開始します。
- ■商用電源が停電したときは、単独運転防止機能が動作し、パワーコンディショナは自動的に運転を停止します。停電が回復すると、自動的に運転を再開します。
- ■点検等で手動で運転を停止することができます。
【自立運転モード】
- ■自立運転モードは、太陽光発電で発電した電気を自立運転専用のコンセントに供給します。余った電気を電力会社に売ったり、不足分を購入することはできません。
- ■自立運転モードでは、発電した電力が自立運転専用コンセントに接続されている機器の消費電力より大きな場合のみ運転することができます。
- ■自立運転を行う場合、自立運転モードの注意点をよくお読みになって正しくお使いください。
- ■自立運転モードは停電時の非常用電源としてお使いいただくための機能です。停電が回復したときは、連系運転モードに切り替えてください。
- ■自立運転コンセントの使用においてはすべての電気機器の動作を保証するものではありません。一時的な大電力を必要とする機器は使用できない場合があります。
図1:発電量と家庭内消費電力の1日の推移例
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売り電力(売電)と買い電力(買電)
連系運転時、昼間に多く発電し余った電力が自動的に電力会社に送られている状態を売電状態、発電しない夜間や雨などで発電電力が少ないときに、電力会社から電力の供給を受けている状態を買電状態といいます。
- 1買い電力(買電)状態
太陽光発電の発電電力がご家庭の消費電力より小さい場合、不足分の電力を電力会社から買います。
- 2売り電力(売電)状態
太陽光発電の発電電力がご家庭の消費電力より大きい場合、余った電力を電力会社に売ります。
- 3太陽電池が発電していない場合
夜間や雨天などで太陽光発電が行われていない場合、電力を電力会社から買います。
太陽光発電パワーコンディショナ
下記は一例です。詳しくは取扱説明書を参照してください。
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リモコンの各部の名前と働き
リモコンは、表示ディスプレイとパワーコンディショナのコントローラを兼ねています。発電履歴の閲覧、各種の設定などの主な操作は、リモコンで行います。
※パワーコンディショナの運転状態によりパワーコンディショナLED、ディスプレイ、単位LEDの表示が変わります。- ■発電電力と積算発電量
発電電力とは、現在発電している電力です。(単位:W)
積算発電量とは、発電開始してからの積算の発電電力量です。(単位:kWh)- ■合計発電電力と合計積算発電量
合計発電電力とは、リモコンに接続しているパワーコンディショナ全ての発電電力の合計です。(単位:W)
合計積算発電量とは、リモコンに接続しているパワーコンディショナ全ての積算発電量の合計です。(単位:kWh)緑色点灯 連系運転中 緑色点滅 連系準備中/連系準備中エラー/連系手動停止中/日射不足 赤色点灯 自立運転中 赤色点滅 自立準備中/自立準備中エラー/日射不足/自立手動停止中/点検中/リモコンエラー 消灯 自動停止中/パワーコンディショナが接続されていない状態 -
パワーコンディショナを緊急停止する
万一、パワーコンディショナから煙、異音、異臭などが発生したときは、以下の操作でパワーコンディショナを緊急停止し、お買い上げの販売店または修理相談センターにご連絡ください。
- 1ホーム画面で「選択」を押して、パワーコンディショナ選択画面に切り替え。
パワーコンディショナを選ぶ。(「PC-1」と表示されている場合はパワーコンディショナ-1が選択されています)
- 2パワーコンディショナ選択画面状態で「運転/停止」ボタンを押す。
一定時間後、選択中のパワーコンディショナの個別状態表示画面に移行します。
- 3個別状態表示画面で停止状態を確認する。
運転停止状態の場合
・パワーコンディショナLED:緑点滅(連系運転モード)/赤点滅(自立運転モード)
・ディスプレイ:「Stop」、単位LED:消灯- 4ご家庭の分電盤内のパワーコンディショナ専用ブレーカーを切る。
パワーコンディショナの電源が切れ、動作が完全に停止します。
再起動については…
当社ダイワハウスサポートデスクへご連絡ください。
ダイワハウスサポートデスク(24時間365日受付) 0120-810-641※住宅設備に関しては商品の改廃により、現状と仕様が異なる場合がございます。詳しくは各商品の使用説明書をご確認ください。
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マルチエネルギーモニタ
(JH-RWL8)マルチエネルギーモニタは表示ディスプレイとパワーコンディショナの」コントローラを兼ねています。発電履歴の閲覧、各種の設定などのおもな操作は、マルチエネルギーモニタで行います。
- 1ディスプレイ
運転状態、発電状態などを表示するとともに、画面をタップすることで操作ができます。
- 2リセットボタン(左側面)
マルチエネルギーモニタの再起動をします。
- 3今日の実績ボタン
今日の発電量/消費量の履歴を表示します。
- 4ホームボタン
ソーラートップ画面に戻ります。
周辺部のLEDでシステムの運転状態を表示します。ホームボタン周辺部のLED 運転状態 青色点灯 売電中(発電しているとき) 橙色点灯 買電中(発電しているとき) 橙色点滅 点検 消灯 上記以外の状態 売買センサーを取り付けていない場合、かつ、設置時に「余剰買取」の設定をしている場合は、橙色点灯します。自立運転中は、青色点灯します。
- 5運転状態表示ランプ
パワーコンディショナごとの運転状態を表示します。
ホームボタン周辺部の
LED運転状態 太陽電池パワーコンディショナ 一体型/蓄電池連携型パワーコンディショナ 緑色点灯 連系運転中 連系運転中(発電しているとき) 緑色点滅 連系準備中
連系手動停止中- 赤色点灯 自立運転中 自立運転中
連系運転中(発電していないとき)赤色点滅 自立準備中、自立手動停止中、点検 消灯 自動停止中 連系準備中、連系手動停止中、自動停止中 左側から1台目、2台目、3台目のパワーコンディショナの状態を表示しています。
- 6運転切替ボタン(右側面)
パワーコンディショナ運転状態(運転/停止)、運転モード(連系運転/自立運転)の切り替えを行います。
【運転を停止/開始する】
手動で運転の停止/開始ができます。点検などで運転を停止したいときは、以下の操作をしてください。また、自立運転を開始/停止するときも、以下の操作をしてください。
- 1右側面の運転切替ボタンを押す※
運転切替ボタンがロックさせている場合は、ロックを解除してから操作してください
- ※運転モードの自立切り替えをおこなっている間は、設定画面を表示できません。切り替えが終了するまで、しばらくお待ちください。
- 2運転を停止するときは「停止」、運転を開始するときは「運転」をタップする。
停止や開始には、ボタンタップしてから数秒~数十秒かかります。
全パワーコンディショナのボタンは、太陽電池パワーコンディショナのみ接続している場合に表示されます
【パワーコンディショナを緊急停止する】
ご家庭の分電盤のパワーコンディショナ専用ブレーカーをOFFにする
万一、パワーコンディショナ、蓄電池用コンバータから煙、異音、異臭などが発生したときは、手順1~2に続いてパワーコンディショナを緊急停止して、ダイワハウスサポートデスクへご連絡ください。お客さまによる再起動はおこなわないでください。
ダイワハウスサポートデスク(24時間365日受付) 0120-810-641
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パワーコンディショナ本体
(JH-55RP4/JH-55SP4)【パワーコンディショナ本体】
運転中や停止直後は、保護ガードや前面パネル、本体上面、左右側面の温度が高くなっています。
手を触れないようにしてください。【外部表示操作部】
本体右側面に外部表示操作部があります。運転SW(スイッチ)によりパワーコンディショナの運転モードを変更できます。運転モードランプと状態表示ランプによりパワーコンディショナの運転状況を確認することができます。
ランプ表示は下記の5パターンがあります。
- ■点灯
- ■点滅 1 (約2秒点灯と短く消灯を繰り返します)
- ■点滅 2 (約1秒ごとに点灯と消灯を繰り返します)
- ■点滅 3 (短く点灯と約2秒消灯を繰り返します)
- ■消灯
- 1運転モードランプ
運転/停止ランプは、パワーコンディショナの運転モードを表示します。
リモートランプは、一括制御リモコンのリモート操作の可・不可を表示します。
リモート操作を可能にするには、パワーコンディショナの機器間通信選択を設定し、運転/停止ランプが運転モードである必要があります。- ■運転モードランプ
運転モード 点灯 停止モード 点滅 2 (約1秒ごとに点灯と消灯を繰り返します) 電源なし 消灯 - ■リモートランプ
リモート可(運転モード) 点灯 リモート可(停止モード) 点滅 2 (約1秒ごとに点灯と消灯を繰り返します) リモート不可 消灯 - 2運転SW(スイッチ)
約5秒長押しするごとに、運転モードと停止モードが切り替わります。
一括制御リモコンを接続している場合でも、優先的に停止モードに切り替えることができます。運転SWで停止モードに変更した場合は、一括制御リモコンでの操作が行えません。(「リモート無効機器あり」と表示されます。)- 3状態表示ランプ
連系/自立/停止ランプは、パワーコンディショナの運転状態を表示します。
点検ランプは、パワーコンディショナに問題が発生した場合にお知らせします。- ■連系/自立/停止ランプ(橙色)
連系運転中 点灯 連系運転中(抑制あり) 点滅 1 (約2秒点灯と短く消灯を繰り返します) 連系待機中/停止中 消灯 自立運転中 点滅 2 (約1秒ごとに点灯と消灯を繰り返します) 自立待機中/停止中 点滅 3 (短く点灯と約2秒消灯を繰り返します) - ■点検ランプ(赤色)
修理相談窓口にご相談ください 点灯 再起動してください 点滅 1 (約2秒点灯と短く消灯を繰り返します) 系統側確認中です自動で復帰します 点滅 2 (約1秒ごとに点灯と消灯を繰り返します) 自動で復帰します 点滅 3 (短く点灯と約2秒消灯を繰り返します) 正常に運転しています 消灯 -
一括制御リモコン
(JH-RPL1:JH-55RP4/JH-55SP4用)【一括制御リモコン】
一括制御リモコンで最大20台までのパワーコンディショナを表示・操作できます。
- 1運転/停止スイッチ
運転に切り替えると赤い色が現れます。
- 2表示部
運転状態・発電電力・総積算電力量を表示します。
- 3連系ランプ(緑)
連系運転中に点灯します。
- 4自立ランプ(橙)
自立運転中に点灯します。
- 5総積算ボタン
総積算電力量を表示します。
- 6パワコン切換ボタン
ボタンを押すたびに発電電力を表示するパワーコンディショナが切り換わります。
また、総積算ボタンを押すと総積算電力量を表示するパワーコンディショナが切り換わります。(ボタン操作は、爪やボールペンのような硬くとがったものでおこなわないでください。破損や故障の原因となります)
【一括制御リモコン表示部(画面)】
表示部の画面は下記の意味を示しています。説明のため、全ての内容を表示しています。
- 1AB表示
表示しているパワーコンディショナの通信アドレスの十の位を示しています。
Aと表示されている場合、パワーコンディショナ1~10台目
Bと表示されている場合、パワーコンディショナ11~20台目
ABと表示されている場合、全てのパワーコンディショナの合算値を表示しています。- 2総積算電力量
総積算電力量を表示しているときに表示されます。
- 3リモート無効機器あり
総積算電力量を表示しているときに表示されます。
- 4パワコン表示
表示しているパワーコンディショナの通信アドレスを示しています。
AB表示と共に見てください。- 5運転状態表示
発電:発電している時に表示します。
消費:自立運転をしているときに表示します。
抑制:電圧上昇による抑制運転をしているときに表示します。- 6運転表示
パワーコンディショナ本堤での運転/停止状態を表示します。
- 7数値表示
発電電力・総積算電力量・点検コードの数値を表示します。
- 8待機中あり表示
運転していないパワーコンディショナがあるときに表示されます。
HEMS(ホームエネルギーマネージメントシステム)/LifeAssist
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ホームデバイス太陽光発電や蓄電池のエネルギー利用状況、電気・ガス・水道の使用量を、スマートフォンのアプリから手軽に見える化できます。
スマホアプリでは、エネルギーの見える化をベースに、家じゅうの連携機器の状態確認・遠隔操作がシンプルな画面でカンタンに操作していただけます。
暮らしのシーンに合わせた自由なルール設定で、設備や家電の一斉操作を自動化したり、もしもに備える、外出中でも安心の見守り機能(屋内・屋外カメラ)で住まいの状況確認や通知設定も可能で、ひとつ先の便利で安心な暮らしが実現できます。 -
安全にお使いいただくために
- ■必ず専用のACアダプターとUSBケーブルをご利用ください。
- ■植込み型医療機器を装着した人が、本製品をご使用される場合は、植込み型医療機器の取り扱い説明者および担当医師の指示に従ってください。
- ※医療機器の正常な動作を損なうおそれがあります。
- ■異臭や異音がした場合は使用をやめてください。
- ※発煙・火災のおそれがあります。
- ■発火物を近づけたり、可燃性ガスを含むスプレーを吹き付けないでください。
- ※発煙・発火・火災・爆発のおそれがあります。
- ■ぬれた手で触れないでください。
- ※感電による傷害や機器故障のおそれがあります。
- ■次のような場所には設置しないでください。
- ※破損の恐れがあります。
- ・屋外や軒下などの雨水があたるところ。
- ・浴室、洗面所、脱衣所、作業場、調理場などで湯気のあたる場所、もしくは湿度が85%RHを超えるところ。
- ■分解・改造しないでください。
- ※感電による傷害や発煙・発火・火災が起こるおそれがあります。電波法でも禁止されています。
- ■雷が発生しているときは、ACアダプタ(電源プラグ)に触らないでください。
- ※感電のおそれがあります。
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故障かな!?と思ったら
お引き渡し時に、お渡ししているホームデバイス取扱説明書に記載しているサポートサイトをご覧ください。
Life Assist サポート (lixil.co.jp)症状が直らない場合は
当社ダイワハウスサポートデスクへお問い合わせください。
ダイワハウスサポートデスク(24時間365日受付) 0120-810-641
HEMS(ホームエネルギーマネージメントシステム)/D-HEMS
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家じゅうのエネルギー状況をはじめ、空調や玄関ドアなどを集中コントロール。タッチひとつで自在に操れるのが、「D-HEMS」です。防水のモニターでテレビの視聴や録画も可能です。
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モニターの防水
※付属のACアダプターは、
防水仕様ではありません。モニターは、JIS C 0920(IEC 60529)「電気機械器具の外部による保護等級(IPコード)」のIPX5/IPX7相当の防水仕様となっています。ご使用前に、以下の内容をよくお読みの上、正しくお使いください。
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PX5/IPX7について
【IPX5(噴流に対する保護等級)について】
常温の水道水にて、機器から約3m離れて、内径6.3mmのノズルであらゆる方向から約12.5L/分の水を3分以上注水したあと、機器の機能が動作することに対応しています。
【IPX7(浸水に対する保護等級)について】
常温の水道水にて、水深1mに機器を静かに沈め、30分間放置して取り出したあと、機器の機能が動作することに対応しています。
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モニターの防水対象液体
【対応】
真水、水道水、温水
【非対応】
石けん水、シャンプー、洗剤、温泉水、プールの水、海水
※対応以外の液体につけないでください。 -
入浴剤の使用について
ご使用いただける入浴剤については、下記のホームページをご確認ください。(硫黄、塩分を含む入浴剤は使用できません)
https://av.jpn.support.panasonic.com/support/ekb/bath/
※入浴剤の原液や粉末が付着した場合や正常に動作しない場合は、水で洗い流したあと、乾いた柔らかい布で拭いてください。
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水場(浴室や台所など)での使用時のお願い
以下をお守りください。誤った使用は故障の原因になります。
- ■端子ふたをしっかり閉じる
- ■ACアダプターを接続して使用しない
- ■ヘッドホンを接続して使用しない
- ■IHクッキングヒーターの上に置かない
- ■故意に水の中や湯ぶねの中などに入れたり、水中で操作しない。誤って湯ぶねに落とした場合は、すぐに拾って柔らかい布で拭いてください
- ■浴室など湿気の多い場所に放置しない
- ■サウナやミストサウナで使用しない
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防水性を保つために
モニターを落としたり、ぶつけたり、強い圧力をかけないでください。モニターが変形や破損し、防水性が保てなくなります。
※防水性を維持するため、2年に1度はモニターの内部にあるゴムパッキンなどの防水に関する部品の交換(有料)をお勧めします。当社ダイワハウスサポートデスクへお問い合わせください。
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端子ふたの取り扱い
ふたが開いたまま使用すると内部に水が入り故障の原因になります。ご使用前には、ふたを指で押してしっかり閉じてください。
【すき間がある例】
ふたを閉じるときは、以下のことにお気をつけください。
- ■手がぬれた状態やモニターに水滴がついたままふたを開け閉めしないでください。
- ■ふたを閉じたあと、すき間がないか確認してください。
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水場での使用後
モニターを乾いた柔らかい布でふき、室内においてください。
- ■入浴剤の使用後は、まず水で洗い流してください。
- ■ACアダプターは防水仕様ではありません。DC IN 端子に水分や汚れがある場合は、ACアダブターを接続する前に綿棒や布などでふき取ってください。
- ■石けん水やシャンプーなどがかかった場合は、常温の水道水を弱めの水量にして洗い流した後、拭いてください。(洗剤で洗わないでください)
- ■ドライヤーなどの熱風で乾かさないでください。
- ■寒冷地で、水滴が付いたまま放置しておくと凍結し、ふたが開かなくなるなどの原因になります。
※万一、モニター内部に水が入った場合は使用を中止し、当社ダイワハウスサポートデスクにご相談ください。お客さまの誤った取り扱いによる故障の場合は保証対象外となります。
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故障かな!?と思ったら
お引渡し時に、お渡ししているD-HEMSの取扱説明書の「故障かな?」をご覧ください。
症状が直らない場合は
当社ダイワハウスサポートデスクへお問い合わせください。
ダイワハウスサポートデスク(24時間365日受付) 0120-810-641
蓄電システム
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大型リチウムイオン蓄電池を内蔵する蓄電システム。太陽電池で発電した電力や電力会社からの電力を貯めて、必要なときに電気を活用することができます。
- ■設定した充電時間帯以外でも電池の性能を維持するため、充電することがあります。
- ■蓄電池ユニットの放電可能時間でも、電力使用量が0.20kW程度までは電力会社から購入します。また、待機電力も必要です。
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通常時
【おサイフモード】
- ■太陽電池で発電した電力で、消費しなかった電力(余剰電力)の売電を優先します。
- ■売電時は蓄電池からの放電を停止します。
- ■深夜電力を充電し、太陽光による売電がない場合の電力として使用することができます。
【ecoモード】
- ■太陽電池で発電した電力で、消費しなかった電力(余剰電力)の充電を優先するモードです。
- ■ecoモードは、原則として電力会社からは充電しません。
- ■充電した電力は、太陽光による発電がない場合に使用することができます。
※1.太陽電池で発電した電力で足りない場合は、商用電源から供給される電力を購入します。
※2.太陽電池で充電した電力のうち、蓄電池の充電量を超えた電力は売電します。【バックアップモード】
時刻や日射量に関係なく、満充電になるまで充電します。
※充電で足りない場合は電力を購入します。充電量を超えた発電電力は売電します。記載の運転モードは一例です。
詳しくは取扱説明書もしくは機器のメーカーHPをご確認ください。 -
停電時(自立運転を始める)
停電時には自動で重要負荷へ、電力供給が始まります。停電から復帰すると、自動で連系運転に戻ります。
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スマートフォンでの操作
機種によりお客様のスマートフォンもしくはタブレットにより操作ができます。
操作方法については取扱説明書をご確認ください。
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リモコン
リモコンは、運転状況をお知らせする表示ディスプレイと蓄電池のコントローラーを兼ねています。
蓄電量の確認や充電・放電時間の設定などは、このリモコンで行います。- 1表示ディスプレイ
点灯させる場合は、[操作]ボタン、[連系/自立]ボタン、または[運転/停止]ボタンのいずれかを押します。
- 2ボタン表示エリア
表示エリア下の操作ボタンで実行できる機能が表示されます。(画面によって表示(機能)が変わります)
- 3操作ボタン
ボタンを押すと、ボタン表示エリアに表示されている機能を実行します。(表示ディスプレイが消えているときにいずれかのボタンを押すとトップ画面が表示されます)
- 4連系/自立ボタン
パワーコンディショナの運転状態(連系運転/自立運転)をランプの点灯・点滅により確認します。表示ディスプレイの消灯中も確認できます。
表示 状態 緑点灯 連系運転中 赤点灯 自立運転中 赤点滅 自動停止中 消灯 自立手動停止中、連系手動停止中、連系準備中、自立準備中 - 5運転/停止ボタン
蓄電池の運転/停止を操作します。また連系運転中やランプの色により買電/売電状態を確認できます。停電時に、太陽電池または蓄電池が利用できない(残量ゼロ/接続なし/異常時)場合は操作が無効になります。
表示 状態 緑点灯 売電 赤点灯 買電 消灯 自立手動停止中、連系手動停止中 - 6運転モード
連系運転時の運転モード(おサイフモード、ecoモード、バックアップモード)の中で現在の運転モードを表示します。
※住宅設備に関しては商品の改廃により、現状と仕様が異なる場合がございます。詳しくは各商品の使用説明書をご確認ください。
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屋内用蓄電システムのメンテナンス方法
お手入れの際は電源をOFFにしてください。汚れは固くしぼった濡れた布でふき取ってください。入力および出力ケーブルは乾いた柔らかい布で汚れを落としてください。アルコールやシンナー、ベンジンなどの溶剤は変色・変質させることがあります。絶対に使わないでください。
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定置型蓄電システムのメンテナンス方法
【リモコンのお手入れ】
日常のお手入れでは、乾いたきれいな布で吹いてください。汚れがひどい場合は、水か中性洗剤を布に含ませ、よくしぼってから拭きとってください。
表示ディスプレイを拭くときは、故障や破損の原因となりますので、強い力をかけないようにしてください。
- ・表示ディスプレイをベンジン、シンナー、アルコールなどの溶剤で拭かない(表示ディスプレイの変形、変質による故障のおそれ)
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蓄電システム本体のお手入れ
【蓄電システム本体の据付け状態を確認する】
地震や強風により、蓄電システム本体の固定にゆるみなど異常が発生することがあります。そのままの状態で使用した場合、蓄電システム本体の転倒によるけが、蓄電システム本体の故障の原因になります。
据付け状態に異常がある場合はダイワハウスサポートデスクにご相談ください。
ダイワハウスサポートデスク(24時間365日受付) 0120-810-641
【蓄電システム本体の周囲に落ち葉がたまらないようにする】
周囲に落ち葉などがあると小動物や虫などが集まりやすくなります。
小動物や虫などが蓄電システム本体に侵入して内部の電気部品に触れると、火災や故障の原因になります。 -
設計上の使用期限について
【セーフガード機能が働き自動的に運転を停止した場合】
著しく劣化したリチウムイオン電池の利用を控えていただくために、蓄電池ユニットについて使用期限を設けています。内蔵されたリチウムイオン電池の使用期限が経過した場合には、セーフガード機能が働き自動的に運転を停止します。
機種により蓄電池ユニットの買い替え、もしくは定期点検等を行う必要があります。詳しくは蓄電池の操作説明書をご覧ください。ダイワハウスサポートデスクまたはエリーパワーカスタマーセンターにご連絡のうえ、点検をご依頼ください。
ダイワハウスサポートデスク(24時間365日受付) 0120-810-641
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停電時の操作方法について
あらかじめ予測できる停電(台風など)に対する備えや実際の停電時の操作方法をご説明致します。
停電時、蓄電池の接続先によっては大容量の電気をご使用する設備もあります。(エコキュートなど)
蓄電池の容量には限りがあるのでご利用方法にはご注意ください。 -
災害による水没や破損時のご対応について
災害により蓄電池が水没や破損した場合、感電、漏電、火災などの危険があります。
製品に触れず操作を行わないでください。詳しくはこちら:
https://www.eliiypower.co.jp/products/support/notice -
ユーザーマニュアルとFAQについて
その他、ご不明点などございましたらエリーパワーのホームページよりマニュアルをご参照ください。
マニュアルダウンロードはこちら:
https://www.eliiypower.co.jp/supportその他ご質問はこちら:
https://www.eliiypower.co.jp/faq