大和ハウス工業株式会社

DaiwaHouse

研究所について

ビジョン

変化する「生きる場所」の課題を解決し、夢ある社会の実現を目指す

研究領域・テーマ

私たち総合技術研究所の研究開発分野は、人が「生きる場所」に関わるすべて。住宅、街、都市などにおいて、人が生きること、生活すること、暮らすこと全般を、その対象としています。

近年、「生きる場所」は大きく変化しています。
例えば、新型コロナウイルスの世界的流行や働き方改革の進展などにより、住宅は、生活をしながら学校の授業を受けたり、仕事をする場所になりました。
また、気候変動を要因とする自然災害は、年々規模が大きくなり、頻度も増加。街や都市には、災害に対するレジリエンス(回復力・復元力)が強く求められています。
さらには、世界的に高まりを見せるSDGs達成に向けた取り組み、日本における「2050年カーボンニュートラル」を目指す動き、IoT、ビッグデータ、AIの進化など、さまざまな要因が「生きる場所」を変えようとしています。

これらにより、さまざまな新しい課題も生じるようになりました。しかし、社会ニーズの多様化、個別化などから「VUCA※」が増す現在、解を導くのは容易ではありません。

私たちは、この難題に挑む研究所。私たちのゴールは、研究のための研究ではありません。変化する「生きる場所」の未来像を示し、さまざまな課題をテクノロジーで解決、夢ある社会を実現することが、私たちのゴールです。

  • ※Volatility:変動性、Uncertainty:不確実性、Complexity:複雑性、Ambiguity:曖昧性

多様な人財が、社会と接点を持ち、ワクワクしながら研究に取り組む

研究所の特徴

私たちの根底にあるのは、「儲かるからではなく、世の中に役に立つからやる」「先の先を読む」という大和ハウスグループ創業者、石橋信夫の精神です。そのため、お客さまや現場の方々と接する機会を積極的に持ち、世の中の変化を見据え、人々がまだ認識していない課題や、顕在化していない革新的なニーズの把握に努めてきました。

多種多様な専門領域を持つ幅広い年代の研究員が在籍しているのは特徴のひとつです。これにより、世代、ライフスタイル、価値観が異なる人々が共に暮らす住居、街、都市の課題に、さまざまな視点から解を導くことができます。

専門領域を超えた協業や、異業種企業や他の学術機関とのオープンイノベーションも積極的に推進。長年培った工業化建築・住宅の知見に、環境、エネルギー、IoT、バイオなどのテクノロジーを融合することで、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)、再生可能エネルギーを活用したまちづくりなど、「生きる場所」を快適に、サステナブルにする研究開発を進めています。

研究を楽しむ姿勢は、風土、文化的な特徴です。研究員は、「生きる場所」の未来像や夢あふれる社会の姿、そして、自分の研究で心動かされる人々を思い描き、ワクワクしながら日々研究に取り組んでいます。

生きる歓びを分かち合える

社会の実現に向けて。

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