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コラム vol.293-1
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土地活用・不動産投資・賃貸経営に必要なデータの入手法と読み解き方(1)あのデータはどこで入手できる?国土交通省が提供する統計データについて

公開日:2019/07/31

日本全国で土地を購入した人のうち、どれくらいの割合の方が「賃貸住宅建設のため」に購入したと思いますか?
個人の土地購入において、東京圏や大阪圏などでは約10%程度、全国では約6.7%が賃貸住宅建設のために土地を購入しています。

このデータは、国土交通省のホームページに入り、「オープンデータ」ページ→「統計情報」→ 「土地関連統計データ」→「土地保有移動調 査」とクリックしていけばたどり着くことができます。
国土交通省の統計情報ページのアドレスはhttp://www.mlit.go.jp/statistics/details/index.htmlですので、一度ご覧いただくとよいと思います。

日本の公的機関は、近年ものすごい勢いで統計データの整備・公開を進めてきました。「情報公開」という言葉が広く使われ始めて久しいですが、さまざまな統計データ情報が、各省庁のサイトに公開されています。また、主要なデータには解説のパワーポイント資料もついていることが多く、この解説を読めば大筋をつかむことができます。
また、CSVデータ、Excelデータで公開されているものも見られ、これらは利用者が独自に加工し分析できるようになっています。

国土交通省が提供する豊富なデータ

国土交通省の統計情報は、オープンデータの中にあります。このオープンデータには、他にも白書や調査報告等があります。この白書は毎年のその分野を全体俯瞰できる内容になっていますので、業界にかかわる方は、目を通しておいたほうがいいと思います。
国土交通省が出している白書にもいろいろありますが、土地活用・不動産・建築といった分野で最も重要な白書は「土地白書」だと思います。
アドレスは、http://www.mlit.go.jp/statistics/file000006.htmlです。このデータは、土地活用を行うオーナーの方も、土地活用の提案を行う会社の営業担当の方も、知っておくといい情報だと思います。

国土交通省の統計情報の中には、非常に多くの統計データが公開されています。
この中で、本業界に必要で重要なデータは、左のメニューバーにある「建築・住宅関連統計」の中にあります。
アドレスは、http://www.mlit.go.jp/statistics/details/jutaku_list.htmlです。
ここに入ると、おなじみのデータが並んでいます。ちなみに、最もメジャーな統計データの一つである「住宅着工件数」は、この中の一番上(1)にあります。
またサイトの下の方ほうに行くと、分野別に分かれていることがわかります。

不動産オーナーの方に関係あると思われる分野は、「土地」、「建設工事」、「都市」、「建設業」「建築・住宅」などで、不動産活用や賃貸住宅経営に役立ちそうなデータがあります。

このように、公的なデータは数も多く、探しやすいように整備されています。しかし、データがあっても、それを読み解くこと(つまり、そのデータから何がわかるか)ができなければいけません。例えば、時系列データと単体のアンケート調査などでは見方が異なりますので、慎重に分析することが必要です。

国土交通省 建築・住宅関係統計ホームページ

先ほど述べましたように、公的なデータ数も多く探しやすいように整備されています。しかし、データがあっても、それを読み解くこと(つまり、そのデータから何が分かるか)が出来なければいけません。時系列データと単体のアンケート調査などでは見方が異なります。こうした事も、シリーズ全3回の中で述べてまいります。

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