繰り返す地震に強い家で暮らそう。
xevoΣは、独自のエネルギー吸収型耐力壁
「D-NΣQST(ディーネクスト)」を
標準搭載。
大きな揺れに対して耐えつづける
だけではなく、地震エネルギーを効果的に
吸収し、
建物の揺れを早く収束させることで
構造体の致命的な損傷を防ぎます。
しなやかに動く「Σ形デバイス」が、地震エネルギーを効果的に吸収。
エネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」が耐震性能を持続させる鍵は、「Σ形デバイス」にあります。強い揺れを受けると上へ下へとしなやかに動く独自の断面形状により、地震エネルギーを効果的に吸収。震度7クラスの地震に連続して耐える粘り強さを発揮します。
さらに、地震による揺れ幅を軽減し建物の揺れを早く収束させることで、外壁や構造体の損傷を最小限に抑えます。
※「Σ形デバイス」側に柱が無い場合、「Σ形デバイス」は金物で柱や梁と取り合います。(下図)なお、その場合も構造耐力性能は変わりません。
※0.5P巾の場合、耐力壁の形状が異なります。(1P=91cm)
独自に新開発したΣ形の断面形状は、縦形や横形にはない強さとしなやかさを兼ね備えているのが最大の特長。巨大地震のエネルギーを繰り返し吸収する粘り強さを発揮します。
信頼性の高い部材を組み合わせた
xevoΣの持続型耐震構造は、繰り返される
激しい地震の揺れにも対応しうる
耐震性能を発揮。
その強さが、ゆとりある
大空間・大開口も実現します。
D-NΣQST[ディーネクスト]を
装備した構造体で、
持続する耐震性能を実現。
エネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」を装備したxevoΣの「持続型耐震構造」は、地震エネルギーを吸収する「Σ形デバイス」の効果で持続する耐震性能を実現。建物自体の重さや家具などの重さによる縦方向の力は柱・梁が支え、地震や台風などの横方向の力は「D-NΣQST」が受け止めることで柱や梁の損傷を防ぎます。
バランスのよい断面構造。
地震に強い家をつくるには、建物を支える柱に強度が求められます。xevoΣでは、閉鎖断面であり安定性が高い1辺80mmの角形鋼管柱を標準採用しています。
建物と基礎とを強固に緊結。
xevoΣのアンカーボルトは、直径22mmの高強度異形鉄筋を採用。その先端にふくらみを持たせることで、さらに引き抜き強度を高め、地震時の建物の浮き上がりを防ぎます。
「D-NΣQST」や80mm角の角形鋼管柱、アンカーボルトなど信頼性の高い部材からなる強靭な構造。
構造体の強さを活かし、壁や柱を最小限にしたことで、暮らしにゆとりを生む大空間・大開口を実現しました。
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実大三次元振動破壊実験施設
「E-ディフェンス」(愛称)にて、
ダイワハウスは大規模な加震実験を
実施しました。※
※国立研究開発法人防災科学技術研究所の実大三次元震動破壊実験施設「E-ディフェンス」にて、
2013年9月、xevoΣの大規模な加震実験を実施しました。
観測史上最大級の地震波を超える175kine(震度7相当)※
という巨大な衝撃。
xevoΣに与える震動は、国内の観測史上最大級の地震波である阪神・淡路大震災の169kine(JR鷹取駅での観測波)を超える、175kine(震度7相当)というかつてない巨大な地震波に設定。この地震波は、「建築基準法における大地震の目安50kine」の3.5倍にも相当します。
※kine(カイン)とは、建物に破壊力をもたらす地震波の速度。175kineとは、物体が1秒間に175cm移動する速度です。
繰り返す本震・余震を想定して175kine(震度7相当)を
4回連続で加震。
過去の巨大地震において震度6弱以上で繰り返す本震・余震は、2011年の東日本大震災では3回、2004年の新潟県中越地震では4回発生。こうした状況を想定し、ダイワハウスでは、175kine(震度7相当)の衝撃をxevoΣに4回連続繰り返し与えるという過酷な加震実験を行いました。
xevoΣは震度7相当を4回連続で
受けても、新築時の耐震性能を
維持することを実証。
グラフの縦軸は、震動を受けた建物がどれだけ揺れたかについて、2階の床面における「変位量」を測定した値。xevoΣは阪神・淡路大震災を超える175kine(震度7相当)の衝撃を4回連続で与えても、「変位量」の増大は軽微で、柱・梁の損傷はなく新築時の耐震性能を維持することを実証しました。
xevoΣの基礎は、業界屈指の立ち上がり幅
180mm。建物の荷重を全体で支える一体性の
高い布基礎を採用しています。
また、さまざまな地盤条件に対応する
独自の基礎工法を導入。
強固に築きあげた支えが、構造体の強さを
最大限に発揮させます。
業界屈指の立ち上がり幅
180mm※1。
一体性の高い布基礎で建物の荷重を分散。
xevoΣの基礎は、業界屈指の立ち上がり幅180mmとし、主筋・あばら筋・ベース筋※2・ベース補助筋※2の4種類の鉄筋を使用しています。鉄筋を覆うコンクリートは十分な厚みを確保することで、コンクリートの中性化による鉄筋の腐食を抑え、基礎部分をより健全に保ちます。さらに、外周部の基礎と内部の基礎を一体化した布基礎により、基礎全体で建物の荷重をバランスよく受け止め、家の傾きの原因となる不同沈下を防ぎます。
たとえ軟弱な地盤であっても安全性の高い強度まで補強。
軟弱な地盤においても、地盤改良や杭工法も含めた多様な基礎工法を用いて、良好な地盤状態と同レベルの安全性まで高めます。柱状改良や小口径鋼管杭などの地盤補強工法は、(一財)日本建築総合試験所の建築技術性能証明を取得した工法です。
■標準基礎
長期地耐力30kN/m2以上の支持力のある地盤に対応
■べた基礎
長期地耐力20kN/m2以上の支持力のある地盤に対応
■表層改良
表層2m程度までが軟弱な地盤に対応
■柱状改良
表層8m程度までが軟弱な地盤に対応
■小口径鋼管杭
支持地盤が深い地盤に対応
※地域や地盤条件により仕様が異なります。
地盤条件などを細かく解析して、
最適な基礎工法をご提案。
基礎工法は、建築プランや敷地・地盤条件などによって仕様が変わります。ダイワハウスでは、戸建て住宅に適した「スクリューウエイト貫入試験(SWS試験)」をコンピュータ制御により実施。その結果を独自の基礎工法選定プログラムによって解析し、安全かつ最適な基礎工法を「基礎工法提案書」にまとめてご提案します。
xevoΣブランドブック
天井高2m72cmがもたらす広がり。繰り返しの地震にも耐える「持続型耐震」というゆとり性能。「大空間・大開口」を実現する、ダイワハウスの鉄骨住宅