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家づくりを知る

一戸建てとは?
集合住宅との違いは?一戸建ての種類やメリット・デメリットも解説

高天井のリビングで、ゆったり過ごしたい。庭に草花を植えて、ガーデニングを楽しみたい。
愛車を大切にできるガレージがほしい。一戸建による暮らしに、理想を描いている人は多いでしょう。
一口に一戸建てといっても、注文住宅や分譲住宅など、住まい選びの選択肢は多岐にわたります。

今回は住生活ジャーナリストの田中直輝さんに、一戸建ての種類とともに、
建てる際に気を付けるべきポイントをお聞きしました。注文住宅から分譲住宅まで、
多彩で魅力的なプランが揃う大和ハウスの一戸建ての魅力も解説します。

Part1一戸建てとは?集合住宅(マンション)と何が違う?

住まい選びでよく聞く「一戸建て」という言葉。正しい意味を知っている人は意外と少ないのでは。ここでは、一戸建てについての説明とともに、集合住宅との違いを解説します。

一戸建て

建物が並ぶ中で、独立した住宅一棟を指します。そのため、マンションなどの集合住宅と比べれば、足音などの生活音を気にすることがないなど、他人との生活上のストレスをあまり感じずに暮らせるのが特長です。庭を設ければおうち時間を楽しむための選択肢も広がります。また、上下階で住み分けるなどの設計を施せば、二世帯住宅に対応する間取りにもできます。

集合住宅

1つの建物の中で、独立した複数の住まいが区画されている住宅のことを指します。マンションやアパート、団地のほかに、昔ながらの長屋も含まれます。

Part2一戸建ての種類とメリット・デメリット

新築で一戸建てを検討する場合、注文住宅と分譲住宅の2つに分けられます。それぞれの特徴を理解して、家族の暮らしに合った住まい選びの参考にしてください。

注文住宅

間取りや外観デザインなど、自分たちの好みやライフスタイルに合わせて、自由にオーダーできる住宅のことです。ただし、建築するハウスメーカーや工務店によっては、工法に制約がある場合があります。「建築条件付土地」を購入した場合は、基本的に建築会社を選べないため注意が必要です。

注文住宅のメリット

工法や土地条件によって制限がある場合もありますが、間取りやインテリア、キッチンなどの設備仕様、外観デザイン、外構まで、自分たちの希望に合わせて設計できる自由度の高さが魅力です。ガレージハウスや玄関土間、平屋や二世帯住宅など、趣味やライフスタイルに合わせた設計も可能になります。また、プランや設計が決定してから建築が始まるため、住まいの構造や完成するまでの工程を、現場でチェックできるので安心です。

注文住宅のデメリット

設計の自由度が高いゆえに、あれこれこだわれば費用も高くなりがちです。予算の範囲内で収まるように、要望に優先順位をつけて整理することが大切です。

また、フルオーダー住宅の場合は、土地探しから始まり、土地の決定、依頼先選定、ハウスメーカーとの打ち合わせやプランニング、契約と着工を経て引き渡しまで、具体的に動いてから住み始めるまで、およそ8カ月以上は必要となります。子どもの入学など、住み始めたい時期が決まっている方にとっては、検討にかかる手間や引き渡しまでの時間はデメリットになるかもしれません。土地探しに時間がかかったり、プランを練る時間が長くなったりすると、さらに時間がかかりそうです。

注文住宅の種類

注文住宅にはフルオーダー住宅のほかに、規格住宅とセミオーダー住宅があります。規格住宅はあらかじめ用意された間取りや形状、外装・内装、設備仕様などのパッケージから好きなものを選べる住宅です。ハウスメーカーが持つ技術やノウハウを生かした規格住宅も多く、フルオーダー住宅と比べるとリーズナブルでありながら住宅性能の高さが魅力です。

一方、セミオーダー住宅は、規格住宅と同じように基本的なプランは決まっていますが、一部をカスタマイズできる、規格住宅とフルオーダー住宅のいいところを併せ持った住宅といえるでしょう。

ちなみに大和ハウスでは、厳選された1,200以上の人気間取りをパッケージ化。その中からプランを選ぶことができる、セミオーダー住宅と規格住宅を展開しています。

大和ハウスが設計した注文住宅の1,200の間取りから厳選!大和ハウスのSmart Made Housing.(スマートメイドハウジング)とは?

分譲住宅(建売住宅)

ハウスメーカーや不動産会社などがまとまった広さの土地を購入し、道路やガス・水道なども含めた宅地を整備しながら、分割した土地に住宅を建てて販売する住まいのことです。住宅が完成した状態で販売されることも多いため、「建売住宅」とも呼ばれます。

分譲住宅と建売住宅に違いはあるの?

分譲住宅のメリット

建物と土地の費用を合わせた販売価格が決まっているので、予算計画が立てやすくなります。また、建物と土地をまとめて購入するため、住宅ローン申請や購入手続きが分かりやすいのも特徴です。

さらに、建物が完成済みであれば、実物を確認し暮らしをイメージしてから購入を決められる点や、契約後すぐに入居できるといった点も大きなメリットでしょう。完成していない場合でも、完成時期は決まっている場合が多く、入居後の計画を立てやすくなります。

分譲住宅のデメリット

外観や内観、間取りや設備などがあらかじめ決まっているため、希望する暮らしを反映しにくくなります。また、同じ分譲住宅の敷地内では、周囲に自分の住まいと同じようなデザインの住宅が並ぶケースもあります。

Part3一戸建てと分譲マンションのメリット・デメリットも比較

マイホームを検討する際は、一戸建てと並行して分譲マンションの購入を検討する方も多いのではないでしょうか。ここでは、一戸建てと比較した分譲マンションのメリットとデメリットをご紹介します。

分譲マンション

分譲マンションのメリット

駅や繁華街の近くといった、利便性の高い場所に多く建てられる特徴があります。また、オートロックや多重のロックなど、セキュリティー対策も多くの物件で施されています。そのほか、管理会社が共用部分などを清掃してくれるので、自身でメンテナンスを行う負担が軽減されます。

基本的にワンフロアの間取りなので、スムーズな生活動線で暮らせます。また、いつでもゴミを出せる24時間ゴミステーションや宅配ロッカー、ゲストルーム、防災備蓄庫など、共用施設が充実した物件を選べば、生活の利便性を高められます。

分譲マンションのデメリット

集合住宅なので、上下階や隣の住人への生活音の配慮が一層求められます。また、駐車場や駐輪場を借りる場合はその費用とともに、管理費や修繕積立金といった固定費の支払いも必要です。都心に近いなど立地条件が良くなるにつれて、専有面積に対しての価格が高くなる傾向にあります。

間取りやインテリア、設備仕様が決められていることが多く、自由なカスタマイズが難しくなります。また、リフォームを検討する際は、所有する住戸の室内スペース以外の、エントランスから各住戸に続く廊下、ベランダや玄関ドア、窓やサッシといった共用部分はリフォームできません。管理規約でリフォームできる範囲が決められているケースが多く、要望通りの工事ができないこともあります。

費用から考える、一戸建てとマンションのメリット・デメリット

一戸建てに向いている人

  • 吹き抜けリビング、中庭やウッドデッキなど、こだわりのライフスタイルを実現したい人
  • 二世帯住宅やワークスペースなど、暮らしに必要な間取りを設計したい人
  • 騒音トラブルに悩まされたくない人
  • 都心よりも、郊外での暮らしに憧れている人

分譲マンションに向いている人

  • 駅や繁華街に近い立地を優先する人
  • 住まいの管理やメンテナンスはなるべく委託したい人
  • 将来的に住宅の売却や賃貸に出すことを検討している人

Part4一戸建てを購入する際のチェックポイント

注文住宅と分譲住宅。どちらを選ぶにせよ、気を付けるべき多くの共通点があります。住まい選びに迷っている方でも、今からチェックしておきたいポイントを解説します。

1. 立地を確認する

最寄り駅や日常的に利用するスーパー、学校や病院など、周辺施設までのアクセスを調べます。また、国土交通省や自治体が作成したハザードマップを活用して、河川の氾濫や地盤など、検討する地域の災害リスクを調べることをおすすめします。

注文住宅を検討し土地探しから始める場合は、用途地域や景観条例によって、建てられる建物の高さなどに制限が設けられている場合があるので注意が必要です。ハウスメーカーの担当者や土地を紹介してくれた不動産会社に、より詳しく聞いてみましょう。

何より、実際に現地で確認することが大切です。平日と休日に分けて周辺エリアを見学してみると、街の印象が分かります。街灯の数や人通りの多さなど、夜の時間帯に現地で調べるといいでしょう。

広さについても、周囲に大きな建物が建っていると印象が違います。日当たりが確保できそうかチェックすることも大切です。そのほか、近くに大きな幹線道路があると、騒音の問題が発生するかもしれないため、現地で交通量などもチェックしておきましょう。

2. 実物や展示場で設備や間取りを確認する

完成済みの分譲住宅や展示場を実際に見ることが大切です。住み心地や空間デザインから、設備の使いやすさ、収納や動線の工夫、使われている部材や素材の質感まで、リアルに体感することで自分たちの暮らしをイメージするのに役立つはずです。数社を比較検討するために、チェックしたいポイントを事前に決めておきましょう。

3. 住宅ローンの内容を検討する

住まいのイメージが固まってきたら、次は資金について考えます。今の年収で自己資金として用意できる金額や、土地も購入する場合は総額でどれくらい必要なのかを把握し、住宅購入予算を決めます。

そのうえで住宅ローンを検討する準備を始めます。頭金として用意できる金額を考え、これから必要になる教育資金などを見据えて、月々の支払いはいくらまで出せるのか、返済期間はどれくらいにするのか、変動金利にするか固定金利にするかなどを検討しましょう。ファイナンシャルプランナーなどに相談するのもおすすめです。

住まいのお金に関するご相談はこちら

4. 注文住宅や分譲住宅など、さまざまな一戸建てを検討する

一昔前は分譲住宅というと、コストを抑える代わりに設備仕様や性能を諦める。そんなイメージがあったのではないでしょうか。しかし、中には注文住宅のような品質の分譲住宅もあります。

また、近年は家づくりも多様化が進んでいます。注文住宅を検討する方にも、予算やスケジュールを優先的に考えたいというニーズが高まり、その結果、間取りやデザインなどの一部を選んで建てる「セミオーダー住宅」や、あらかじめ仕様が決められている「規格住宅」といった、フルオーダーの注文住宅以外の選択肢も広がっています。

家族のライフスタイルや将来を見据えて、さまざまな選択肢で検討することが大切ではないでしょうか。

Part5理想のプランに出会える大和ハウスの一戸建て

注文住宅のハウスメーカーとして、家族それぞれのライフスタイルに合わせた住まいを手掛けてきた大和ハウス。長年培ってきた経験と知識を生かし、時代のニーズにフィットする戸建住宅を考え続けています。

大和ハウスのSmart Made Housing.(スマートメイドハウジング)

物価の上昇や建築コストの高騰を受けて、住宅購入にかかる費用は上昇を続けています。「いつかは注文住宅でマイホームを」と長年思い続けていた人にとっては、高い障壁になっているのではないでしょうか?

自由設計でなくても誰もが満足できる住まいを実現したい。そんな思いから、価格を少しでも抑えながら、注文住宅品質を実現できる住まいを大和ハウスは提案しています。

間取りや外装・内装、設備等の品質にこだわることができる自由設計と、価格を抑えることができる規格住宅のいいとこどりを実現できる規格住宅・セミオーダー住宅の「Smart Made Housing.(スマートメイドハウジング)」。コスパ&タイパで、自由設計でなくても満足できる3つの特長を紹介します。

その1:納得価格の統一坪単価!

家づくりのお悩みのひとつに、費用が分かりにくいことが挙げられます。特に、自由設計の注文住宅では、プランがすべて決定するまで総額は分かりません。そこで、家づくりを効率的にすることでコストを節約した統一坪単価を採用しました。間取りを選ぶと価格も一目で分かるため、安心して家づくりを進められます。

その2:注文住宅品質の標準仕様!

60年の長期保証※1をはじめ、外張り断熱と充填断熱の2つを組み合わせたダブル断熱仕様、税制優遇を受けられるZEH標準仕様の長期優良住宅など、大和ハウスがこれまで培ってきた注文住宅品質に支えられた住まいを実現。開放的な天井高や大開口を実現した空間で、快適な暮らしを永く楽しめます。

その3:1,200以上の人気間取り×外装・内装カスタマイズが可能!

大和ハウスがこれまで建ててきた何万件ものデータベースの中から、直近2年の人気の高い1,200以上の間取りを厳選し、「いい家づくりのノウハウ」をパッケージ化しました。さらに、セミオーダー住宅では間取りの変更も可能です。間取りに加え、13種の外装と10種のインテリアで、15万通りの組み合わせが可能なので、こだわりを詰め込んだ家選びが実現できます。

2024年1月の発表後、すでに注文住宅のご契約者のうち4割の方が選んでいるほど、人気の高まりを見せているこのプラン(2024年6月時点)。多彩な施工事例を紹介しているので、ぜひホームページでチェックしてください!

注文住宅品質の“分譲住宅”も注目!
大和ハウスのReady Made Housing.

暮らしやすい動線や収納、便利な設備、おしゃれなインテリアなど、すべて含まれているので、スムーズに選択できます。夫婦二人とも仕事に忙しいけれど、納得できる住まいを選びたい。そんな家族の選択肢に加えてほしいのが、注文住宅品質の分譲住宅、大和ハウスの「Ready Made Housing.」です。その魅力を3つにまとめてみました。

その1:大和ハウスの設計士が考えた分譲住宅

テレワークスタイルやペットと暮らす家、二世帯住宅、子育てしやすい家など、年間4,000棟以上の注文住宅を手掛ける大和ハウスの設計士が、そのノウハウを生かした分譲住宅を設計。注文住宅に近い、家族が思い描いたライフスタイルを実現します。

その2:業界トップクラスの長期保証

業界トップクラスの30年の初期保証(構造耐力上主要な部分・雨水の浸入を防止する部分)と、保証延長プログラムによる60年の長期保証※1を実現。注文住宅と変わらない安心で、家族を末永くサポートし続けます。

その3:ZEH標準仕様※2&高耐震

ZEH水準の断熱性能をはじめ、震度7クラスの強震であっても住み続けられる耐震性能を確保しています。毎日の快適で健康的な暮らしを支えながら、万が一の災害時に家族を守ってくれる安心感があります。

全国の建売・分譲住宅・土地を探す【大和ハウス】

  • ※1 【60年長期保証(構造耐力上主要な部分・雨水の浸入を防止する部分)】
    ●引き渡し後、1・12・24ヶ月・以降5年ごとの無料点検と診断を実施(30年以降の点検は有料となります)。
    ●初期保証30年。30・45年目の有料メンテナンス工事実施で、15年ごとの保証延長。
    ●60年以降は、お客さまのご要望により、耐久性能調査(試験)を行い、耐久性能診断書を作成します。
    また、部位ごとに必要な有料メンテナンス工事の項目と保証年限を提示します。
    詳しくは営業担当者にお尋ねください。
  • ※2間取り、仕様等により、ZEH基準相当とならない場合があります。

Part6大和ハウスの一戸建ての選択肢

住まい選びの価値観やライフスタイルが多様化する現代では、それぞれの家族が理想とする住まいのカタチもさまざまです。一戸建てを考えている方は、フルオーダー住宅だけでなく、規格住宅やセミオーダー住宅、分譲住宅の中から、理想の住まいを見つけてください。

大和ハウスには多彩な一戸建ての選択肢がありますので、きっと家族の理想に合うプランに出会えるでしょう。しかも、どの一戸建てを選んでも、大和ハウスによる快適さや耐震性の高さなどの魅力が詰まっているので安心です。

お話を伺った方

田中 直輝(たなか なおき)さん

住生活ジャーナリスト。早稲田大学教育学部を卒業後、海外17カ国を一人旅。その後、約10年間にわたって住宅業界専門紙・住宅産業新聞社で主に大手ハウスメーカーを担当し、取材活動を行う。現在は、「住生活ジャーナリスト」として戸建てはもちろん、不動産業界も含め広く住宅の世界を探求。

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地震に強く、断熱性能の高い注文住宅「xevo(ジーヴォ)シリーズ」。3・4・5階建て注文住宅「skye(スカイエ)」などをご紹介。

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