ニュースなどで話題になることもある「ZEH(ゼッチ)」。
しかし「どんな家なのかよく分からない」という方も多いのではないでしょうか。
でも実は、2030年にはすべての新築住宅でZEH基準を目指すとされていて、
住宅を購入・建築する際に念頭に置くキーワードとなっているのです。
今回は、そんな「ZEH」について詳しく解説するとともに、
ZEHの家づくりのポイントやZEH仕様にする際の家選びの選択肢をご紹介します。
住宅業界の最新トレンドやハウスメーカー選びに詳しい、
住生活ジャーナリストの田中直輝さんにお話を伺いました。
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Part1
ZEHとは?
ZEH基準や
ZEHの種類を解説 -
Part2
2030年には
ZEH基準の家が
当たり前になる! -
Part3
ZEHのメリットは?
光熱費の節約や
災害発生時の安心感など -
Part4
ZEHのデメリットは?
初期費用やメンテナンス費用は高くなる?
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Part5
ZEH検討時のポイント。
ZEH補助金やZEH基準の戸建住宅などを知ろう -
Part6
コストを抑えてZEHに
住める!?
分譲住宅も
規格住宅も大和ハウスは
ZEHが標準! -
Part7
未来の当たり前、
ZEHを
検討しよう
Part1ZEHとは?ZEH基準やZEHの種類を解説

ZEHとは?

ZEHとは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語で、家庭で1年間に消費する一次エネルギー※1量の収支が、正味ゼロまたはマイナスになる住宅のことをいいます。
※1化石燃料(石油・石炭・天然ガス)、ウラン、太陽光など自然界に存在する状態のエネルギー
もっと簡単に言うと、生活で使った分のエネルギーを自分でつくったエネルギーで賄える家のこと。具体的には、①住宅の高断熱化、②高効率設備による省エネ、③太陽光発電などによる創エネによって、ネットゼロを実現します。また、電気やガス、水道の使用料がゼロになるわけではありませんが、従来型の住宅に比べこれらの使用料を大幅に低減できる可能性もあります。
ZEHにはさまざまな基準がありますが、例えば新築住宅の断熱性能において、2025年4月以降の省エネ基準では等級4以上ですが、ZEHでは等級5以上とさらに高い水準をクリアする必要があります。
ZEH基準
ZEHとして認証されるには、以下の4つの基準を満たす必要があります。
① 建設予定地(地域区分)に応じた断熱性能(断熱等性能等級5以上)
地域区分は、気候などを反映して市町村単位で1~8地域に分類されています。この区分ごとに外皮性能(建物の室内外を隔てる外壁や屋根、床などの断熱性能)の基準値が定められています。
② 基準一次エネルギー消費量を20%以上削減(高断熱、省エネ)
一次エネルギー消費量は、「冷暖房」「給湯」「換気」「照明」の年間の消費エネルギーを合計したもの。これを、高断熱+省エネによって20%以上削減することが必要です。
③ 太陽光発電の搭載(創エネ)
ZEHでは太陽光発電の搭載が求められ、「創エネ」でつくり出す再生可能エネルギーが消費する分を上回る必要があります。余った電力は電力会社に買い取ってもらうことも可能です。
④ ①~③によって基準一次エネルギー消費量を100%以上削減
つまりZEHと認められるのは、高断熱+省エネによりエネルギー消費量を20%削減した上で、残りの消費量をすべて創エネで賄える状態(=100%以上削減)ということになります。
ZEHの種類
さらにZEHは一次エネルギー消費量の削減割合などに応じて5種類(『ZEH』、ZEH+、ZEH Oriented、Nearly ZEH、Nearly ZEH+)に分類されています。
ZEH+では、①外皮性能のさらなる強化、②高度エネルギーマネジメント(HEMSによる発電量等の把握と制御)、③電気自動車を活用した自家消費の拡大措置のための充電設備または充放電設備の設置の3つの選択要件から、2つ以上を選んで導入することが要件となっています。
<戸建住宅におけるZEHの定義・基準の例>
種類 | 一般住宅と比較した場合の 一次エネルギー消費量削減率 |
その他要件・備考 |
---|---|---|
『ZEH』 | 省エネによる削減率20%以上 再生可能エネルギー取得など含む削減率100%以上 |
|
ZEH+ | 省エネによる削減率25%以上 再生可能エネルギー取得など含む削減率100%以上 |
|
ZEH Oriented | 省エネによる削減率20%以上 再生可能エネルギー取得など含む削減率75%未満 |
都市部狭小地や多雪地域の地域的制約によりZEHの実現が困難な場合においても、可能な限りZEHを目指しZEHの断熱性能と再生可能エネルギー等を除き、基準一次エネルギー消費量から20%以上の一次エネルギー消費量を削減した住宅 |
Nearly ZEH | 省エネによる削減率20%以上 再生可能エネルギー取得など含む 削減率75%以上100%未満 |
|
Nearly ZEH+ | 省エネによる削減率25%以上 再生可能エネルギー取得など含む削減率75%未満 |
Part22030年にはZEH基準の家が当たり前になる!

2025年4月には、すべての新築住宅・小規模住宅を対象に「省エネ基準の適合」が義務化されます。これは、地球温暖化が深刻化したことにより、2020年10月、政府が2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「カーボンニュートラル宣言」を行ったことが背景にあります。
2025年度以降、省エネ基準に適合しない住宅は補助金などの取得支援策の対象からは外され、原則としては建てられないことになります。
「ZEH」に関しては、2021年10月に閣議決定された第6次エネルギー基本計画において「2030年度以降新築される住宅について、ZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保を目指す」「2030年において新築戸建住宅の6割に太陽光発電設備が設置されることを目指す」としています。(経済産業省資源エネルギー庁 省エネポータルサイト)
つまり国は、今後の住宅のスタンダードを「ZEH」としているのです。
Part3ZEHのメリットは?光熱費の節約や災害発生時の安心感など
ZEH普及の最大の目的は環境問題への対策ですが、私たちの暮らしに身近なところでも、快適性やコスト、防災面などの多くのメリットがあります。
高断熱・高気密だから
一年中快適で体にやさしい
高断熱・高気密な家にすることで、室内の暖かさや涼しさが損なわれにくくなります。家の中の温度を快適に保ちやすくなるので、省エネをしながら一年中快適に過ごせるようになるでしょう。低断熱・低気密の家に多い部屋間の温度変化も小さくなりますから、特に高齢者に多いヒートショックの対策につながるといった健康面のメリットも期待できます。

長い目で見て家計にやさしい
高断熱・高気密なので冷暖房効率が良くなることによって、光熱費の削減も期待できます。国土交通省によれば、省エネ基準適合の省エネ住宅に比べても、ZEH基準の住宅(東京などの温暖地の場合)の方が、さらに年間の光熱費が46,000円も下がるシミュレーションも出ています(下図参照)。
また、省エネ住宅やZEHを建てる際には補助金や住宅ローン減税のサポートもあるため、家を建てる際の初期費用やランニングコストだけでなく、長いスパンで見たときのライフサイクルコストで考えてみると良いでしょう。

<ZEH水準の省エネ住宅で節約できる
年間の光熱費(戸建住宅の場合)>
断熱性・気密性に優れるため、冷暖房のエネルギー消費量が減り、光熱費の軽減が期待できる
北海道等(2地域) | 東京等(6地域) | |
---|---|---|
①今の省エネ住宅(省エネ基準) | 346,000円 | 239,000円 |
②ZEH水準の省エネ住宅 | 250,000円 ①との差額▲96,000円 |
193,000円 ①との差額▲46,000円 |
③太陽光パネル付の省エネ住宅 | 160,000円 ②との差額▲90,000円 |
153,000円 ②との差額▲40,000円 |
出典:国土交通省「家選びの基準変わります」より
- ※WEBプログラムにより算定した二次エネルギー削減量に、小売事業者表示制度(2021年3月とりまとめ)の電気料金単価(27円/kWh)、
都市ガス単価(156円/m2)・換算係数(46.05MJ/m2)、灯油単価88円/Lを乗じて算定 - ※太陽光発電設備による発電量は自家消費を優先して対象住宅で消費される電力量から控除し、売電量については考慮しない
- ※太陽光パネル付の省エネ住宅の仕様は、「ZEHのつくり方」(発行:(一社)日本建材・住宅設備産業協会)を参考に設定
- ※2022年11月時点の情報です
遮音性が高いので外部の騒音などを低減できる
省エネ住宅で用いられる高性能な断熱素材には高い吸音効果があるものもあり、そのため外部の音が室内に伝わりにくくなる遮音性が高まることが期待されます。
万が一の災害時も電気を蓄えて安心
台風や地震などの災害で停電になっても、太陽光発電や蓄電池を活用して電気を使うことができるため、安心して過ごすことができます。
例えば、大和ハウスの「災害に備える家」は、業界初※2の「全天候型3電池連携システム」で、災害などによる停電時、雨天でも約8日分※3の電力と暖房・給湯が確保できます。

この「全天候型3電池連携システム」は、電気を創る「太陽光発電」と「エネファーム(燃料電池)」、電気を蓄える「蓄電池」の3つを組み合わせたもの。これに、電気自動車の電力を家庭の電力として活用する「V2H蓄電システム」をプラスすると「4電池連携」となり、さらに約3日分の電力を確保・供給可能に。2つのシステムで、約11日間※4、普段と同じように家電製品を使えます。
- ※22019年2月 大和ハウス調べ(プレハブ住宅業界)
- ※3水道・ガスが使える場合
- ※4全天候型3電池連携システムが確保できる約8日分の電力・暖房・給湯(水道・ガスが使える場合)に、
V2H蓄電システム(電池容量40kWhの電気自動車蓄電池(6.4kWh)が確保できる約3日分の電力を合計した日数
(1日の電気使用量約14kWh/日とした場合)
※パナソニック製エネファームのみ連携可能
売却時の評価が高くなる可能性がある
こだわって建てた家ならばなおさら、売却する際は、できるだけ高く評価してもらいたいものです。大手ハウスメーカー10社が協力して設立した「優良ストック住宅推進協議会」では、参加メーカーが建てた既存の住宅を対象に、基準を満たした住宅を「スムストック」として認定しています。
このスムストックの査定では、構造躯体(スケルトン)と内装・設備(インフィル)を分けて細かく評価していくのですが、建築時のこだわりやメンテナンス・リフォームの履歴なども対象となっていて、太陽光発電、蓄電池、ZEH仕様などは適正にプラス評価とされているのです。大切な資産である建物の価値を適正に査定・評価してもらえるのは安心ですね。
Part4ZEHのデメリットは?
初期費用やメンテナンス費用は高くなる?
ZEHでは、思いの外初期費用がかかったり、建築時の制約が出てきたりすることもあるので、注意が必要です。「知らなかった」とならないために事前にデメリットも把握しておきましょう。
初期費用が高くなる
高性能の断熱材や高断熱窓などの建材、高性能家電や高効率な給湯機器、長寿命で電力消費の少ないLED照明、太陽光発電や蓄電池などを設置するため、初期費用がかかります。
メンテナンス費用がかかる
太陽光発電や蓄電池を長く使うためには、定期点検や修繕なども欠かせません。初期費用だけでなくメンテナンス費用も考慮しておく必要があります。
発電量が地域や天候に左右される
太陽光発電で創エネをする場合、曇りや雨の多い地域や日照時間の短い冬場など、立地や季節などの条件によって、発電量が安定しない可能性があります。
間取りやデザインが制限される場合がある
ZEHでは一般的な住宅より多くの設備が必要です。断熱性能を高めるため窓の大きさや数に影響がでたり、太陽光パネル設置のため屋根の形や角度に制限が出たりすることが考えられます。
Part5ZEH検討時のポイント。
ZEH補助金やZEH基準の戸建住宅などを知ろう
メリット、デメリット、両面を踏まえて、納得の家づくりをするために。利用できる補助金やZEHに強いパートナー選び、住宅選びのポイントをご紹介します。
ZEH補助金を活用する
ZEHは従来の住宅と比較して初期費用が高くなりますが、国としてZEHを推進し、普及させるため、補助金事業などを実施しています。さらに自治体による支援も行われています。
例えば、国の支援策として、住宅を新築する場合、「戸建住宅ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化等支援事業」があり、数十万円の補助金が交付される見込みです。
※現時点で2025年度予算(案)のため、国の発表をお待ちください。

<戸建住宅ネット・ゼロ・エネルギー・
ハウス(ZEH)化等支援事業の内容>
補助内容 | 補足 | |
---|---|---|
①『ZEH』 | 55万円/戸 | ●蓄電システムを導入、低炭素化に資する素材(CLT(直交集成板))を一定量以上使用、または先進的再エネ熱利用技術を活用する場合に別途補助:蓄電システム2万円/kWh(上限額20万円/台)等 |
②ZEH+ | 90万円/戸 | ●蓄電システムを導入、低炭素化に資する素材(CLT(直交集成板))を一定量以上使用、または先進的再エネ熱利用技術を活用する場合に別途補助:蓄電システム2万円/kWh(上限額20万円/台)等 ●高度エネマネ、おひさまエコキュート、EV充電設備を導入する場合も別途補助:高度エネマネ定額2万円/戸等 |
- ※出典:環境省「戸建住宅ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化等支援事業」より
- ※現時点で2025年度予算(案)のため、国の発表をお待ちください。
住宅ローン減税を活用する
令和6年度の税制改正において、住宅ローン減税の制度内容が変更されました。2024年1月以降に建築確認を受けた新築住宅の場合、省エネ基準への適合が住宅ローン減税の必須条件となっています。
また、省エネ性能に応じて住宅ローン減税の借り入れ限度額が異なり、2025年に入居する子育て世帯・若者夫婦世帯では、長期優良住宅・低炭素住宅で5,000万円、ZEH水準省エネ住宅で4,500万円、省エネ基準適合住宅で4,000万円となっています。
- ※出典:国土交通省HP 「住宅ローン減税」より
- ※2026年に入居する場合では、限度額が変わる可能性があるため、申請の際には最新情報の確認が必要です
このほか、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)について、国は2026年度から太陽光発電(10kW未満)の設置について初期4年間の買取額を1.6倍にする方針を打ち出しています。具体的には、2025年度の15円/kWh(10年間)を2026年度からの4年間は24円/kWhとし、その後の5~10年間は8.3円/kWhとするというものです。早めに投資金額を回収できるようにする狙いがあります。
- ※出典:経済産業省HP 「令和7年度以降(2025年度以降)の調達価格等について」より
- ※2026年に入居する場合では、限度額が変わる可能性があるため、申請の際には最新情報の確認が必要です
信頼できる事業者を選ぶ

省エネ住宅やZEHには多くのメリットがありますが、「ZEHを選べば、絶対に快適に暮らせるのか」というと、そうとは限りません。例えば、窓の面積を少なくした方がコストは低く、断熱性能を高めることができるのですが、そのかわりに採光や通風の面で難が生まれ、開放感や快適性が失われてしまう場合があります。
ZEH基準を満たすことが必須とはいえ、快適性が損なわれてしまうのは嫌ですよね。また、ZEH基準を満たす設計かどうかは、図面上で計算して導き出されるものですが、施工の段階で設計通りに実現できないということもあり得ます。
高い施工力でプランを実現しそれを維持できてこそ、「省エネ」と「住み心地の良さ」を両立できます。なので、そういったノウハウや実績がある、信頼性の高いハウスメーカーを選ぶ必要があるといえるでしょう。ZEHに関しては、ZEHビルダー・ZEHプランナー登録制度というものがあります。一般社団法人 環境共創イニシアチブのウェブサイトで、各事業者の目標や実績を確認できますので、ZEHを検討している場合は確認してみましょう。
「理想の住まいに必要なこと」を
見直し、知識を身につける
ZEH仕様・省エネ仕様の住宅を建てる場合、従来の住宅と比較するとどうしても費用は高くなる傾向にあります。そのため、以前よりもさらに、住まいの理想や条件を整理して取捨選択する必要がでてきます。例えば、今後は敷地や建物のサイズダウン、あるいは比較的地価が安い場所での建築などを積極的に検討すべきかもしれません。「予算の範囲内でなるべく職場から近くて広い家」のような漠然とした考えでいると選択肢を狭めてしまい、満足度の高い住宅取得が難しくなるでしょう。

快適=広い、とも限りません。同じ広さの家でも、設計の違いで住み心地は大きく変わります。「子どもは20年くらいで巣立つけれど、本当に4LDKが必要なのか」など、わが家にとって必要なことを考えましょう。ご家族によって快適な住まいの条件はさまざまで、すべての人に当てはまる絶対的な正解はありません。どんな家が良いか条件を整理するには、情報収集に時間をかけ、多くの事例を検討する、複数のハウスメーカーを比較するといった努力が求められます。
ZEH基準の戸建住宅を検討する
これまでZEHについてご説明してきましたが、実際に「ZEHの家に住みたい!」となった場合、どんな選択肢が考えられるでしょうか?まずぱっと思いつくのは、フルオーダーの新築住宅ではないでしょうか。ほかには、基準を満たした既存の住宅を探す、あるいは中古を買ってリフォームすることも考えられます。どの方法がベストかは、条件やライフスタイルによって違ってくるでしょう。
そんな中、「やっぱり新築がいいな」という方に知っていただきたいのは、大和ハウスではすべての新築戸建住宅がZEH基準相当だということ。フルオーダーの注文住宅はもちろん、セミオーダー住宅や規格住宅、分譲住宅といったバリエーションの中から、自分の条件に合うZEH基準相当の住まいを選ぶことができるのです。
※間取り・仕様等により、ZEH基準相当とならない場合があります。
Part6コストを抑えてZEHに住める!?
分譲住宅も規格住宅も大和ハウスはZEHが標準!
大和ハウスではすべての新築住宅がZEH基準相当。ここでは、分譲住宅の「Ready Made Housing.」とセミオーダー住宅・規格住宅の「Smart Made Housing.」の特徴を紹介していきます。
注文住宅品質の“分譲住宅”。大和ハウスのReady Made Housing.
注文住宅と変わらない品質、暮らし方を提案する分譲住宅です。年間4,000棟を建てる注文中宅で培ったノウハウやアイデアをぎゅぎゅっと詰め込んだプランを提案。複数棟を計画的に施工することで、資材・輸送経費等を効率的に活用し、価格以上の価値ある住宅を提供しています。完成した家を実際に見ることができるので、家事動線や生活動線、理想の住まい方をリアルにイメージできます。
① ZEH標準仕様&高耐震
鉄骨造「ΣSc(シグマエスシー)」でも、木造「Comfort Wood」でも、ZEH基準である「断熱性能等級5」をクリア。また、注文住宅商品「xevoΣ」の躯体を採用した「ΣSc(シグマエスシー)」は、震度7クラスの強震でも住み続けられる耐震性能を確保しています。
※間取り、仕様等により、ZEH基準相当とならない場合があります
② 大和ハウスの設計士が考えた分譲住宅
年間4,000棟以上の注文住宅を手掛ける大和ハウスの設計士が設計を担当。家族で家事をシェアしやすい、テレワークが快適にできる、子育てしやすい、ペットと暮らすなど、分譲住宅でありながら、注文住宅に近い間取りやデザインを提案しています。
③ 業界トップクラスの長期保証
長く安心して暮らせるよう、業界トップクラスの30年の初期保証(構造耐力上主要な部分・雨水の浸入を防止する部分)と、保証延長プログラムによる60年の長期保証を用意※。困りごとや相談は大和サポートデスクで24時間365日受付しています。
※Comfort Woodを除きます
※【60年長期保証(構造耐力上主要な部分・雨水の浸入を防止する部分)】
- ●引き渡し後、1・12・24カ月・以降5年ごとの無料点検と診断を実施(30年以降の点検は有料となります)。
- ●初期保証30年。30・45年目の有料メンテナンス工事実施で、15年ごとの保証延長
- ●60年以降は、お客さまのご要望により、耐久性能調査(試験)を行い、耐久性能診断書を作成します
また、部位ごとに必要な有料メンテナンス工事の項目と保証年限を提示します
詳しくは営業担当者にお尋ねください
コスパの高いセミオーダー住宅・規格住宅。
大和ハウスのSmart Made Housing.
2,300通り以上の間取りから選べるセミオーダー住宅・規格住宅です。何万件もの建築実績の中でも、直近2年間に採用された使い勝手の良い間取りをベースに、磨き上げたラインナップが揃います。さらに13種類の外装パッケージ×10種類の内装パッケージを掛け合わせると、その数29万通り超。コスパ&タイパと、「選ぶ楽しみ」「住まいを自分たちでつくりあげる喜び」を同時に叶えます。
※セミオーダー住宅では、間取りをカスタマイズできます
① ZEH標準仕様など8つの注文住宅品質
安心性能面では、ZEH基準はもちろん、高断熱、高耐震、60年長期保証を確保。さらに、大開口・大空間、外壁、インテリア、人気の住宅設備など、選ぶ楽しさを味わえます。自由設計の注文住宅にひけをとらない家づくりを叶えます。
② 納得価格の統一坪単価
フルオーダーの注文住宅では、プランがすべて決まるまで、費用の総額がわからないのが悩みどころです。そこで、家づくりを効率的にすることでコストを節約した統一坪単価制を採用。間取りを選ぶと価格が一目で分かるため、安心して家づくりを進めることができます。
③ 2,300通り以上の人気間取りから選べる
リビング階段やファミリークローゼット、土間収納など人気の間取りをプランの中から選べます。打ち合わせでは「VRプレゼンシステム」が大活躍。ゲームコントローラーを使いながらまるでRPGのように、カスタマイズしたプランの細部まで回り込んで確認することができます。
Part7未来の当たり前、ZEHを検討しよう
今回は、「ZEH」についてご紹介しました。住宅に求める条件としては、立地や広さなどを重視する方が多いと思いますが、これからは省エネも非常に重要なポイントとなります。今すぐに家を建てる予定がないという方も、家づくりに関する情報収集をして「未来の当たり前」を検討されることをおすすめします。
お話を伺った方
田中 直輝さん
住生活ジャーナリスト。早稲田大学教育学部を卒業後、海外17カ国を一人旅。その後、約10年間にわたって住宅業界専門紙・住宅産業新聞社で主に大手ハウスメーカーを担当し、取材活動を行う。現在は、住生活ジャーナリストとして戸建てはもちろん、不動産業界も含め広く住宅の世界を探求。