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生活を考える

子どもの読書習慣を育む、
接し方と家づくりのコツ

「子どもの学習意欲を高めたい」「自分から本を読んでほしい」と考える、
子育て中のご家族は多いのではないでしょうか。
しかし、現代の子どもたちの周りにはテレビやスマホ、
タブレットなど興味を引かれるものがたくさん。
「どうしたら本を読んでくれるのか…」とお悩みの方が増えています。

今回は、All About「子育て・教育」ガイドの高橋 真生さんに、
子どもの読書習慣をつくるためにどうすれば良いか、
子どもと接する方法や家づくりのコツを伺いました。

読書習慣が子どもに与える影響

高橋さん:「幼少期〜学齢期の子どもに、読書はさまざまな影響をもたらします。単に知識を得るだけでなく、読む、書く、調べる、考えるという学力の基礎を育みますし、本の世界に入ることで気分転換にもなり、情緒の安定にもつながります。また、子ども同士のコミュニケーションやごっこ遊びのきっかけにもなり、発達のさまざまな面で影響を与えるでしょう。

けれども、ただ本を用意して『読みなさい』といっても子どもになかなか読んではもらえません。現在人気のネット動画などのコンテンツは本よりも情報量が多く、わかりやすく感じられるため、子どもたちに好まれるかもしれません。しかし、本には動画などと比較してわかりにくい部分があるからこそ、頭を使い子どもの力を伸ばすことができるもの。子どもたちに考えることや想像することなど読書の楽しさを伝えることが大切です」

「本を読むのが楽しい」と思える工夫を

高橋さん:「子どもが自主的に本を読むようになるには、親の働きかけが欠かせません。子どもにとって遊びと学びは一体。『本を読むことが楽しい』という体験を積み重ねることが大切です。無理に読書をさせるのではなく、『何かして遊ぼう』と思ったときの選択肢の一つとして生活の中に自然と『読書』がある環境を目標にしましょう」

幼少期は読み聞かせから

高橋さん:「赤ちゃん〜小学校入学前の子どもには、最初は読み聞かせが効果的です。現在はタブレット端末で利用できる子ども向けのコンテンツやアプリ、電子書籍などがありますが、低年齢の子どもに関しては紙の本がおすすめです。
初めて本と出合う子どもには、大人が理解している『ページ』や『話の流れ』というものの概念がないので、紙の本を使って「本とは何か」を体感させてあげましょう。図鑑などのページをめくり、けん引を活用して知りたいことを自分で調べる、という体験を継続させることも大切です」

子どもに自分で好きな本を選ぶ体験をさせる

高橋さん:「子どもが少し大きくなってきたら、図書館や本屋さんに一緒に行き、読みたい本を探しましょう。家に置ける本の数は限られますが、たくさんの本のタイトルや表紙を見ることで子どもの興味・関心が広がりますし、自主性も育めます。親としても今子どもが好きなものは何か、どんなジャンルに興味を示しているかを把握できるので、読書以外の学習や遊びにも役立つでしょう」

読んだ本について話題にする

高橋さん:「子どもは自分の体験を親と共有することを楽しいと感じます。本をきっかけにコミュニケーションを取れると読書が楽しくなり、もっと読みたくなるでしょう。成長するにつれて、子どもが一人で本を読むことが増えるかもしれませんが、感想を聞くことはぜひ続けてください。チェックするような口調ではなく『面白かった?』など、遊びや食事などを話題にするのと同じように聞けば、子どもも嫌がりません。また、これは子どもの読書力を把握することにもつながります。

読書力は段階的に成長していくものですが、『文字は読めるけれど文章が理解できない』『文章は読めるけれど物語が理解できない』など、何らかの理由でつまずいてしまうこともあるものです。このつまずきを放置してしまうと、本を楽しいと思えなくなり、読まなくなってしまうこともあります。感想を聞くことで、子どものつまずきを把握し『絵が多い本にする』『「短めの本にする』などレベルに合わせた本を選ぶことができるのです」

コミュニケーションの取りやすさと、
集中しやすさのバランスが取れた家を

親子で一緒に本を楽しめる空間づくり

高橋さん:「ここまで説明してきた通り、子どもが本を好きになるためには親子のコミュニケーションが欠かせません。そのためには家づくりの工夫も必要です。読み聞かせをしたり本の感想を話し合ったりできるように、家づくりにおいては、親子が一緒に過ごせる読書スペースを設けると良いでしょう。リビングやダイニングのすぐ手が届くところに小さな本棚を置くだけでも、共用の読書スペースになります。

読書スペースには本だけを置くのではなく、クレヨンやはさみ、のりなどの道具も近くにあると良いでしょう。本を読みながら出てくる動物や乗り物などの絵を描いたり、折り紙を折ったりできると、子どもの遊びの幅が広がり、より読書が楽しい時間となります。

子どもが一人で本を読んで遊んでいるときは、様子を見守りたいものですが、家事などで忙しく手が離せないこともありますよね。特に子どもが小さいうちは、キッチンや洗面室などの家事スペースと子どもの遊ぶスペースが近くにあると、ちょっとした時間に様子を見ることができて安心です。子どもが本を読み終わって『面白かった!』など感情が動いたときや何かわからないことがあったときも、すぐ親に話しかけることができます」

一人で本を読みたいときは、集中できる環境を選べるように

高橋さん:「子どもが一人で集中して本を読めるよう、周囲の視線などが気にならない場所をつくってあげることも大切です。開放感がありすぎると落ち着きませんので、ソファの隙間、段差など、秘密基地みたいな感覚で過ごせる余白をあえてつくっておきましょう。低めの本棚で空間を仕切り、裏側にクッションを置くなど、ちょっとしたおこもりスペースをつくるのもいいでしょう」

フレキシブルに使える読書スペースは、勉強や大人のリモートワークにも便利

高橋さん:「リビングやダイニングを読書や勉強のスペースと兼ねるのは、子どもの様子が見えやすいので良いのですが、ダイニングテーブルを使うと食事の準備などで毎回片付けるのが大変ですよね。リビングの隣などに子ども専用スペースを設ければ、作業を途中で中断させやすく、子どもが自分のペースで片付けできます。

また、スライドドアなどの開け閉めで、リビングと一体化した空間にも独立した個室にもできるスペースを設ければ、音を遮断し集中して作業ができるので、小学校高学年の子どもの勉強や大人のリモートワークにも使いやすいのでおすすめです」

家に大きな本棚を設けて大人も子どももワクワク

ここまで高橋さんにお話を伺ってきましたが、本棚があるかどうかという点は子どもの読書習慣を育む上で、重要な要素のようです。しかし、家に置ける本棚の大きさはどうしても部屋の広さに左右されてしまうものです。ダイワハウスの「xevoΣ(ジーヴォシグマ)」は、天井高が2m72cm(一般的な戸建住宅は2m40cm)あるので、背の高い大きな本棚を置いても圧迫感を感じにくいのがうれしいポイント。

たくさんの本を置くことができれば、家族全員で読んでいる本をシェアすることができるので、子どもの興味・関心の幅が広がりやすくなり、読書への意欲を高めることもできます。家族が自然にリビングに集まり、それぞれ好きな本を手に取って読み、本の感想を話し合うという……、読書が暮らしの中にある住まいをつくれるでしょう。

ロースタイルリビングで、おこもり感&くつろぎ度をアップ

床の位置を下げた「ロースタイルリビング」もおすすめです。段差を利用して本棚を設ければ収納力を確保できますし、リビングスペースにおこもり感が生まれ、子どもが読書や勉強に集中しやすくなります。

さらに、床を畳やカーペットにすれば自由な姿勢でリラックスして本を読むことができるので、特に小さな子どものいるご家庭におすすめです。床を一段下げることで緩やかにゾーン分けができるので、本などがリビングスペースの外に散らかりにくく、整理整頓の習慣づけにもつながるかもしれません。

まとめ

今回は、子どもの読書習慣を育むための工夫や、住まいづくりのポイントについてご紹介してきました。親自身が子どもの頃にあまり本を読んでいなくても、子どもの読書習慣は育むことができます。一番大切なのは子どもが好きな本を共有し、家族で一緒に楽しむ、ということ。自然なコミュニケーションが生まれる住まいが、読書習慣がある暮らしをサポートしてくれます。ぜひ参考にしてみてください。

Profile

子育て・教育 ガイド

高橋 真生さん

子育て・教育ライター、学びと読書のアドバイザー。教員・図書館司書・絵本専門士の知識と経験をいかして、学習支援・読書支援を柱にした「学びの楽しさ」を、さまざまな角度から発信している。

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