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ピアノ演奏の効果とは?子どもはもちろん、大人にも続けてほしい理由

Part1演奏経験の多さも演奏したい楽器もトップはピアノ

楽器の演奏経験の中で最も多いピアノは、今後演奏してみたい楽器でも1位に選ばれるなど高い人気を誇ります。音を出すのにも練習が必要な楽器とは違い、鍵盤をたたけばきちんと音が出る安心感も始めやすいポイントです。

全国20〜60代の男女を対象にした楽器演奏についての調査※1では、全体の42.3%の人が「今後演奏してみたい楽器がある」と答えており、そのうち、今後演奏してみたい楽器は「ピアノ(電子含む)」が全体の23.8%と最も多くなっています。

引用元:株式会社クロス・マーケティング「楽器の演奏に関する調査(2024年)」

また、同じ調査では約5割の人が、「楽器の演奏経験がある」と答え、3割以上の人が「ピアノ(電子含む)」を演奏したことがあると答えています。特に女性は半数近くの人が演奏経験があるようです。しかし楽器の演奏経験がある人のうち、現在も演奏する人(ずっと続けている、中断したが今も演奏はする、最近始めた人の合計)は男女とも2割程度で、以前はピアノを習っていたが途中でやめてしまい、弾かなくなった人も多いことが予測されます。

ピアノをやめる時期や理由はさまざまですが、特に子どもの場合は「学校生活が忙しい」「学習塾や受験勉強が忙しい」など、小学校や中学校で生活環境が変わり、興味の対象がほかに移ったりレッスンの時間がとれなくなったりした影響もあると考えられます。

一方、同じ調査で今後演奏してみたい楽器もピアノがトップ。正確な音を出すのにも練習が必要なことが多い管楽器や弦楽器に比べ、鍵盤をたたけば正確な音が出るピアノは子どもも大人も取り組みやすい楽器といえます。

実はピアノの演奏は脳の発達やストレス解消に期待できるなど、子どもにも大人にも多くのメリットをもたらす趣味の一つ。今からでもピアノを始めたくなるさまざまなメリットをご紹介します。

※1株式会社クロス・マーケティング「楽器の演奏に関する調査(2024年)」

Part2演奏を続ければ脳に好影響。ピアノ演奏の効果とは

ピアノ演奏は音感・リズム感など音楽分野の能力を向上させるだけでなく、ストレス緩和や脳のさまざまな機能の活性化にも役立つとされています。脳の発達過程にある子どもだけでなく、大人でも脳への効果が期待できるのもメリットでしょう。

音感・リズム感が向上しやすい

ピアノの演奏により期待できる代表的なメリットとして、音感やリズム感が向上しやすいことが挙げられます。特に子どもの場合、聴覚は一般的に4〜6歳頃に発達のピークを迎えるとされ、ピアノ演奏に限らず音楽に親しむ経験は早くから始める方が発達に役立つと考えられます。中でもピアノは鍵盤をたたくと正確な音が出せるため、音感を養うには適した楽器といえるでしょう。

また、音感やリズム感の発達は音楽分野だけでなく、体を動かすダンスやスポーツの上達にも役立つとされています。

加えて、音楽と言語は脳の活動領域で重なる部分が多く、音楽の音程やリズムと言語のイントネーションやリズムは類似した脳の働きで理解されるといった指摘もあり、ピアノ演奏は言語の学習への効果も期待できます。

なお、音感の習得については3歳くらいまでの経験で決まり、幼いときに音に触れていないと、大人になってからは限界があることがわかっています。ピアノでなくとも、テレビや動画で歌を聴かせるなど、多くの音楽に触れる体験はできるだけ幼いときから始めておくと良いでしょう。

ストレス緩和につながる

ピアノで自分が好きな曲を楽しんで弾く、演奏への集中力を高める、演奏で感情を表現するなどの体験は一般的にストレスの緩和につながるとされます。

さらにピアノ演奏や粘土成形、書道という創作活動はストレスの緩和につながり、さらにこれら3つの創作活動の中でもピアノ演奏が最もストレスの緩和に役立つということを示した研究もあります※2

※2Toyoshima, Kumiko & Fukui, Hajime & Kuda, Kiyoto. (2011). Piano playing reduces stress more than other creative art activities. International Journal of Music Education. vol. 29. 257-263.

また、ストレスは脳の老化につながります。ピアノ演奏を楽しむことで、ストレス状態から解放され、脳の衰えを防ぐことができる点もピアノ演奏の大きな魅力といえるでしょう。

脳の活性化への期待

ピアノの演奏には脳のさまざまな機能を連携させて使う必要があり、脳の活性化に役立つと期待されています。しかも脳は学習や経験によって生涯にわたって構造や機能が変化するとされ、年齢を問わずピアノ演奏は効果的といえます。

空間認識能力

鍵盤の位置を的確に把握し、必要な音を適切なタイミングで出せるようにピアノを弾くことは、演奏者の空間認識能力を高めるとされています。この力は幾何学など数学的な概念とも関連するため、子どもであれば、図形問題や文章問題など数学的思考力の向上につながります。

微細運動能力

ピアノ演奏は、それぞれの指を異なる力加減やタイミングで精密にコントロールする必要があり、手や指を自在に動かす微細運動能力の向上が期待できます。これはキーボードをタイプする、文字を書く、箸を使うなどの動作にも役立つ能力です。

記憶力

楽譜を見ながら演奏する際には、主に情報を一時的に保存して処理する「ワーキングメモリ」が活発に働き、曲をマスターするときには長期記憶への定着が行われると考えられています。ピアノ演奏で記憶に関する働きを担う海馬が発達することで、記憶力の向上も期待できます。

判断力や情報処理能力

楽曲をもとに左右の手や指を動かして鍵盤をたたき、ペダルを踏み、音階やリズムが合っているかを判断するなどを繰り返すことで、判断力や情報処理能力の向上が期待できます。特にピアノ演奏は右手と左手で別の音階・リズムを奏でるなど、複雑な動きを連携して行う点は他の楽器にはない特徴といえます。

高齢者の認知・脳機能の向上

楽器演奏初心者の高齢者が鍵盤楽器の練習を行った結果、認知・脳機能が向上したという研究※3もあり、高齢になって楽器演奏に取り組んでも脳への効果が期待できます。さらに練習を継続すると認知・脳機能が維持できるという追加研究も発表されています。

※3Wang, X., Yamashita, M., Guo, X., Stiernman, L., Kakihara, M., Abe, N., & Sekiyama, K. (2025). Never too late to start musical instrument training: Effects on working memory and subcortical preservation in healthy older adults across 4 years. Imaging Neuroscience, 3, IMAG.a.48.

継続は力:高齢期に始めた楽器練習の効果―4年の追跡研究で見えた脳・認知機能維持―

成功体験を積み重ねる

ピアノの演奏が上達する、人前で演奏して褒められるなど、ピアノを続けることは子どもにとっても成功体験を積み重ねる機会が増え、自信や生きる力を養うことにつながります。

また、高齢者の認知症が進んで人の顔や最近の出来事を覚えられなくなっても、自転車の乗り方と同じ、繰り返し練習し身体で覚えた「手続き記憶」であるピアノ演奏は習得することが可能です。こうした演奏の習得が本人の自信につながることによって、認知症の進行抑制になるとも考えられています。

このように、ピアノの演奏は子どもにも大人にも好影響が期待できます。人生をさらに楽しむためにも「ピアノをやってみよう」と思ったら、迷わずチャレンジすることをおすすめします。

Part3音が気になる?ピアノの防音対策方法

「手続き記憶」の一種であるピアノの演奏は、しばらく演奏していなくても少し練習すれば思い出せることも多く、再開のハードルはそう高くないはず。また、最初から始める方にとっても、鍵盤を叩けば音が出るピアノは始めやすい楽器といえます。しかしピアノを上達させるためには毎日の練習が重要です。そこで家でピアノを練習するために重要な防音対策について紹介します。

音楽にこだわった実例

子どもが自宅でピアノを弾ける環境にしよう、一度やめてしまったけれど自分もピアノを再開しようと思っても、演奏の音が周囲にどれくらい聞こえるのかは気になる点。ピアノを近くで聞いたときの音は約80~90dBとされ、これは走行中の電車内や間近で鳴る救急車のサイレンと同じレベルですから防音対策は必須といえます。

今すぐできる防音グッズを導入する

防音効果のあるカーテンに替える

ピアノの音を外に聞こえにくくするには、音が漏れやすい窓部分のカーテンを防音効果のあるものに替えることも検討しましょう。一般的な厚手のカーテンのほか、生地の種類や織り方などで防音効果をより高めたカーテンもあります。カーテンの防音効果は中〜高音域が中心とされ、この音域の音が多いピアノに向いた、窓をしっかり覆えるよう大きめのサイズを選び、窓との隙間がなるべく空かないように取り付けるのがポイントです。ただ、防音効果は生地や厚み、織り方などによりバラツキが大きいので慎重に選びましょう。

吸音材を導入する

窓だけでなく壁にも吸音パネルや防音シートを取り付けると、音漏れ防止に役立ちます。ただしパネルやシートだけでは防音効果は不十分なので、防音カーテンなどほかの防音グッズと組み合わせて使うといいでしょう。

防振マットを敷く

床に置いたまま演奏するピアノは演奏による振動が他の部屋に伝わりやすいため、特に集合住宅に住んでいる人は振動を抑える防振マットを敷くことをおすすめします。また同じ場所に荷重がかかり続けるため、床の補強が必要になる場合もあります。

家づくりを考えるなら防音室の設置も

すでに住んでいる家の防音・防振のほかに、これから家づくりを検討するという人は最初から防音室を設けておくことも考えられます。家の中に楽器の置き場や練習場所がないといった悩みを解消でき、楽器演奏だけでなく、静かな環境で仕事や勉強に集中したいときにも活用できるので便利です。

大和ハウスでは利用目的に合わせて防音・静音のレベルを3段階から選べる、快適防音室&静音室「音の自由区」も設置可能です。例えば防音・静音レベルが中程度の「奏でる家」なら減音目安は55dBAで、100dBAの大きな音でピアノを演奏しても、部屋の外は図書館並みの静けさになる45dBAまで減音が期待できます※4

しかも「音の自由区」は建物との一体設計で、防音室という言葉でイメージされる狭さや閉塞感とは一線を画し、広く明るい空間で心地よいピアノ演奏が楽しめるのも魅力です。

さらに室内の音の響き方もオーダー可能です。大和ハウス独自の音響アイテム「コーナーチューン」は、部屋の角(コーナー)に設置して響きをコントロールできる三角形の吸音材で、高音から低音までバランスのいい音響をつくり出すことができます。「音を響かせたい」場合は設置数を少なく、逆に「音の輪郭をよりクリアにしたい」場合は数を増やして、響きをコントロールすることが可能で、ピアノ演奏に向くとされる「残響時間が長く、響きが豊か」な音響にも設定できます。

<コーナーチューンによる響きの違い>

また、一般的に防音室を設置する場合、部屋の中にさらに防音室を設ける形になることも多く、ゆとりある防音室のためにはより広いスペースが必要になります。しかし「音の自由区」は防音性に優れた大和ハウスの建物をベースに、独自の技術で部屋全体をトータルに防音・静音施工するため、「吹き抜けのある大空間にしたい」「リビング横に設置したい」といった要望に柔軟に対応できるのもメリットです。

※4数値は、弊社で測定した数値(JISA1417:2000 建築物の空気音遮断性能の測定方法に基づく)ですが、性能値として保証するものではなく、使用状況や周辺の環境、間取りなどにより異なる場合があります。dBAは人の感じる音の大きさを表す際に用いられる単位です。

快適防音室&静音室 「音の自由区」

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Part4ピアノを楽しみ、生き生きと暮らせる家づくりを

ピアノの演奏は手や指のトレーニングになるだけでなく、認知機能、記憶力、判断力や情報処理能力など、脳のさまざまな機能の発達や維持にも役立つとされています。誰でも鍵盤を叩けば音が出せて、少し練習すれば「成功体験」が味わえるというところもピアノの大きな魅力です。

また、これから家づくりを考えるなら、子どもや自分たちの将来のために、ピアノ演奏が気軽に楽しめるよう最初から防音室を設けておくのもおすすめです。大和ハウスの「音の自由区」なら建物と一体設計で防音室・静音室がつくれ、長期のアフターサービスも利用できるので安心感があります。「音の自由区」を設置した物件も全国の住宅展示場から探せます。どうぞご利用ください。

快適防音室&静音室「音の自由区」がある展示場はこちら

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お話を伺った方

阿部 和穂さん

脳科学と医薬を専門とする研究者。東京大学薬学部卒業、同大学院薬学系研究科修士課程修了。東京大学薬学部助手、米国ソーク研究所博士研究員、星薬科大学講師を経て、現在武蔵野大学薬学部教授。薬学博士。

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