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生活を考える

ダイワハウス住宅設計室の共働きママが考える子育て住まいTALK:後編

子育て世代の住まいのお悩みを、設計によっていかに解決していけるか?
設計のプロであり、子育てを経験してきた3人のメンバーが語り合いました。
物であふれているリビングをスッキリ見せるには?安全の工夫は?子ども部屋っていつから必要?など、
親も子どもも心地良く暮らすためのヒントは実生活の中に隠れているようです。

村上かをり

住宅事業推進部 西日本住宅設計室 一級建築士

分譲住宅の設計を専門に担当。高校2年生、小学6年生、小学3年生の3人の男児を育てる。5人家族でマンション住まい。

河原和美

住宅事業推進部 西日本住宅設計室 一級造園施工管理技士

分譲住宅の外構設計を担当。小学3年生、保育園年長の女児2人の母。4人家族でマンション住まい。

岸本裕美子

奈良支店 住宅設計課(西日本住宅設計室 駐在)

設計図面作成を担当。小学6年生の男児と小学3年生の女児2人を育てる。2人目を出産した頃に建てた2世帯住宅で、親世帯と共に6人家族で暮らす。

【後編】親と子の毎日は、間取りでもっと楽しくなる!

幼い頃はいつも親と一緒だった子どもも成長するにつれ、勉強や趣味に集中したり友達を家に呼んだりするようになります。また、親の家事を手伝ったりする機会も増えるでしょう。
家族・友人・一人、それぞれの時間を大切にでき、成長を後押しできるような住まいについて、話し合いました。

お手伝いにもチャレンジ。親子のコミュニケーションはキッチンで

対面型キッチンであれば、調理中も子どもとコミュニケーションが取れます

  • 岸本:子どもが小学校に入ると、世話をしないといけないことがどっと増えたように感じます。
  • 村上:1年生の時は特に、初めて一人で学校に行って帰ってくるので、緊張感がありました。子どもが学校から帰ってくると、宿題をさせて、チェックをして、音読を聞き、連絡帳にサインをして、翌日の持ち物を点検。私も仕事から帰宅するとすぐ、家事をしないといけないので、並行して子どもの面倒を見ることになります。だから、家事をしながら子どもとコミュニケーションできる工夫が必要でしたね。
  • 河原:キッチンの位置はとても大事。わが家は古いマンションですが、対面キッチンなのが本当に助かります。夕食の準備をしながら、子どもと話すことができるので。
  • 村上:うちのキッチンは水や換気扇の音が大きくて、話しかけられても子どもの声が聞こえないのが悩みです。子どもはお構いなしにどんどん話しかけてきますが、何度も聞き返しているうちに、機嫌をそこねることも…。ダイワハウスのキッチンは静音仕様のシンクなので、これから家を建てる方がうらやましいです。
  • 岸本:うちのキッチンは広さに余裕があるので、私が作業している横で子どもが座って絵を描いたりしています。時には料理を手伝ってもらうことも。
  • 河原:私も子どもと関われる時間が少ないので、キッチンにいるとよく子どもがやってきます。そんな時、料理してみる?と、お手伝いさせ、横で見守りながら、会話をする。そういう時間を大切にしています。
  • 岸本:けっこう喜んでお手伝いしてくれますよね。
  • 河原:小さい頃は危ないので柵をつけて入れないようにしていたのが、だんだん子どももキッチンに入ってくるようになりました。岸本さんの家みたいに広々としたキッチンに憧れます。
  • 村上:小学校5・6年生になると学童保育がなくなるので、そこで用意されていたおやつが食べられなくなります。学校から帰ってきて冷蔵庫の中から、食べ物を見つけることになるので、子どもがちょっとでも自分で食べる物を用意できるようになればいいなと思います。
  • 岸本:困った時に自分で解決できるように、少しずつ家事を教えていかないといけないですね。
  • 河原:そうですね。危ないと思って炊飯器やトースターなど調理器具を子どもの手が届かない高い所に置いていましたが、お手伝いをするようになって、手が届かないので使いづらいと言われるように。年齢によって、道具のレイアウトを変える必要があります。わが家でもキッチンの配置を変えようと計画中です。
  • 岸本:子どもにも積極的にお手伝いしてもらっていいんじゃないかと思います。最初は失敗もしますが、そのうちできるようになります。安全性の高い機器を入れるなど、子どもが家事に参加しやすい工夫があるといいですね。

回遊できるアイランド型キッチンがあれば、親子の会話もはずみます

  • 村上:対面キッチンもいいですが、回遊できるキッチンだとさらに加わりやすくなりますね。キッチンは料理をする場であり、コミュニケーションの場でもあるので、LDKの中心で見渡せる配置がよいでしょう。

屋外の多目的スペースで、子どもも大人も過ごしやすく

  • 村上:家族が集う空間づくりは大切にしたいですね。それぞれが個々の部屋で過ごしていると、話がしづらくなります。対面キッチンや回遊できるキッチン、リビング階段など、作業しながらお互いの気配を感じ会話できると安心感があります。
  • 岸本:リビング階段でなくても、玄関から階段までにリビングを通るプランもいいと思います。私の家は階段を吹き抜けにしていて、1階から2階に声を掛けられるようになっています。どこに誰がいるのか分かりやすいですし、安心感もあります。お友達が来ても、干渉しないけれど目の届くところにいてほしいので。ただ、毎日友達とリビングで遊ばれるのはちょっと困りますし・・・。

大きな庭をとるのが難しい場合は、玄関アプローチと庭を兼ねた、ちょっとした屋外空間を作ることも可能

  • 河原:うちも土日に友達を家に連れてきて、リビング・ダイニングで遊んでいます。そうすると、私の居場所がキッチンしかなくなってしまうんです。平日は友達を呼べないので、休日くらいは家で遊ばせてあげたいけど…というジレンマ。近くで気配を感じながらも、程よい距離感が保てるような空間があればいいなと思います。
  • 岸本:下の子の遊び場はもっぱら近所の公園で、上の子は友達と集まってゲームをしたり話したりすることが多いので、場所はどこでもいいみたい。屋外にあるちょっとしたスペースでも、子どもにとっては遊び場の候補になります。大人にとってはリビングで騒がれるのは疲れてしまうので、敷地内に集まれるスペースをつくって、遊んでもらえるといいですね。困った時は大人に声を掛けるくらいの距離感の方が、子どもも大人も気を遣わずに過ごせるはずです。
  • 村上:子育ての楽しさを実感するのは、子どもが友達を家に連れてきて、楽しそうに遊んでいる姿を見るときだと私は思います。マンションだとリビングを占領されたり、音が気になったり、悩みが多いですが、戸建住宅だと庭や屋外のちょっとしたスペースで遊ばせることができて素敵ですね。現在、子育て世代向けのモデル棟のプランを計画していて、外構を河原さんに描いてもらっています。
  • 河原:今回は南入りの敷地で、道路に面して玄関と庭があります。みんなが過ごせるような屋外スペースがつくりやすいです。ただ、デッキをつくる、スペースを設けるだけでは、活用されません。道路に対して目隠しできる塀や、日よけになる屋根や植栽を設けるなど、敷地の外と程よくつながりながらも、プライベートは守られるような空間づくりが大切です。そうすれば、屋外にも居心地の良い空間がつくれると思います。
  • 岸本:子どもが遊んだり、大人が交流したり、多目的な空間になるといいですね。子ども同士が仲良くなると、親同士も仲良くなって、コミュニティーがどんどん広がります。屋外に多目的スペースがあれば、知り合いが気負わず入ってこられるので、子育て世代の交流もしやすくなるのではないでしょうか。
  • 村上:保育園の頃は子ども同士で誘い合うことはないですが、小学生になると子ども同士が仲良くなって親同士のつながりも一気に広がりますよね。
  • 岸本:わが家は新興住宅地にあって、同級生が隣に住んでいるのもよくある話。子どもたちがきょうだいのように仲良く一緒に遊んでいる姿を見るのはほほえましいですね。顔を覚えれば、他の家の子でも見守ってあげることができるし、反対にうちの子も見守ってもらえる。コミュニケーションの場をつくって、地域みんなで子育てできたらいいなと思います。

オープン収納や趣味に打ち込める空間で子どもの可能性を広げる

  • 岸本:皆さんは子どもに習い事をさせていますか
  • 村上:放課後、時間を持て余さないように、スポーツや英会話、ピアノなどいろいろさせています。今、夢中になってやっているのは、少年野球ですね。

屋外や水回りとつながった土間があれば、室内に持ち込みたくない汚れを最小限に抑えることができます

  • 岸本:習い事をはじめると、物が増えたり、掃除が増えたり大変そうですね。
  • 村上:そうですね。野球の試合から帰ってくると、体がどろどろでザラザラ。バットやグローブ、ヘルメット、シューズなど野球の道具はすべて土間スペースにしまい、身一つになってから部屋にあがらせます。リビングで服を脱ぐと砂が落ちてしまうので、洗面所で全部脱いでシャワーを浴びさせて、その間に掃除機をかけています。体がきれいにならないと、リビングには立ち入り禁止。土間スペースがあるおかげで、室内に入ってくる砂を最小限に抑えられています。
  • 河原:汚れの問題には私も頭を抱えています。私が趣味で油絵を描いている影響で、子どももやりたいと言っていて。絵具が床や壁につくと汚れが落ちないですし、においもかなりあります。子どもの気持ちを考えて、絵画教室に通わせようとは思っていますが、家でも描きたいと言われたらどうしよう…と悩んでいます。
  • 村上:油絵は描いた絵もなかなか乾かないので、しまえないですよね?アトリエのような専用スペースがあると良いのでしょうか。余剰分の部屋があると、子どもの趣味部屋として使えて、いいかもしれませんね。
  • 河原:音楽をされている家庭であれば、防音室があるといいでしょうね。
  • 村上:うちは真ん中の子がピアノを習っていて、アップライトのピアノを4畳半の部屋に置いています。音の問題があって、夜に練習できないのがかわいそうですね。ダイワハウスの快適防音室&静音室「音の自由区」は防音性が高いので、本格的に楽器を演奏する家庭にお勧めです。ピアノやバイオリンなど楽器が複数あると、専用スペースが必要になりますし。

高い防音性能と豊かな音響を叶える、ダイワハウスの快適防音室&静音室「音の自由区」

  • 河原:わが家の場合は油絵ですが、親の影響で子どもが始めた趣味はありますか?

造り付けの本棚には、各自がそれぞれが好きな本や小物を収納。会話のきっかけにもなります

  • 村上:習い事ではないですが、私は本好きで、図書館に毎週通っています。私の分とそれぞれの子ども用に借りてきた本をリビングの本棚に入れていて、読みたい本を持ち出せるようにしています。最近は私の分の本を子どもが読むようになりました。共通の趣味があると、会話が弾みます。
  • 岸本:オープンになっている本棚があれば、本が自然と目に入り、興味を広げるきっかけになりますよね。最近は物を隠す収納スタイルもありますが、本や趣味の道具が見える方が、子どもにとっては新しいことを知れていいような気がします。整然と並べられていれば、オープンな収納でもいいのではないでしょうか。
  • 村上:中を隠す収納だと整理を怠ってしまいがちですが、見えていると整頓する意識が高まるかもしれませんね。オープンな方が取り出しやすいですし。本棚は倒れる危険性もあるので、最初から造り付けても良いですね。
  • 岸本:住まいのレイアウトを考える際、子ども中心になりがちですが、親自身の趣味をもっと取り入れるのも良いと思います。河原さんのご家庭のように、親の趣味を見せると、子どもがやってみたいと言ってくれるかもしれません。子どもが何に興味があるのか知るためにも、たくさん選択肢を見せてあげる必要があるのではないでしょうか。親の趣味に触れることで、可能性を広げ、新しい才能が開花する。子どもの成長を後押しするような工夫を、住まいにたくさん取り入れていきたいですね。

まとめ

キッチンやリビングを工夫して、子どもたち自らがさまざまなお手伝いや趣味に挑戦したくなる環境を整えましょう。また、子ども同士、親同士の交流の場を住まいに取り入れることで、地域で協力して子育てできるようになるかもしれません。

※掲載の情報は、2018年1月現在のものです。/ 記事公開日:2018年1月29日

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