設計力×営業力で
ご要望も提案もすぐカタチに
「アーキテクトアドバイザー」
ひびきの展示場
アーキテクトアドバイザー ※写真右
建築士の資格を持つ営業担当「アーキテクトアドバイザー」は、
お客さまの「こうしたい」を具体的なプランとして描き出します。
ご要望に寄り添いながら、法令なども踏まえた現実的な解決策を考え、図面でわかりやすくイメージを共有。
その積み重ねがお客さまにとっての大きな安心感につながります。
今回は、その役割を担うアーキテクトアドバイザーに話を聞きました。
構造や法規の知識を持ち 、法的な制約を考慮した提案が可能です。また、技術的な説明を平易な言葉で 伝える力があるため、「分かりやすい」と定評があります。
建築士の資格を持つ営業担当だからこそ、お客さまのご要望を図面に落とし込む力があり、イメージのズレが少なくなります。
設計変更や仕様調整にもスムーズに対応。お客さまの「こうしたい」に、すぐに応えられます。
家づくりの頼もしいパートナーとなるアーキテクトアドバイザーは、全国に数十名しかいない専門職です。その強みを探るため、一人のアーキテクトアドバイザーを訪ねました。
長年にわたり注文住宅の設計士としてキャリアを積み、これまでに鉄骨造や木造、平屋から3階建まで、さまざまな住宅を設計。その経験を活かして、設計の専門知識を持つ営業に転身し、住宅展示場を訪れるお客さまをお迎えしています。
「私はお客さまと会話をしながら、ニーズや好みをお聞きして、簡単な図面を手描きしています。他のアーキテクトアドバイザーの中にはタブレットやパソコンを使う人もいますが、共通するのは、ご要望をすぐにプラン化できること。あるお客さまは『希望を伝えてからプラン提案までに時間がかかるケースもある中で、アーキテクトアドバイザーはその場でプラン提案があるので、スピード感が全く違いますね』と喜んでくださいました」
もしイメージが違っても、その場で別のアイデアのご提案や修正を行い、お客さまが納得されるまで一緒に調整。お客さまにとっては住まいづくりの迷いが減るはずです。
ある日、住宅展示場に「ダンススタジオのある家を建てたい」というお客さまが来られました。「多忙なので早く決めて、すぐ建築したい」とのご要望。アーキテクトアドバイザーと営業担当者の2名で対応することになりました。
お客さまは、玄関やスタジオ、居室などの位置を描いたラフな間取り図を持参されていました。それをもとに、アーキテクトアドバイザーが実際の敷地に合わせた図面を起こしていきました。
「図面をご覧いただきながら、『リビングはもう少し広くしたい』といったご要望に合わせて、どんどんブラッシュアップしていきました。そうしているうちに、同居されるお母さまが『ライブラリースペースがほしい』と希望され、その場でリビングの一角に描き足したことも。他にもお母さまの居室近くに水回りをまとめるなど、細やかな工夫を加えていきました」
心がけているのは、まずお客さまの理想をカタチにすること。そこから、土地の条件や構造・性能、法規、予算まで踏まえ、プランの完成度を高めていくこと。例えば土地に高低差があれば、盛土や塀など余分な工事費がかからないように、ご予算に合わせた提案を行います。「家庭菜園をしたい」と聞けば、枡(排水管)をじゃまにならない位置へ移すことも。日々の暮らしやご予算まで総合的に考え、バランスの良い提案をしています。
「お客さまには『今日よりも、次はもっと良くなっていますので楽しみにしてください』といつもお伝えしています。途中で課題が生じ、二歩下がることがあっても、最後には必ず三歩前に進んでいますから」
展示場の営業チームには、土地情報に詳しい人、銀行や住宅ローンに強い人、あるいは高級物件に精通した人など、それぞれの得意分野を持つ担当者がいます。そこに設計の視点を持つアーキテクトアドバイザーが加わることで、さまざまなご要望に応えられる体制が整います。「ダンススタジオのある家」を一緒に提案した営業担当者は、当時を振り返って次のように話します。
「あの時は、スタジオを防音室としてつくる必要があり、設計能力の高いアーキテクトアドバイザーと連携して対応することにしました。その場で図面を描くことでお客さまの満足度も高まり、ご来店からわずか1週間ほどでご契約に至りました」
打ち合わせの場では2人で役割を分担。アーキテクトアドバイザーが図面を描き進める間に、営業担当者が住宅保証や住宅ローンについてご説明。その説明が一段落する頃に、できあがった図面を再びお客さまにお見せしていました。
また、アーキテクトアドバイザーが描いたプランは、そのまま実施設計担当者へ引き継がれるため、お客さまにとっては完成までの流れがスピーディーになるメリットも生まれています。
営業担当者・アーキテクトアドバイザー・実施設計担当者がそれぞれの力を持ち寄ることで、提案の精度もスピードも大きく向上しました。個人の強みとチームの総合力を合わせ、「大和ハウスで建ててよかった」と感じていただける住まいづくりをこれからも追求していきます。
※掲載の情報は、取材時のものです。
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