心地よく健やかな空間も、美しく誇らしい
佇まいも、
木は、つくりだすことができます。
だからこそ木の建築物は、人に愛され、
街と調和し、
やがては地域の財産へと
育っていきます。
そして、木の有効活用によって、
持続可能な社会の構築にも貢献できます。
木とともに、木の力を活かしながら、
大和ハウス工業はつくっていきます。
もっと豊かで美しい空間を、街を、未来を。
公共建築物への木材の利用はいま、国策として推進されています。2010年には「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が施行され、公共建築物※については原則としてすべて木造化を図るという目標が掲げられました。
国策による推進の結果、商業施設や事務所などの非住宅系木造建築物が増加。大和ハウス工業では、さらなる気運の高まりを見据えて、中大規模の建築物の木造化・木質化に積極的に取り組んでいきます。
優しくあたたかな風合いや気分が安らぐほのかな香り、
そして柔らかでぬくもりある触り心地など、特有の性能を持つ木材。
ストレスを少なくしたり、疲れにくくしたりするなど、
生理的・身体的な効果が科学的にも明らかになってきています。
木材は、空間内の湿度をある程度一定に保つ自然の調湿性能が備わっています。
また、木材に含まれる成分による悪臭物質の吸着や大気汚染物質の除去、
抗菌効果の発揮なども科学的に確認されています。
木が燃えやすいというのは誤解です。木材はある一定の断面積があれば非常に燃えにくい素材。火がついても表面だけが炭化し、それ以上燃え進まない働きがあります。
従来のコンクリートや鉄に替わる第三の建築材料として集成材やCLT、LVLなどの構造強度が高い木質建材が注目されています。コンクリートや鉄に匹敵する強度を誇り、高い耐震性能を発揮します。
薄く挽いた板を同じ方向に重ねて接着剤で一体化。大断面や湾曲部材を製造できます。
薄く挽いた板を直交に重ねて接着剤で一体化。
新しい木質建材として注目されています。
単板の繊維方向をすべて並行にして接着剤で一体化。寸法の安定性が優れています。