「吹抜」というidea
光と風を取り込むポイントは、「窓を大きくとる」こと。
それを、フロアを超えて考えたのが「吹抜」というideaです。
吹抜をつくると、開放的な空間になるのはもちろん、
高いところに窓がとれるようになり、部屋の奥まで光が伸びる。
また、風も下から上へ上から下へと心地よく通り抜けていく。
都市でも、そんな光と風にあふれる暮らしが実現します。
「格子」というidea
窓を開けると隣の人と目が合うというようなことがないように、
家族のプライバシーを守るポイントは、「視線を遮る」こと。
そのための工夫が、日本家屋にもよく使われていた「格子」というideaです。
格子は遠くから見るとひとつの面(カタチ)に見え、近くからは抜けて見える特徴を持つ。
光を遮ることなく、近隣や通行人からの視線を遮り、
外から見られる不安を解消して毎日を安心して過ごせる。
都市でも、そんなプライバシーを守る暮らしが実現します。
「インナーガレージ」というidea
自宅に駐車場をつくるポイントは、「敷地全体を立体的に考える」こと。
建物により駐車場がとれなくても、
建物の一階を駐車スペースにするのが「インナーガレージ」というideaです、
インナーガレージは、車が風雨にさらされることなく、
乗り降りも玄関から濡れずに行き来できて便利。
駐車場を借りる必要もなく、ムダな出費を抑えて夢のマイカー生活が送れる。
都市でも、そんなマイカーを持つ暮らしが実現します。
「省スペース高耐力壁」というidea
住まいを狭く感じさせないためのポイントは、「空間の抜け」。
そのために、必要な耐力壁の幅を小さくしたのが「省スペース高耐力壁」というideaです。
部屋を一つひとつ区切ってつくるのではなく、室内の壁の張り出し幅を
従来の約半分に抑え、ワンルームとして空間に抜けをつくる。
さらに、窓の配置や大きさを考慮し、
外への抜けもつくることで、空間に広がりが生まれてくる。
都市でも狭さを忘れる、そんな暮らしが実現します。
「ルーフバルコニー」というidea
敷地に制限のある中で部屋を拡げるには、「外の使い方」がポイント。
そこで、部屋の延長のように使えるのが「ルーフバルコニー」というideaです。
最上階に部屋とつながるルーフバルコニーをつくれば、
まるでひとつの部屋のように広がりのある寛げる空間になる。
よく晴れた心地よい日には、住まいの中でもいちばんの特別な場所になる。
都市でも、そんな広々とした開放感のある暮らしが実現します。
「屋上庭園」というidea
自宅に庭をつくるためには、「スペースの確保」がポイント。
敷地に限りがある中、庭のスペースを確保できるのが「屋上庭園」というideaです。
屋上だからこそ、日当たりがよく、また街の眺望を愉しめる場所にもなる。
人目を気にせずゆっくりと落ち着いて過ごせるリビングにもなる。
都市でも、そんな庭のある暮らしが実現します。
「そらべや」というidea
住まいに部屋数を増やすためのポイントは、「空間の有効利用」。
そこで、小屋裏の空間をうまく活用するのが「そらべや」というideaです。
本来は、熱だまりで、狭くてくらい小屋裏空間が、
天井が高く、明るく、開放的な居住空間になる。
夏は暑く、冬は寒い空間が、いつでも快適に過ごせる特別な場所に。
都市でも住まいを隅々まで使え、大家族・二世帯に対応できる、
そんなゆとりのある暮らしが実現します。