斜線制限などの法規制をクリアしながら限られた敷地を活用し、老朽化した家を建て替えたMさまご家族。間取りや動線、プランの収まりなどに徹底的にこだわり、念願のエレベーター付きの3階建て住宅が完成しました。「強度を確保しながら、希望を叶えてくださいました」と、お喜びの住まいをご紹介します。
インテリアの美しさに配慮しエアコンをセットバックして設置。下のパントリーも奥行きが浅くなり使いやすくできるのも計算のうち。テレビ背面の壁の位置はリビングとホールの広さを考慮しながら決めています
切った野菜などを置くためにシンク上部に昇降台を設置。水垂れなどを気にせずに便利に使うことができます。キッチン横には家族で使えるファミリーライブラリーを取り付けました
玄関には壁一面のシューズクローゼットを設置。階段下や玄関奥にも大容量の収納を設けました。食料品などの重い物はエレベーターで運べるため不便を感じないそうです
特殊な「への字梁」を使い広いスペースを確保した3階。造作の本棚の上部にあえてスペースを設けることで小物などが飾れるように配慮して設計されています
椅子に座って作業をする際、背面全体が収納だと圧迫感があるため、収納をカウンターの1/2(45cm)狭めたことも工夫のひとつ。収納内部を見やすくするためダウンライトを斜めに設置しました
1階の奥にあるご両親の部屋。風通しが良いため夏でもそれほど暑く感じずに気持ち良く過ごせるそうです
ダイワハウスでは、各「商品カタログ」や「二世帯住宅」「賃貸併用住宅」「ペット対応住宅」などテーマにあわせたカタログ、またテーマ別の建築実例集もプレゼントしております。 ※お申込み1回につき、それぞれ3冊までお選びいただけます。
決して大きくない家の中にエレベーターの設置をお願いするなど様々な希望をお伝えしたのですが、スタッフの皆さんが上手に形にしてくださり感謝しています。入居して約1年ですが、外の音が気にならないほど静かなのと同時に、我が家の音が外にもれていない安心感もあります。風通しがよいため夏は過ごしやすく、冬も暖かく快適。それぞれの個室を中心に、あるべき所に収納を設けたことで動線が整理され、とても住みやすい家になりました。
営業担当/中川 誠
「限られたスペースの中で、いかにストレスなく暮らせる家にできるか」を考えました。Mさまは設計に詳しく、図面を立体的に把握できる方。打ち合わせで細部までご確認し、設計やインテリアコーディネーターと社内でミーティングを繰り返し、ご提案を行いました。「住んでから不満がない」とお聞きし、とても嬉しく思います。『xevo03』の設計自由度の高さを活かし、ご家族と「Team-xevo」が一体となってつくりあげた住まいです。
設計担当/堤 健太郎
M様は非常に建築に詳しいお方で、間取りのイメージがすでに出来ていらっしゃいました。敷地の間口が5mで、第2種高度地区という厳しい条件の中、M様がイメージしていた3階建てをどのように立体化していくかが本計画の最大のポイントでした。陸屋根と勾配屋根の組み合わせによって法規制をクリアし、限られたスペースを有効活用することができ、また、構造事務所と連携を取って、早期の段階で柱や耐力壁の計画を確定させたことで、お打合せをスムーズに進めていくことができたと思います。約2.2m間口の3階にある廊下と居室は、への字梁によって無柱空間としています。
インテリア担当/小野 由紀子
本棚やカウンターの高さや幅、収納の位置や内部の使い方など、図面の段階で綿密に打ち合わせを行い、デッドスペースの少ない暮らしやすい住まいが完成しました。1階から3階まで床の色を統一したことや明るい色のクロスの採用などで、狭さを感じにくくしています。壁をセットバックして設置した2階リビングのエアコンや収納内を照らすダウンライトなど、細部の収まりや工夫もMさま邸の見どころです。