Mさま&Aさま邸は、完全分離型の二世帯住宅。ご両親のMさまが住む実家を建て替えて、娘さまご家族が同居されました。縦割りのプランなので、両世帯の生活時間やスタイルが違っても、お互いの生活音が気にならず、気兼ねなく暮らせます。「ときどきワインを手に親世帯を訪ね、父の手料理を楽しんでいます」と幸せそうに語る娘さまご夫妻です。
デザインタイルの壁をアクセントに生かした子世帯のモダンなLDK
白をベースにした明るくシンプルモダンな住空間を、光沢を放つ濃い色のフローリングで引き締めた子世帯のLDK。壁掛けテレビの左右に配したモダンなダークグレーのデザインタイル壁がインテリアを引き立てています。キッチンは前のカウンターを高くして、リビングから内部が見えないようにしています。
天然石調のアクセント壁が映える玄関ホール
大理石調フロアも収納扉も「白」ですっきりと美しくコーディネートした子世帯の玄関ホール。天然石調の調湿壁材を貼ったグレーのアクセント壁が、照明に照らされて気品を放っています。
リビングにしつらえた小上がりスペースはお子さま達の遊び場
子世帯のLDKの一角には、4畳半大の小上がりスペースをしつらえました。タイルカーペットは汚れが目立たず、お子さまの遊び場にぴったり。「カウンターにお雛様や五月人形を飾れるようになったのもうれしいですね」とAさま。
広々とした子ども部屋は将来2部屋にできるプラン
小さいうちは、みんなで伸びやかに遊べるよう、子ども部屋は広々としたワンルームに。将来は2部屋に間仕切りできるよう、あらかじめドア、照明、収納を2か所ずつ設けています。
会話が弾む親世帯のLDKご愛用の家具をきれいに収めました
お建て替え前と生活が変わらないように配慮した親世帯のLDK。「ピアノも愛用の家具もサイズを測って、すべて上手に収めてもらえました」とご両親のMさまはお喜びです。お料理が得意なお父様は、娘さまご家族を招いてご馳走を振る舞うことも多いそう。お孫さん達も大喜びです。
書庫とつながる趣味室でクラシック音楽を楽しむ心豊かな暮らし
クラシック好きのお父様のための趣味室。お手持ちの収納家具に、膨大なCDやDVDをすっきりと収納。趣味室から書庫を通って主寝室へとつながる動線も便利です。夏は書庫の扉を開け放つと、南側の窓から主寝室まで心地よい風が通り抜けます。
外観
私たちの話を親身に聞いて、我が家の家族構成や親子双方の生活スタイルをよく理解してくださったことが決め手でした。また、提案プランに工夫があり、子世帯の住まいからは子ども達が楽しく遊ぶ様子が浮かびましたし、親世帯の住まいは庭に花を植えて楽しむことができるなど、二世帯で快適に暮らす生活がイメージできました(Aさま)。
難しい要望を出しても決してNOと言わず、実現できる方法を検討してもらえたのがうれしかったですね。設計担当の小倉さんは、両親と同世代であるご自身のお母様に年配者の気持ちや過ごし方を尋ね、設計に反映してくださるほど親身になってくださいました。打ち合わせも楽しくて、我慢せずにワガママが言えたので、ここまで満足感のある二世帯住宅にできたのだと思います。スタッフのみなさんには、今でも家族のような親しみを感じています(Aさま)。
世帯別にお打ち合わせした際は、内容をお伝えして両世帯で共有していただくなど、こまめに訪問し、家づくりがスムーズに進むように努めました。また、スピードは最大のサービスと考えて、ご質問されたらすぐに回答し、ご不安や疑問が素早く解消するように心がけました。時には難しいご要望に悩むこともありましたが、まず受け止めて、どうしたら実現できるかを設計担当、インテリア担当と相談して解決していきました。
どちらの世帯の暮らしも大切にして平等なプランをご提案しました。玄関ドアは少し離して配置し、お互いのプライバシーに配慮しています。心がけたのは、お建て替え前のお住まいの豊かさをそのまま継承すること。親世帯は以前と同じ南東の角に配置して、生活スタイルも変わらないように配慮。二世帯住宅になっても庭とふれあう暮らしの楽しみが損なわれないよう、ご両親のお住まい側に広い庭を設けました。
親世帯はお手持ちの家具が調和するよう、扉、巾木を濃い色にし、暗過ぎない様、床は明るくして落ち着きのある雰囲気に演出しました。子世帯はご夫婦のお好みのモダンなイメージで内観パースを描いてご提案。天然石調の調湿壁材は、種類も張り方もいくつかパターンをご用意して選んでいただきました。床は濃い色で引き締め、建具は白ですっきりと見せて、明るさ、広がりを出しています。
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