
急行停車駅から徒歩5分の立地に土地を購入し、3階建て賃貸併用住宅をお建てになったHさま。見晴らしの良い3階のご自宅には、富士山が見える中庭形式のバルコニーを囲んでワイドなLDKが広がり、目を見張る開放感です。確かな収支プランのもと、賃貸住戸からの家賃収入を得て、無理なくグレードの高い暮らしを実現されたHさまご夫妻にお話を伺いました。
データ
■所在地:神奈川県 ■家族構成:夫婦+子ども2人 ■商品名:xevo03+R |
■敷地面積:235.51m² (71.2坪) ■延床面積:352.86m² (106.7坪)1階:120.61m²2階:118.93m²3階:113.32m² ■竣工年月:2011年3月 |



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玄関ホールは大理石調のフロアで明るさと気品を
美しい光沢を放つホワイトの大理石調フロアがひときわの気品を生む玄関ホール。シューズボックスが、木の温もりと落ち着きを醸し出しています。左手にホームエレベーターも設置
階段下に大きな地窓を設けて開放感を
階段下の壁には横に長い明かり取りの地窓を設けました。花瓶や調度品を飾ったり、フロアランプの灯りを楽しんだり、ちょっとしたディスプレイのスペースにもなって、玄関ホールの表情を豊かにしています
1階の通路に並ぶドアは賃貸住戸の玄関
1LDK×5戸の賃貸住戸は、土地を有効に使える重層長屋タイプに。2階のご入居者も1階に並ぶ赤茶色の玄関ドアから自分の部屋に上がります。自宅と賃貸のアプローチを別々にすることによって、オーナーさまのプライバシーを守っています
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半透明のスクリーンパネルで明るく間仕切り
1LDK(40㎡強)の賃貸住戸は、ホワイトクロスとナチュラルなフローリングで、明るくすっきりとコーディネート。LDKと寝室の間仕切りには半透明のスクリーンパネルを採用して視線を遮りつつ、光を透過させて部屋の広がりを演出しています
キッチンはご入居者に人気の対面スタイルを採用
キッチンは賃貸市場で人気の高い対面式にし、吊り戸棚もつけて、収納力も確保しました。プランのベースはダイワハウスがご提案。Hさまはご自身でも賃貸市場のトレンドを調べて、ガスレンジは2口コンロにされました
洗面所は独立させて、洗濯機置き場も設置
広々とした洗面所は女性のご入居者に喜ばれるポイント。そこで洗面所は独立させて広く取り、コンパクトながら機能的なデザインの洗面台を設置しています。内装は清潔感のある白をベースにコーディネート。洗濯機置き場も設けました
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「光の筒」の階段で玄関まで明るさを
1階まで「光の筒」になった階段室が住空間に明るさをもたらし、ガラスの壁で視線が抜けることで広がりを感じさせます。「子どものお友達が遊びに来ると、この階段が楽しいらしく、遊び場になっています」と夫人
リビングの一角は可動パネルで客間にも早変わり
LDKは約30畳あり、伸びやかで開放感いっぱい。リビングの一角は必要に応じて可動パネルで仕切れるようになっていて、書斎のように使ったり、泊まりの来客時には客間になったりします
カリン材の突板フローリングが味わい深いリビング
光沢のあるカリン材の突板フローリングが美しく広がるLDK。「インテリアコーディネーターの児玉さんが私たちの好みのテイストを把握して、的確なカラーや素材を提案してくれました。センス抜群で、お任せして大正解でしたね」と笑顔のご夫妻
自然石のアクセントウォールが映えるリビング
「なるべく家具を置かずにすっきりと暮らしたい」というご夫妻の要望に応えて、テレビボードの後ろ側に両サイドから出入りできる収納力たっぷりのリビング収納を設置。テレビの背面の壁には切り出しの自然石をあしらい、気品漂うインテリアのアクセントに
両サイドから出入りできるリビング収納
リビング収納は両サイドから出入りできるウォークインのスタイル。絵本や生活用品などをここにすっきり収納。「リビングが子どもたちのもので雑然とならないのは、近くにさっとしまえるこんな収納スペースがあるおかげです」と夫人
陽光に包まれた、木の温もり漂うダイニング
オープンタイプのDKには、明るく陽光が差し込みます。木の温もりを生かした内装に、北欧デザインのペンダント照明がお似合いです。「キッチンをぐるりと回遊できる家事動線も便利」と夫人。正面に見える壁にはニッチを設けて、調度品が飾れるようにしました
中庭を囲む明るい暮らし
リビング、ダイニング、子ども部屋をコの字にレイアウトし、真ん中に中庭の役割を果たすバルコニーを設けました。プライバシーを保ちながら、視線が抜ける開放感と明るい暮らしを上手に実現しています
富士山が眺められる「エアリビング」
ダイニングやリビング、子ども部屋からも出られる中庭は、自宅でリゾート気分が味わえる「エアリビング」。3階なので見晴らしもよく、天気の良い日には富士山が眺められます。「ホームパーティーのときなど、よくここでバーベキューも楽しみます」とご夫妻
子ども部屋は将来、2部屋にできる設計
子ども部屋は将来2部屋にできるよう、入り口を2カ所に設けました。壁には蝶々や鳥かごのステンシルを貼って愛らしく演出。子ども部屋も中庭に面しているので、キッチンやリビングから中庭を通して、ここで遊ぶお子さまの様子が見渡せます
バルコニーともつながるホテルのような洗面所
大理石タイル調のホワイトの床に、ダークな木目扉の洗面化粧台でコントラストをつけた洗面所。前面の大きなミラーで視線の広がりを生んでいます。ここから外のバルコニーに出て、洗濯物が干せます。
窓の外に坪庭を配した露天感覚の浴室
浴室の壁は、洗面化粧台の扉と揃えてダークな木目調に。大きな窓を開けると、そこは坪庭。木格子のフェンスで目隠しされているので、人目を気にせず、露天のような開放感と心地よい風通しが得られます
トイレの外におしゃれな手洗いカウンターを
トイレの外には、おしゃれな手洗い台を設置しました。赤茶色の木製カウンターにホワイトのミニボウルがかわいい雰囲気。ブラウンのアクセントクロスにかけた楕円ミラーともマッチしています。外から帰ってきた子ども達は、ここで手を洗うのが習慣に
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所有するワンルームマンションを賃貸に出していたこともあって、いつかアパートを買って本格的に賃貸経営がしたいと思っていました。そういう志向があったので、格好の土地を見つけたとき、賃貸併用住宅を建てようと思いました。家賃収入をローン返済に充てることで、環境、立地、住居ともに恵まれたワンランク上の暮らしが無理なく実現できるからです。自己資金、親からの援助、融資を使い、土地から購入しての大型計画でした。


16社に相談した中でダイワハウスが最も熱心でした。独自に市場調査をして、「このエリアにワンルームは供給過剰なので1LDKにしましょう」と提案してくれたことが信頼感につながりました。戸数が減って利回りが多少下がっても、長い目で見て空室になるリスクが少ない方がいいという判断です。また、南にマンションが建っているのを踏まえ、見晴らしのよい西側に中庭(バルコニー)を提案してもらえたことも決め手になりました。


愛車が雨に濡れないよう、ビルトインガレージは必須でした。また、賃貸住戸と自宅のアプローチを離してプライバシーを保ちたいと要望しました。3階の自宅はなるべくリビングを広くして、家具を置かずにすっきりと暮らせるようにしたいとお願いしました。こだわったのは、カリン材の突板フローリングとウォールナットの突板建具など本物の素材感です。リビング収納の壁には自然石を用いるプランも「グレード感がほしい」という要望を叶えてくれたものです。


土地にかなり費用がかかったので、「土地を有効に使えるよう、賃貸部は玄関を全て1階にする重層長屋タイプにしましょう」という提案は思いにかなったものでした。ビルトインガレージの中に自宅玄関を設けるプランも合理的でした。また、階段室の手すり腰壁を透明にして光を透過させ、玄関から三階までの視線の抜けを確保する発想はさすがだと思いましたね。階段を「光の筒」にしたことで、玄関ホールも暗さを感じさせません。


見晴らしのいい3階の自宅で「中庭」のある暮らしを楽しんでいます
気密断熱性能が高いので、冬も床暖房のみで暖かく、快適に過ごしています。見晴らしが良い3階が自宅なので日当たりがよく、自然の風通しも十分に得られます。妻は家事動線がよく考えられていることに感心していて、特に対面式キッチンは回遊できるので移動が便利だと喜んでいます。私は富士山が眺められるバルコニーでくつろぐひとときが気に入っています。リビング収納のおかげで、LDKにモノがあふれず、すっきりときれいに保てるのもうれしいですね。


どこよりも熱心な姿勢に、最初から好印象を抱きました
ダイワハウスは、現地を何度も見に来て、この立地を最大限に生かしたプランを提案してくれました。スタッフの方々の熱心で親身な対応に、最初から好印象を抱きましたね。また、こちらの要望を丁寧に聞いてくれるのはもちろん、手持ちの家具や調度品のテイストを把握し、サイズもくまなく測ってプランに反映してくれるなど、本当にきめ細やかで誠実でした。賃貸入居の繁忙期に間に合うよう、タイトなスケジュールに対応してくださったことにも感謝しています。

横浜北支店 住宅営業所
営業担当 遠藤勇己
富士山が見えるのに気づき、西側に中庭形式のバルコニーをご提案しました
賃貸併用住宅ということで、ダイワリビングと連携して市場調査を行い、ご自宅と賃貸部の広さのバランスを考えた間取りと賃貸戸数を提案しました。3階のご自宅は、日当たりが良い南面にメインの窓を持ってくると周囲のマンションから丸見えになります。そこで対策を考えようと、更地の状態のとき近くのマンションに何度も上って周囲を眺め、西側に富士山が見えるのに気づきました。この景観を生かそうと、西側に中庭的なバルコニーを設けるプランをご提案して、とてもお喜びいただけました。

横浜北支店 住宅設計課
設計担当 佐川祐介
「プライバシー」と「視線の抜け」の両立がポイントです
Hさまは建てたい賃貸併用住宅のイメージを明確にお持ちでした。Hさまの思いを汲み取り、期待にお応えできるように、間取りや窓の位置から配線などの細部に至るまで工夫を凝らしました。開放的なリビングには可動間仕切りを設けることで、必要に応じて書斎のように使ったり、客間にしたりと多目的に使える設計にしています。また、「プライバシー」と「視線の抜け」を両立させて、開放感のある間取りを実現したこともポイントです。ダイニングからもリビングにも面した「エアリビング」を、あえて西向きに設置したことで、プライバシーを確保しながら見晴らしの良い暮らしを叶えることができました。

横浜北支店 住宅設計課
インテリアコーディネーター
児玉リュウ子
天然木の温もりや自然石の気品を生かしてコーディネート
「高級感があって飽きの来ないインテリア」がHさまのご要望でした。そこでHさまのお好みのテイストをお手持ちの調度品や家具から把握し、それに似合うコーディネートをご提案しました。LDKの床にはカリン材を使い、ウォールナットの建具と合わせて、天然木の質感を生かした温もりのある内装にしています。また、リビングに入ると正面に見えるリビング収納の仕切り壁には、「ライムレマン」という切り出しの自然石を貼って、ホテルのような気品を醸し出したのも気に入っていただけました。

横浜北支店 住宅工事課
工事担当 八馬洋一
現場でもご要望をお聴きし、柔軟かつスピーディーに対応
Hさまは工事現場によく足を運んで私たちスタッフをねぎらってくださり、その姿勢からもお住まいづくりへの熱心さが伝わってきました。その思いにお応えすべく、現場でもご要望にその場で応えて細かな仕様を変更するなど、柔軟でスピーディーな対応を心がけました。また、周囲のマンションにお住まいの方々にはあらかじめ詳しい工事の予定をお知らせするなど、近隣への配慮もしっかり行った点もHさまにご満足いただけました。今後もアフターサービスなどで、良いお付き合いを続けていきたいと思います。
※所属等の情報は、平成25年3月現在のものです。
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