結婚してから賃貸マンションにお住まいだったKさまご夫妻。お仕事の忙しさがひと段落した2~3年前から家づくり計画をスタートされました。ブラウンと白を基調とした内装に、イタリア製のタイルや天然石、輸入クロスなどをあしらって、希望されていた通りの、シンプルモダン+華やかさのある「長く住んでも飽きのこない住まい」が完成しました。
門扉両サイドの塀には、趣味で焼き物の絵付けをしている妻の提案で、器をイメージした丸い焼き物をあしらっています。「施工現場に立ち合わせていただいて、色や配置のバランスまで細かく調整したんですよ」
玄関には、大容量の収納スペースを確保。土間部分には、外で使用するものを、壁に取り付けた棚には靴を、一番奥には外出用の上着などを掛けられるクローゼットを設けているので、出入りに必要なものは全部ここに置くことができます
玄関を入ると、正面の壁に貼ったタイルが印象的なKさま邸。「家の顔ともいえる場所に、華やかな奥様の雰囲気にぴったりの、大胆な柄の大きなタイルを取り入れたくて、ぜひ使いましょうとご提案させていただきました」(設計担当)
年齢を重ねて住み続けても飽きない、シンプルモダンな洋風のテイストの内装デザイン。やや赤みの強いシックなブラウンを基調に、床や建具の色を統一しました。キッチンからリビングまでひとつながりの大空間なので、開放感も抜群です
リビングのテレビ背面の壁の裏側には、日用品をたっぷりしまえる大容量の収納スペースを設けました。「テレビの左右どちらからでも入れるので、ものの出し入れがしやすくてとても便利です」(Kさま)
廊下から洗面室、ユーティリティ、キッチンは直線でつながり、LDも含めればぐるりと回遊できる間取り。「この動線は夫が熟考してくれました。移動がしやすいので、家事が楽になりました。暮らしやすい家です」(妻)
「仏間が必要」との希望で、LDKに隣接して和室を確保。モダンな内装デザインに合うよう、半畳畳と花柄の襖・カーテンでコーディネート。「襖の柄とカーテンの柄を合わせているんです」(妻)
心を落ち着かせてくれるパープルを基調に、上品なストライプの輸入クロスをニッチやパネルに使用してコーディネートした寝室。「住宅展示場で見たイメージを再現してもらいました。一番お気に入りの空間です」(妻)
寝室に隣接して、大容量のウォークインクローゼット(しまいごこちイージークローク)を設けました。衣類を掛けるハンガーパイプや、小物をしまうための棚板を使い勝手よく計画。姿見も取り付けたので、身支度にも便利なスペースとなりました
2階ホールにも洗面台を設置。大胆な柄のクロスをあしらい、ホテルライクな印象に仕上がっています
ダイワハウスでは、各「商品カタログ」や「二世帯住宅」「賃貸併用住宅」「ペット対応住宅」などテーマにあわせたカタログ、またテーマ別の建築実例集もプレゼントしております。 ※お申込み1回につき、それぞれ3冊までお選びいただけます。
「部屋の配置を考えたり、図面を書いてみたりするのが好きなので、その部分はとても楽しかったです。しかし、設備選びや内装のパーツ選びは、私の提案は却下されてばかりで(笑)。後半は妻に任せました」(夫)「図面ではイメージできないことも多かったのですが、模型で視覚化できるようになって実際に設備やクロス、カーテンを選ぶ段階が楽しかったです」(妻)
営業担当/和田 大佑
Kさまご夫妻のご要望にプラスαを盛り込んだプランをご提案しました。さらに、飽きのこないベーシックな洋風のデザインに、ご夫妻の華やかなイメージをプラスできるよう、設計担当と協働。ご提案したプランのほとんどを採用していただけました。わかりあえ、ご一緒につくり上げていったお宅だと思っています。
設計担当/伊藤 崇
敷地を考慮し、どうしたら暮らしやすい間取りになるか、タイル、石、クロスなど違う素材の組み合わせをいかに美しく仕上げるかに苦労しましたが、思い通りの完成を喜んでいただくためと思えば苦になりませんでした。玄関には、奥さまのイメージに合わせて華やかな印象を加えたいと、イタリア産のタイルを提案。美しく仕上げるために何度も現場に足を運びました。ご夫妻らしさがにじみ出る個性的なお宅になりました。
インテリア担当/佐藤 幸代
「飽きがこないこと」を重視されていたご夫妻でしたので、つくり込み過ぎないことを念頭に置き、床材や建具の色を統一してシンプルに。リビングの壁に天然石を張ったり、玄関の壁に大胆な柄のタイルをあしらってデザインのポイントとしました。センスに共感できたこともあり、女性同士楽しみながらご相談を重ねたことで、ご満足いただける仕上がりになったのではないでしょうか。